因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

八月納涼歌舞伎 第三部「狐花 葉不見冥府路行」

2024-08-10 | 舞台
*京極夏彦脚本 今井豊茂演出・補綴 公式サイトはこちら 25日まで 歌舞伎座 題名は「きつねばな はもみずにあのよのみちゆき」と読む。京極夏彦が小説家デヴュー30周年の年に、初めて歌舞伎公演のために書き下ろした。「憑き物落とし」によって事件の真相を解き明かしていく「百鬼夜行」シリーズの主人公・古本屋の店主の京極堂こと中善寺秋彦の曽祖父である中禪寺洲齊(松本幸四郎)が、江戸の作事奉行・上月堅物(中村 . . . 本文を読む
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