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もしもしカメよ、亀井さんよ

2011年04月17日 06時11分51秒 | 時事放談: 国内編

亀井氏などという旧態依然の人間が、こんなときにどうして出てくるのですかね。

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「首相の名代」名乗り亀井氏奔走、与野党とも冷ややか(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)21:53

 国民新党の亀井静香代表が「首相の名代」を名乗り、東日本大震災の復興対策を話し合う与野党協議機関をつくる構想を掲げ、野党との調整に奔走している。しかし、野党はおろか政権内の反応もいま一つで実現は難しそうだ。

 この構想は13日夜、菅直人首相、亀井氏、北沢俊美防衛相の会談で浮上。名称は「復興実施本部」で、首相が本部長、亀井氏が本部長代行に就き、野党幹部が入る。復興政策に関する中央省庁の権限を実施本部に集約し、内閣は実施本部の案を丸のみするという大胆な構想だ。

 亀井氏は以前から、明治憲法下で天皇の最高諮問機関だった「枢密院」をモデルに「非常事態対策院」構想を温めていた。亀井氏は14日から、石原慎太郎東京都知事や自民党の派閥領袖(りょうしゅう)に電話し、「総理は私にすべて任せるということだった」と理解を求めた。

 ただ、そもそも首相と亀井氏がどこまで腹合わせしたのかは不透明なうえ、亀井氏の影響力が増大することから、政界は与野党問わず否定的だ。亀井氏から打診を受けた自民党の谷垣禎一総裁は「それはちょっと……」と断ったという。

 内閣が近く提出する復興基本法案は全閣僚が加わる「復興対策本部」を司令塔と位置づけている。枝野幸男官房長官は「現時点で具体的指示があるわけではない」と突き放しており、亀井氏肝いりの構想は宙に浮きそうだ

菅政権ざわつく足元…逆風下、先行きにらむ動き(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)10:41

 菅政権の東日本大震災への対応が批判を浴びていることを踏まえ、与野党双方で政権の先行きをにらんだ動きが活発化している。

 「菅さん(首相)がやっていることすべてが正しいとは思わないが、足らざる所を補うのが政党、政治家の務めだ。オールジャパンの復興体制を必ずやる」

 国民新党の亀井代表は15日、視察先の福島市で記者団にこう語り、首相と合意した「復興本部」(仮称)設置への意欲を強調した。

 亀井氏が提唱する「復興本部」は、政府の「東日本大震災復興構想会議」がつくる復興計画の実施主体となるものだ。亀井氏周辺によると、首相が本部長、亀井氏が本部長代理に就き、野党各党の幹部にも参加してもらう。亀井氏の狙いは、野党幹部を組み入れ、復興の責任を共有する「挙国一致体制」を実現することだ。同時に、国民新党の存在感低下につながる「大連立」を避け、自らの居場所を確保する意図もあるようだ

 複数の自民党幹部によると、亀井氏は14日、同党の谷垣総裁に電話し、「『朝廷』(菅内閣)がダメだから『幕府』を作ろうじゃないか」と口説いたが、谷垣氏は会議の位置づけや権限が不明確だとして拒んだという。谷垣氏は、首相に早期退陣を求める立場を明確にしており、政府機関への参加は好ましくないと判断したとみられる。公明党の井上幹事長も15日の記者会見で、「権限、役割が明確ではない」と参加に否定的な見解を示した。野党には「亀井氏は復興の実権を握ろうとしているだけだ」という声もある。

 民主党内でも、政権への逆風を意識した動きが活発化している。

 小沢一郎元代表は12日から3日連続で、自らに近い中堅・若手議員を都内の私邸などに呼び、結束固めを図っている。16日には、インターネット番組に出演する予定だ。党内では「小沢氏は、野党が内閣不信任決議案を提出した場合に備え、同調者を募ろうとしている」という見方も出ている。

谷垣氏、即時退陣要求 首相、時すでに遅し(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月15日(金)08:00

 ■「復興実施本部」に活路見いだすも…

 菅直人首相が、国民新党亀井静香代表が持ちかけた「復興実施本部」に飛びついたのは、東日本大震災や東電福島第1原発事故の対応の不手際により与野党の退陣圧力が強まっているからに違いない。だが、復興名目に延命を図ろうという首相の下心が見え透いているだけに野党の反応は冷ややか。もはや何をやっても「時すでに遅し」となりつつある。(斉藤太郎)

