新しい年も早やひと月が過ぎました。少しずつ観劇本数が増えていきます。これまでの観劇記事のリンクにつきまして、昨年までは過去記事をコピペしていたのですが、どういうわけかできなくなり、goo blogのヘルプに問い合わせても要領を得ず。観劇年数が長く、本数の多い劇団や劇作家さん、演出家さんのものなど、20本を超える記事があるような場合、都度リンクするのは骨が折れる上に間違いも増えそうなため、(これまでの関連記事はこちら)方式で対応いたします。ぶろぐ画面を長々とスクロールしていただくことになり、あいだに「今月の予定」なども入ってくるのでお読みづらいかと思いますが、何卒ご寛恕のほど。
劇団民藝公演『白い花』ナガイヒデミ作 兒玉庸策演出 『送り火』に続くナガイ作品。1月26日逝去した兒玉庸策のあとを引き継ぎ、丹野郁弓が演出を担う・・・2012年残暑のころ、劇団機関誌「民藝の仲間」の稽古場訪問記執筆のため、はじめて黒川の稽古場を訪れた。このとき小山祐士作『冬の花-ヒロシマの心-』の演出にあたっておられたのが兒玉さん。老舗劇団の稽古場で身の置きどころなく、右も左もわからぬわたしに淡々と自然に接してくださった。公演初日にご挨拶した折、「ありがとう、いい文章を書いてくれて」と労ってくださったことが忘れられない。
*劇団7度(これまでの観劇記事はこちらから)TPAM Fringe参加作品
原作 『大西洋のおとこ』より マルグリット・デュラス作 小沼純一翻訳
伊藤全記構成 ・演出 『dim voices3』
*OM-2×柴田恵美『傾斜 Heaven&Hell』 これまでの関連記事はこちら TPAM Fringe参加作品
*二月大歌舞伎 十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言『菅原伝授手習鑑』より「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」十五代目片岡仁左衛門の菅丞相は鉄板。孫の千之助が苅屋姫を演じる。
*métro公演 唐十郎作 天願大介演出『少女仮面』
宝塚歌劇団の伝説的大スター・春日野八千代役を、元宝塚の男役トップスターであり、唐組公演2018年『黄金バット』、2019年『ジャガーの眼』に客演した月船さららが演じるというリアルな多重構造。
*劇団文化座公演155 三好十郎作 鵜山仁演出『炎の人』
昔むかし、劇団民藝公演、滝沢修主演の同作を観て以来か。このとき、ラストシーンでゴッホに語りかけるのが宇野重吉の声であった。
*名取事務所公演 パレスチナ演劇上演シリーズ『帽子と預言者』『鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラー-』(脚色はデイヴィッド・グレッグ)本邦初演の2本、演出はいずれも文学座の生田みゆき(1,2,3,4,5)。
俳句の予定は次の通り。季題はすでに春のものです。
*かさゝぎ俳句勉強会 「水仙」「寒鴉」
*十六夜句会 「春北風」(はるきた/はるならい)「猫柳」「浅春」
*金星句会 「アネモネ」「絵踏」
*演劇人句会 「針供養」「凍戻る」(いてもどる)(ハテ)詠み込み
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