タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

真理のことば 感興のことば22・・・

2023-05-19 18:29:43 | 日記

ブッダの、

「真理のことば (ダンマパタ) 感興のことば (ウダーナヴァルガ) 」より。

原始仏典のうち、ブッダの教えを集めたもの。

無作為に選んで書き記します。 できるだけ我々一般人でも読める「ことば」を選ぶようにしています。

「道理を実践する人を、つねに道理が守る。大雨が降るときに傘が守ってくれるようなものである。道理をよく実践すると、この優れた利益がある。道理を実践する人は悪いところ (=地獄) におもむかない」

「善い人々は僅かであっても、正しくわかち与えるならば、多くの人々に勝つ。ただ物をくれてやることが勝つのではない。たとい僅かなものであっても、信仰心をもって与えるならば、この人は来世において安楽となる

※ 下線部・・・ウクライナ侵攻後、ポーランドやモルドバその他、欧米諸国の人たちが、避難してきたウクライナ人を助けたり、また、危険を冒してでも、戦時下のウクライナに入り、被災ペットたちを救助していたりしたポーランド人他、ヨーロッパ人を思い浮かべると判りやすいです。以前、「一神教のキリスト教徒が、まるで理想的な仏教徒みたいだ」と書きましたが、彼らのことです。また、ウクライナ人でも、死と隣り合わせの中、ボランティアで人々をマイカーに乗せて避難させていたウクライナ人も、上記に該当します。誰にでもできることじゃないですが。・・・プーチンに分かち与えたら、逆に悪業になります。 ※

「わかち与えることと戦闘とは相等しいと人々は言う。これらの美徳は悪人には存在しない。人々に分かち与える時は、戦闘の時の如くである。その原因をまとめて言うならば、(いずれも他と) 等しいであろう」

「福徳を積んだ人に対しては、悪魔の身をとった神々も、他から害をなすことも、障りをなすこともできないであろう」

「真理を喜ぶ人は、心清らかに澄んで、安らかに臥す。聖者の説きたもうた真理を、賢者は心にとどめて楽しむ」

「世の中で母を敬うことは楽しい。また父を敬うことは楽しい。世の中で修行者 (初期仏教の修行者たち) を敬うことは楽しい。世の中でバラモンを敬うことは楽しい」

「仏の現れたまうのは楽しい。正しい教えを説くのは楽しい。つどい (お釈迦様と弟子たち) が和合しているのは楽しい。和合している人々が修養しているのは楽しい」

「尊い生まれの人 (=ブッダ) は得難い。彼はどこにでも生まれるのではない。この英雄 (=ブッダ) の生まれる家は、幸福に栄える」

※ 大乗仏教は、在家主体の ≪方便の仏教≫ と何度か書きましたが、その大乗仏教の諸仏菩薩明王というのは、あくまで方便の仏、観念上の仏であり、実在ではありません。禅宗系では、「様々な諸仏菩薩明王は、お釈迦様の徳の現れ、お釈迦様の変化身」と捉え、天台も元は同じ考えでした。大乗の諸仏諸尊は、ゾロアスターやデェーヴァの神々に、そのモデルがある場合が多いです。ですから、われわれ大乗仏教徒は、「仏は無数にいる」と考えがちですが、それは誤りで、南伝仏教のように、「お釈迦様一仏」が正解です。又は、「お釈迦様と五百羅漢」。わが真言宗では、いまだに時折、お釈迦様を見下したような表現をする坊さんも一部にいますが、前述したように、「お釈迦様と関係ないならば・・・真言密教は、仏教ではなく、和風ヒンドゥー教です。「釈迦」と呼び捨てで表現する真言坊主は、同じ真言宗の檀信徒からすれば、止めてもらいたい。 ※

・・・米中対立が、なんか深刻になりつつあるような気がします。

戦争を起こさせないためには、対立より「話し合い」。

アメリカの価値観を押しつけ続けると、中国のような国は、より暴走するような気がします。

・・・環境も悪化し続けています。

欧州で深刻干ばつ 豪雨で浸水 エルニーニョ「夏にも発生か」

世界各地で頻発している洪水や干ばつなどの気象災害。気象庁はこの夏、異常な天候を引き起こす要因とされるエルニーニョ現象が発生する可能性が高いと発表しました。

イタリア北部で洪水 9人死亡 1万人以上が避難 F1レースも中止

カナダ首相、森林火災被害のアルバータ州視察 エネ生産に打撃

コンゴ洪水の死者が400人超える、東部の村が壊滅状態に

・・・今日は、3ミリくらいの、小さなかわいらしい蝶々が、「ちらちらちらちらちら」と飛んできて、私の後頭部辺りで見えなくなりました。ものすごく小さいので、よく目をこらして見ないと、生物だと認識できませんでした。

また、キジバトさんが6羽くらい、うちの庭を行ったり来たり歩いていました。キジ坊も何度か「ケーンケーン」と鳴いていました。

焦げ茶色の、初めて見る「玉虫」も庭にいました。

調べると、クロタマムシでした。

焦げ茶色の綺麗な光沢がある玉虫です。私が子供だった大昔は、もっともカラフルな、あのヤマトタマムシもたくさんいたのですが・・・。

・・・・・

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