大豆選別
私の住む地域の大豆栽培は
稲作の減反政策の落とし子に映る
その減反が 来年から作付する政策に変わる
政策そのものには異議はない
しかし 大豆栽培農家はその影響を受け
作付有無の決断をしなければならない
写真は選別機です
減反政策への転換は
平成6年讀賣新聞に載った川柳を思い起こさせる
「復す田は あるが戻らぬ 子供たち」
水田耕作に見切りをつけた若者は去り
守っているのは高齢者 という農村が増えたのでは・・・
ゴミなどを篩い落とす工程
唐箕の役割をしています
トーモロコシの殻でつくった磨き粉
これを入れると ピカピカとなり艶がでます
粒の選りすぐりをして完了です
屑が少ないと栽培者は
粒が大きいと
大豆は 「畑の肉」とも呼ばれ
肉に匹敵するタンパク質を含有しているという
私も準主食として毎日お世話になっています
大豆は消費量のほとんどを輸入品に頼っているという
減反政策方向転換による栽培者への配慮次第によっては
輸入品に振り回される心配が出てきそう
出荷は60kgの袋詰め
足腰が丈夫でなければ無理な重量です