田舎の色彩 田舎都会通信
「千葉浩 テナーサックス」
一昨日 函館山クレモナホールでコンサートが開かれた
会場へはロープウエイを利用する
澄み切った空は快晴 函館市街の夜景も映えた
世界三大夜景 百万ドルの夜景とも称される眺望
奏者の千葉浩さんは 函館西高校卒
演歌歌手・北島三郎さんの母校です
写真左・ハリストス正教会近くに高校があります
コンサートホールは山頂駅にあり
夜景も楽しみながら聴きます
テナーサックスは若い頃 シル・オースチンのダニー・ボーイなどをレコードでよく聴いた
哀愁のメロディーを奏でるテナーサックスは 老若男女を問わずファンが多いように思う
千葉さんは自らバンドを結成し 西条秀樹さんやアグネスチャンさんのバックバンドで活躍した経歴を持つ奏者です
ピアノ奏者・宮入健郎さんは 東京銀座・銀巴里で活躍し 現在は函館で活躍中
シャンソン喫茶・銀巴里は 1990年閉店前 私も数回足を運んだことがあり なつかしい
二人のジョイントコンサートですが 今回は千葉さんにスポットを当てました
中島みゆきさんの「歌姫」 美空ひばりさんの「りんご追分」など 親しみやすい曲も選曲してサービス
千葉あかねさんは声楽家
お父さんのために応援です
私は批評する資格はありませんが
声量 音域の広さ 澄み切った声
素人にもわかるすばらしい声でした
千葉さんは63歳にして初コンサートだそう
函館の友人・仲間のお陰で実現したと 本人が披露
会場は超のつく満員
新聞によれば 楽器演奏だけの収入では生活費を稼ぐことは大変だった時代
アルバイトの仕事先で 右手中指を第二関節から 左手小指を付け根から切断したという
サックスを改良し この困難を努力で乗り越えたという
この日は 障害のある指のことに触れる言葉は ひと言もなし
コンサートは 華やかに終るのが常
でも この日は違った
千葉さんから 家族への感謝 友人仲間への感謝が 涙で声を詰まらせながら 最後に語られた
人情コンサートを思い起こさせる暖かい雰囲気で終演
帰りの百万ドルの夜景が
2回目のコンサート開催を後押しする輝きに思えた
「手作業」
経費節減は人海作戦が一番
機械を使うと豆の収穫はアッと言う間に
ハイ終わり
でも 機械は高額で維持費もかかる
人間だと食事だけで頑張れる
辛い手作業 それとも 楽な機械
どちらを選ぶかは農家の主人が決める
「赤い実」
晩秋は寒さで暮らしが沈みがち
沿道の赤い実が
元気だせと背中を押してくれる
雲南省・大理
大理はペー族の自治州 人口50万を超える
標高が2000mを超える高地だが 暮らしは裕福
昔の中心街・大理古城は
観光地として交通の便がよく栄えている
城内にはお土産屋さんや露店が並ぶ
「大沼の秋 つた」
昼夜の寒暖差が小さく
紅葉の輝きは イマイチ
渋温泉④
長野県山ノ内町 「渋温泉」
高温の源泉が37ケ所 外湯9ケ所が楽しめる湯の街 開湯300年の温泉街を散策すると
日本のよき昭和時代の雰囲気を味わうことができる しかし こういうしなびた温泉街は 維持できるのだろうか
ということも頭をめぐる
目と鼻のような所に同じような湯田中温泉もあり
集客は難儀なことに映る
昔ながらの温泉街を 中国や東南アジアの観光客に楽しんでもらおう
というプランの温泉街も出てきたと聞く
国が観光事業として背中を押さないと
いざという時は ・・・・・・・ という心配がされる
古きよき時代を守る人々に 国の応援は欠かせない
外湯七番湯 別名・七操湯 七つの病気に効果があるという
どの湯も熱いが 特にここは熱い
六番湯 別名・目洗湯美人の湯とも言われ
眼病に効能があるという