 「首相自らが出処進退を判断するときに来ている。これ以上この体制で行くことは国民にとって不幸だ」

 いつもは曖昧模糊(もこ)とした意思表示しかできない自民党谷垣禎一総裁が14日の記者会見でははっきりと首相の即時退陣を求めた。

 さらに「リーダーが木の葉の漂うがごとくその時々の状況に反応している。『代えるのは愚策だ』という論理が通じるのか」と畳みかけ「私も憲政の常道は何かよく考えたい」と語り、政権を担う決意を表明した。ただ、内閣不信任決議案や首相の問責決議案提出については「まず首相自らが判断すべきだ。われわれもいろいろ思いを巡らせている」と明言を避けた。

 ◆条件は「菅抜き」

 4月10日の統一地方選の民主党惨敗を受け、大連立構想もすっかり影を潜めた。もはや「菅抜き」は絶対条件となりつつある。

 大連立に前向きだった古賀誠元幹事長も14日の古賀派総会で「危機管理を任せられる内閣だとは 到底思えない。菅さんがダメであれば、どうやって次のステージを作るかの読みがなければいけない」と首相退陣は避けられないとの見通しを披露。麻生太郎元首相も「統一地方選で世論が政権にノーを出したことを為政者は理解しなければいけない。連立の話は今後も出るだろうが、責任を取らない人とは難しい」と述べた。

 伊吹文明元幹事長はさらに痛烈だった。

 「自分の延命を気にし過ぎる。菅内閣の存在そのものが大災害だ

 ◆カメと竜宮城へ

 亀井氏「国民が苦しんでいるときに党内抗争をやっている場合か! 挙国一致で取り組むべきだ」

 首相「亀井さん、カメの背中に乗って竜宮城に行けますかね?

 13日夜の首相公邸。民主党の小沢一郎元代表の「倒閣宣言」にさらされていた首相は、亀井氏に激励され、うれしそうにこう言った。亀井氏が提案する復興実施本部が「竜宮城」に見えたのか。首相は一も二もなく快諾したという。

 復興実施本部のメンバー候補として谷垣氏ではなく、自民党の大島理森副総裁に狙いを定めたのは仙谷由人官房副長官への牽制(けんせい)だろう。仙谷氏の交渉相手を取り込むことで仙谷氏の「菅抜き大連立」工作を骨抜きにしようという思惑が透けてみえる。

 大島氏は14日、復興実施本部入りが取りざたされていることについて周囲に不満を爆発させた。

 「首相は責任転嫁のために思いつきで会議を作っているだけ。死に際の悪あがきというんじゃ。そんなのにホイホイと参加できるわけないじゃろ!」

 ◆「東北が気の毒」

 降ってわいた復興実施本部構想は民主党も揺さぶった。岡田克也幹事長は14日の記者会見で困惑した表情でこう語った。

 「詳細は分からないが、かなり大胆な案だから注意深く見守っている。亀井先生がベテラン政治家としてどのように乗り切るのか関心を持っている」

 民主党出身の西岡武夫参院議長もあきれ顔。14日の記者会見でも「今のようにもたもたしたことをやっているようだったら辞めるしかない。東北の皆さんが気の毒だ」と退陣を求めた。

 追い詰められた首相は昔話「浦島太郎」の結末を忘れてしまったようだ。カメに乗って竜宮城に行った浦島太郎が変わり果てた故郷に戻り、玉手箱を開けると…。

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「枢密院」というのですから、恐れ入ります。そんな政局などどうでもよいから、きちんと仕事をしてもらいたいと国民は考えているのです。ずれていますよ、亀井氏は。

そのうえ、このどさくさにまぎれて、郵政関連法案などを国会に提出するという狡猾さ。小泉憎ければ、すべてが憎いという論法。そんな亀井氏のことなど、国民はまったく信用してはいません。

とはいえ、こんな状態になるのも、いまの首相がだらしないから。亀と一緒に海に入って、おぼれてしまうだけかもしれないのに。さっさと辞めてくれるのが、日本を救う道です。

亀井氏も、どうしてこんなにずれてしまったのか。情けない限りです。


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