田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

ライトアップ建造物巡り総集編・夜の函ぶら探訪・中尾仁彦案内人 

2023年09月12日 02時46分30秒 | 山登り・散策の話

 新函館北斗駅を利用して「楽しもう・道南観光」

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

 丸型ポスト・函館ぶら探訪

函館朝夜景2023年6月22日 

 

行雲流水ライトアップ建造物巡り総集編「夜の函ぶら探訪」中尾仁彦案内人

函館市・箱館歴史散歩の会・主宰 中尾仁彦さん案内の「西部地区ライトアップ建造物巡り」

中尾案内人は80歳を超えてますが健脚です

夜景観光のライトアップ建造物巡りをしながら中尾案内人から教示を受けました

民間企業が権利を持つ「百万ドルの夜景」を知る年代としては 守るには時代に合った努力も必要だということを感じました

函館山展望台から巨大イカが目に飛び込む・・・・話題性などのいろんな工夫が頭を過りました

夜景ファンとして函館市担当部署の奮闘成果・・・これからも期待してます

中尾案内人の探訪主旨

函館山からの夜景は 香港 ナポリとともに「世界三大夜景」のひとつとされています 函館山からの夜景の素晴らしさは必見ですが 麓の西部地区の元町教会群や函館ベイエリアのライトアップされた歴史的建造物のナイトウォッチングも昼間とは違った幻想的な魅力にあふれ もう一つの函館の顔をのぞかせます やさしく照らし出される「灯」に誘われてロマンチックな風景を間近に見る散策に出かけて見ませんか

コロナ前は130人を超えた参加者でしたが 今は30~40人ほどに制限しての気遣い案内です

連載 第206回西部地区ライトアップ建造物巡り

連載 三蹤碑(さんしょうひ)

第206回西部地区ライトアップ建造物巡り(番外編―完)
「函館山からの夜景を魅力的に!」がもたらした建造物ライトアップ作戦◆ 
函館山からの夜景は、香港、ナポリとともに「世界三大夜景」のひとつとされています。函館山からの夜景の素晴らしさは必見ですが、麓の西部地区の元町教会群や函館ベイエリアのライトアップされた歴史的建造物のナイトウォッチングも昼間とは違った幻想的な魅力にあふれ,もう一つの函館の顔をのぞかせます。やさしく照らし出される「灯」に誘われてロマンチックな風景を間近に見る散策に出かけて見ませんか。
日本における建造物ライトアップは、昭和38年に竣工した神戸ポートタワーから広まったとされています。オイルショックの影響により長い間の停滞期を経て、照明デザイナー・石井幹子(もとこ)により昭和64年に東京タワがーライトアップされた頃より全国で注目され、夜間の都市景観を形作る文化として定着するようになりました。
意外と知られていませんが実は函館の建造物ライトアップの歴史に「函館山からの夜景」が大きく関わっているのです。
函館の街の発展は、函館山の最も西部の海側、現在の函館どつく付近から始まり、徐々に函館山山麓一帯に多くの人々が住み始めました。その後の函館経済の発展に伴い、函館駅や五稜郭、さらに昭和の後半からのモータリゼーションの発展により留まることなく東へ東へと人口移動が顕著になります。その結果当初に発展した函館山山麓一帯の西部地域の人口は急速に減少し始め、そのため営みを表す「灯」群も当然減光し、函館山からの夜景に微妙な変化をもたらし始めました。
そこで平成17年、函館市は函館山から見える夜景の魅力をさらなる向上に向けて、石井幹子に調査・提案を依頼し、それらをベースに計画されたのが建造物のライトアップの出発点となりました。既存ライトアップ建造物の再整備5、新規ライトアップ建造物整備10、街路灯の整備促進4路線、街路灯の光源変更2施設、さらに全市レベルで夜間カーテン開放促進の市民参加プログラムも実施されたのです。
市の観光部によれば西部地区と駅前付近中心にライトアップ建造物は、2018年現在31となり、建造物に効果的に光を当てることによって美しく浮かび上がらせ,函館の夜の街を彩っています。
夜間による都市景観を目指して全国各地で建造物ライトアップが行われ、夜景観光の競争が激化しています。しかし各地が決して真似できない最大の函館の魅力は、函館山から街全体を見渡せる夜景のすぐそばの山の麓・坂や函館湾の海沿いにライトアップされた多くの建造物が点在しているのです。すなわち「街」、「山」、「海」,「建造物」がこれほど一体化している地域はおそらく函館だけでしょう。しかも夜景を見た後山頂駅から数分のロープウェーで麓駅に下り、直ちに1時間強で歩いて回遊することが出来る手軽さで楽しむことが出来ます。静かな夜の函館散策もなかなかいいものです、ぜひ堪能されませんか。
写真:建造物だけではなく、碑もライトアップされています。
坂上の旧函館区公会堂と共に坂下の「明治天皇御上陸記念碑(正式名称は三蹤碑(さんしょうひ))は、基坂のランドマークとして夜間に一段と光り輝きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夕焼け・きじひき高原202... | トップ | 夜明けの大沼 2023年9月... »

山登り・散策の話」カテゴリの最新記事