タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

光明真言曼荼羅 (こうみょうしんごんまんだら)・・・

2023-05-13 18:21:16 | 日記

高野山奥之院に、毎月五千円くらい御布施しています。(無祈願です。お世話になった御礼で)

返礼に、①「高野霊香」、②「弘法大師祈祷札 (紙札)」③「弘法大師御影 (おみえ) ・光明真言曼荼羅」が送られてきます。

画像は、③です。

上部の梵字が、光明真言の梵字です。破地獄曼荼羅 (はじごくまんだら) 、光明真言曼荼羅 (こうみょうしんごんまんだら) 。

毎月御布施して、毎月、御下がりもらうので、①は菩提寺に寄進して、

②③は、たまったら、菩提寺の護摩修法の際に、「はっけん」(魂抜き作法) してもらい、お護摩で御焚き上げしてもらっています。(ちなみに高野霊香は香りが良いので喜ばれます)

この曼荼羅で、密教僧は「観法」しながら光明真言唱えるんですかね?

真言は、ただ唱えるだけなら呪文ですが、密教僧のプロは、観想を入れるそうです。

ただ、見ながら瞑想するだけで、なんとなく良さそうです。瞑想や坐禅は、目つぶるイメージがありますが、目は半眼にして開けときます。今の私は体がクソ硬いので、瞑想も坐禅もしませんが・・・。

光明真言は、真言宗ではもっとも功徳があると言われています。供養・回向 (えこう) では必ず唱えます。「地獄に堕ちた亡者も、光明真言土砂加持すれば、たちまち成仏する (亡者の生前の罪障は消滅する) 」と言われる・・・と言います。(それくらい功徳があると言うたとえです)

「おんあぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん」

読経・真言は、真言宗の場合、高野山の坊さんが、頭一つ抜けています。

お勤めの回数が多いせいか、声がよく通ります。もちろん、へたな坊さんもいますが、堂に入っている坊さんは、若くてもよく声が通ります。

われわれ檀信徒は、真言宗檀信徒勤行次第しか唱えませんが、坊さんは理趣経を中心に勤めていきます。シンバルみたいな鳴り物鳴らすので、慣れていない人はびっくりすると思います。

高野山も20年くらい前までは、先祖供養・菩提供養のメッカだったのですが・・・今は完全に観光地です。50いくつある宿坊に菩提寺を持たない信徒さんは、奥之院で先祖供養をし、宿坊に菩提寺がある信徒さんは、宿坊で供養します。両方やる人もいると思いますが・・・めっきり「数が減った」印象です。真言宗は、あまり積極的に布教しません。「坊さんの背中を見て学んでください」と言う消極的な姿勢なので・・・それでは「先細り」しますよね。

・・・・・

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