劇評サイトwonderlandに拙稿掲載されました。
「夜道の誘惑~シンクロ少女が示すもの~」
昨年晩秋に観劇したシンクロ少女#9『未亡人の一年』が題材ですが、その前年の#8『性的敗北』についても考えることになり、劇評のタイトルも二転三転・・・。「これだ!」と明確に認識したものに向かって書くのではなく、「何か書きたい、何となく書けそう」という予感だけが頼りで、書きながら考えながら迷いながらの「ながら書き」なのですね。
だから時間がかかりますし、行き先もわからず歩き出す無謀な旅のように内容がどんどん変わってゆく。仕上げられるだろうかと不安や恐怖にかられるのは毎度のこと。
前述の「予感」は微かでありながら同時に確かなものであるという説明のつかない感覚であり、この矛盾に満ちた自分は舞台の前では常に無力な存在で、今回も舞台から力を与えられて、出来はともかく最後までたどりつくことができたのでした。
どうかご笑覧くださいませ。
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