因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

続『神様の夜』

2007-07-01 | 舞台番外編
 恵比寿のSiteで上演中のKAKUTA『神様の夜』は、今夜がA,Bプロの千秋楽。川上弘美の原作『神様』がラジオドラマで放送されたのは・・・と調べたら、わかりました。NHKの「FMシアター」で最初の放送は2002年4月6日だった。手元にある中公文庫の裏表紙には「4/7/02」の鉛筆書きが。あら、わたしは放送の翌日、原作を買っていたのですね。半年後に再放送されていて、途中うとうとしながら聴いたことを思い出した。川上弘美の短編には、人が寝起きして食べたり飲んだりする生活実感あふれる生き生きしたところと、あの世の人が普通に出て来たり、くまや河童と普通におしゃべりしたりという幻想的なところがふんわりと共存している。7日から始まるC,Dプロがとても楽しみ!

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