因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2024年1月の観劇と俳句の予定

2024-01-03 | お知らせ
 明けましておめでとうございます。元旦に能登半島地震、翌2日は航空機事故と大波乱の年明けとなりました。地震の報道には言葉を失い、自分が安全な場所で温かく満たされて過ごしていることに心が塞ぎます。被災された方々が少しでも早く日常を取り戻せることを祈るばかりです。どうかどうか温かく心穏やかに…。

 観劇の予定は以下の通りです。昨年因幡屋通信74号で「劇団新派の波乃久里子推し」を決意しながら、日程がほぼ昼公演の三越劇場『東京物語』には足を運べそうになく、配信(あれば)視聴になりそうです。
*新春アニバーサリー公演~文学を奏でる~ ヴォイスケ主催 1月8日1回のみ 紀尾井小ホール 公式サイトはこちら
 石崎洋司「西行鼓が滝」、山本周五郎「鼓くらべ」
 後者は朱の会vol.3公演の群読を聴いて以来となる。
 歌舞伎座や国立劇場よりも楽しみに喜び勇んで出かける新春浅草歌舞伎だが、今回出演する9人中、一番年長の尾上松也を筆頭に7人が「卒業」するとのこと。若手が次々に飛び込み、挑戦し、そして旅立ってゆく。
*ティーファクトリー 川村毅構成・演出 『ヘルマン』 公式サイトはこちら ヘルマン・ヘッセを題材に、「複数の小説からのイメージ、さらに俳優の身体性、映像を使用しての、ポスト・ドラマとしてヘッセを蘇らせようと思う」(公演チラシより)とのこと。主演に『荒野のリア』(未見)以来10年ぶりの麿赤児を迎え、共演には元宝塚トップスターであり、退団後は『唐版 滝の白糸』(唐十郎作 蜷川幸雄演出)はじめ舞台を中心に活躍中の大空ゆうひ、青年座映画放送部所属で、横井ほぼ全員がティーファクトリー初参加の座組とのこと。(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15)。
*公益社団法人日本劇団協議会主催「日本の演劇人を育てるプロジェクト」文化庁 海外研修の成果公演 公式サイトはこちら 
 鈴木アツト作・演出『みえないくに』鈴木アツト作品のblog記事1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31

 俳句関連の予定は以下の通り。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・枕詞の勉強は12月でいったん終わり、季語の学びに戻ります。今月は「獅子舞」
*十六夜句会・・・今月は極(きわみ)句会との合同で、久しぶりの「ひまわり会館」で。「寒詣」(寒参)、「若水」
*金星句会・・・「福達磨」、「兎」
 親しみのある季語はいくつもあるが、といって簡単に作句できるものは何一つないということに改めて気づきました。
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