ブッダの、
「真理のことば (ダンマパタ) 感興のことば (ウダーナヴァルガ) 」より。
原始仏典のうち、ブッダの教えを集めたもの。
無作為に選んで書き記します。
「愚者は、千の句を唱えても一の句さえも理解しない。聡明な人は、一つの句を唱えても、百の句の意義を理解する」
「 (友となって) 同情してくれる愚者よりも、敵である賢者の方が優れている。同情してくれる愚者は、(悪いことを教えて) 人を地獄に引きずり下ろす」・・・「最近流行の、闇バイト?とか、カルト新興宗教を想像すると、わかりやすいと思います)
「人々は自我観念にたより、また、他人と言う観念にとらわれている。このことわりを或る人々は知らない。実に彼らはそれを (身に刺さった) 矢であるとは見なさない」
「ところがこれを、人々が執着しこだわっている矢であると予め見た人は、「われが為す」と言う観念に害されることもないし、「他人が為す」と言う観念に害されることもないであろう」
「この世の中の人々は慢心を持っていて、常に慢心にへばりつかれている。悪い見解にとりつかれていては、努力しても生死流転を超えることはできない」
「すでに得たものと、これから得られるはずのものと この二つは塵ほこりであり、病であると知って、心を安定統一した智者は、それを捨てよ」
「学ぶことに生きがいを認め、奉仕 (看護) を楽しむために、(戒律を守って) 生き、ブラフマンを奉じた生活を送っている人々がいる。 これは一つの極端説であると説かれている。
快楽は享受さるべきであり、清らかである。快楽のうちに欠点は存在しない。と、このように見なす愚者どもがいる。 これは第二の極端説であると説かれている。
この二つの極端説を熟知しないで、愚者たちはそこに耽溺 (たんでき) する。しかし他の愚者たちは走り過ぎていく。眼ある人は彼らをよく見届ける。
この二つの極端説を知って、そこに滞っていなかった賢者たちは、それで思い上がることはない。彼らには (決まった) 道が存在しないのである」
「世の中は、泡沫 (うたかた) の如しと見よ。世の中はかげろうの如しと見よ。世の中をこのように観ずる人は、死王も彼を見ることがない」
・・・往年の釣りキチ漫画、故・矢口高雄先生の「釣りキチ三平」、
「O池の滝太郎の巻 (後編) 」を読んでいて、
巨魚・滝太郎を三平が釣り上げた瞬間、大地震が山を襲うシーンがあり、
地震が収まった後、一平じいさんが「んだって わしら人間だけじゃねえ・・・魚だって鳥だって木だって草だって」「大自然ちゅうやつは みんな ひとまとめにして めんどうみているんだからな」
「じゃが もし この大自然を わしら人間が 力でぶち壊すようなことがあれば・・・」「そんときゃあ 同時にわしらの最後でもあるちゅうことを 覚えておいたほうがええ・・・」と言うシーンがあり、大いに感銘を受けました。
今これ書いている後ろでトンビが鳴いたので見ると、ニュー (丹生) とエビ尾のカップルがいました。
・・・今日は、トンビの金若と姫のカップル、ついで、ニューとエビ尾のカップルが来たのでカメラ向けましたが、ズームで狙ったため、全く写っていませんでした。
先日UPした金若は、黒っぽく写って「黒若」みたいだったので、なんとか日に当たって金色になった所を撮影したいと思っています・・・が、彼らはカメラ向けると・・・必ず動く・・・。
本日やってきたのは、トンビたち、ハシブトガラスのリキたち、ハシボソガラスのテツたち、ツバメ・スズメ・ヒヨドリの小鳥群、キジ坊、蝶々、昆虫軍団・・・です。今うちの木に留まっている、ハシボソガラスのコテツが鳴きました。
今年の風水害は・・・そうとう「来る」気がします。彼ら、自然界の生物のためにも、毎月コツコツと、植樹とブルーカーボンに、会社と個人で寄付し続けます。
それにしても、世の「富豪たち」は、なんと「強欲で愚か」なのかといつも思います。
ロックフェラーやロスチャイルドじゃなくても、GAFA(ガーファ) の連中でも、その他大富豪と呼ばれる面々は、「地球を救うことができる」資産を持っているのに何もしない。
もちろん彼らが巨額の寄付を慈善団体等に寄付しているのは知ってますが、それらは「節税目的」と「売名行為」。慈善団体に寄付しても、地球が生命の存続不能な星になったら意味がない。
「一兆本の植林」・・・彼らならこれをできるのに、全くしない。もちろん、植樹・植林の温暖化抑制効果は相当時間がかかる。なぜなら、木は育つのに時間がかかる。そして、増え始めるのも時間がかかる。ただ、今やらなければ、毎年、世界中で大規模な山火事が起き、どんどん緑が失われている。
・・・今年は春から風が強いためか、帰ってきたツバメたちの数が少ない気がします。
飛ぶのが上手い彼らでも、雨風は天敵です。
分散して安全な所にそれぞれ巣を構えて無事ならいいのですが。
ホトトギスは、今年はまだ帰っていないです。
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