ニギハヤヒノミコトの妃神「三炊屋媛さま」は、稲荷大明神 (ウカノミタマ女神) としても祀られています。
前述した大神神社別宮さんの「三穂津姫」さまも同一神だと思うと記しましたが、別宮さんのHPには、稲穂を3本持った「三穂津姫」さまのイラストがあります。
また、別宮さんの摂社「物部神社」のページに出ている「御炊屋姫 (三炊屋姫) 」さまのイラスト・・・「三穂津姫」さまと、御姿そっくりです。見た目年齢が違うことと、持物が違う以外、構図もそっくりです。
ウカノミタマ女神 (稲荷様。稲荷神は、複数おられます。キツネは稲荷神ではなく、稲荷神の神使です) は、寺院などでは、インドの「ダキニ天尊」として祀られることもあります。
詳しくは知りませんが、もしかしたら、明治までは普通に「ウカノミタマ」としてお祀りされていたのが、神仏分離の影響で、仏式の「ダキニ天尊」と言う名称に替えられたのかも・・・知れません。
ただ、名前が変わっても、稲荷さまは稲荷さまのままです。
あと、うちの崇敬神社「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」から、崇敬会員宛に毎年新しい、御神札 と、「魔除飾矢」(注連縄・破魔矢が2本ついている) 送ってくださりますが、「稲穂」が2対ついています。
ではまた。
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