*ドラマを読む会はいつもより少し早め、第1週の開催となる。先月から読みはじめたJ.M.シングの『谷の蔭にて』の2回め。実は初回があまりにおもしろかったため、帰りの電車で続きを読んでしまった。
*劇団ロ字ック第5回本公演『鬼蓄ビューティ』
この公演は劇評サイトwonderlandのクロスレヴュー・挑戦編の演目に決定しており、因幡屋も5つ★評価と400字のコメントに参戦いたします。
*声を出すと気持ちいいの会・番外公演『富士幻談』(1,2,3,4,5)
太宰治『富嶽百景』、岡本かの子『富士』をベースにした「情景演劇」とのこと。
今年同劇団の単独公演は今回が最後になるそうで(9月に企画公演あり)、見のがせないところ。
*ナカフラ演劇展
結成10周年を迎える中野成樹+フランケンズが、再演・新作合わせて5作品の中短編をA,B,C3種類のプログラムで上演する。そのうちのCプロにはシングの『谷の蔭にて』が、「きいてごらんよ、雲雀のこえを」のタイトルでお目見え。まったく予想がつかない。
中野成樹が演出した舞台や対談の記事はこちら→1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13
2007~2008年に集中しており、あとは次第に・・・という印象だ。
*新国立劇場小劇場『温室』
ハロルド・ピンターの作品を桃園会の深津篤史が演出する。同劇場の公演で深津の演出が印象深かったのは、岸田國士の『動員挿話』であった。
ピンター作品の記事はこちら→1,2,3,4 舞台をみるより戯曲を読むほうが圧倒的に多い劇作家である。
*14+(フォーティーン・プラス)第10回公演『土地/戯曲』
2008年福岡市で「劇団爆走蝸牛」として結成された劇団が、宮沢章夫をドラマドクターに迎え、劇団名を改称した。6月5日に福岡で幕をあけ、宮崎、東京の3都市を巡演する。
*こまつ座&世田谷パブリックシアター公演『薮原検校』
1973年初演された井上ひさしのピカレスク。戯曲は読んでいるが、上演をみるのはこれがはじめてになる。
*風琴工房code.31『記憶、或いは辺境』
旗揚げから20周年記念公演の第一弾でもある。2004年の本作初演において自分は風琴工房の舞台にはじめて出会い、以後スケジュールに欠かせない大切な存在になった(1,2,3,4,5,6,7,8、9,10,11,12,13)。
家族そろって市川亀治郎が猿之助を襲名する公演に行くつもりだったが、亀治郎人気+香川照之、政明おやこ梨園入りの初舞台の熱気すさまじく、とれたチケットは1枚だけであった。
さぁ誰が家族を代表して新・猿之助、中車、団子に会いに行くことになるのか。
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