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菅氏を辞めさせられないのか、自民党

2011年04月27日 08時13分10秒 | 時事放談: 国内編

うーん、何か自民党も頼りないなあ。

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自民・谷垣氏「菅政権は限界」 倒閣への意欲表明(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月27日(水)00:21

 自民党は26日、統一地方選を総括する全議員・選挙区支部長懇談会を党本部で開いた。谷垣禎一総裁は「菅政権で国難を乗り切ることに多くの国民が重大な懸念を持った。限界に来ている」と話し、倒閣への意欲を表明。国会議員や各選挙区支部長ら約170人から、民主党との大連立に反対する発言が相次いだ。

 稲田朋美衆院議員は「大連立は(民主党の)まやかしのマニフェストに免罪符を与える」と訴えた。民主党の仙谷由人代表代行と大連立の可能性を探った大島理森副総裁も「官邸とも民主党とも連携をとってきたが、もう限界」と語った。

 一部から「この重大な時に日本の総理が代わる姿を国民は見たくない」(岩屋毅衆院議員)との声も出たが、広がりを欠いた。

 ただ、内閣不信任案や首相問責決議案の早期提出には「今はタイミングではない」(脇雅史参院国対委員長)との慎重論が強い。震災復興中に倒閣を急げば世論の批判を招く恐れがあるうえ、公明党も後ろ向きなためだ。小池百合子総務会長は記者会見で「菅首相を辞めさせるのは、民主党が手続きにのっとって決めること」と発言。民主党内の「菅降ろし」をしばらくは静観する構えだ。

菅政権退陣に追い込む戦略を…自民が意見聴取(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月27日(水)06:58

 自民党は26日、党本部で「全議員・選挙区支部長懇談会」を開き、菅政権を退陣に追い込む戦略などについて意見を聴取した。

 菅首相が提案した民主、自民両党による「大連立」への賛成論は出ず、執行部に政権奪還へのさらなる努力を求める声が相次いだ。

 会合には、次期衆院選で議席奪還を目指す前衆院議員らを含む約170人が参加した。牧原秀樹・前衆院議員は「『(東日本大震災という)非常時に首相をまた代えるのか』というのが一般的な感覚だ。菅首相ではいかにダメか、国民への説得が必要だ」と指摘した。元経済産業副大臣の坂本剛二・前衆院議員も「統一地方選は民主党のミスで勝った。災害対策も経済対策も『自民党政権にしたい』と国民が思うようなものがない」と述べ、政権構想の練り直しを求めた。また、執行部が検討中の内閣不信任決議案の提出に関し、柴山昌彦衆院議員は「(首相の)敵の敵は味方というわけにはいかない」と語り、民主党の小沢一郎元代表とは連携しないよう注文した。

自民「倒閣」GOサイン 「もう限界」全議員懇で菅政権との大連立拒否確認(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月27日(水)08:00

 自民党は26日、党本部で全議員・選挙区支部長懇談会を開き、菅直人政権との大連立構想を拒否する方針を正式に確認した。出席者からは統一地方選や衆院愛知6区補選の結果を受け、民主党との対決路線を求める声が続出。これを聞いた谷垣禎一総裁は「この先どうするか思いを巡らすときが来た…」。これは「倒閣」へのゴーサインを意味していた。(桑原雄尚)

 「官邸とも民主党ともさまざまな形で連携を取って汗をかいてきた。もう限界に来たんです、この大島が…。この間の参院予算委員会では菅さんは税制改革もやると。ふざけるな!」

 党本部9階の大会議室に、大島理森副総裁の怒号が響いた。大島氏は地元・青森が東日本大震災で被災したこともあり、これまで菅政権との協力路線を模索してきた。民主党の仙谷由人官房副長官とも水面下で接触し、民主党との大連立構想も進めたが、首相のその場しのぎで場当たり的な対応にとうとう堪忍袋の緒が切れたようだ。

 ◆不信任案も視野

 谷垣氏も菅政権の震災対応を「もう限界だ。権限や責任体系がしっかりしない官邸では対応できない。官僚も使いこなせず復旧が進むわけがない」と激しく批判した。締めの言葉の「思いを巡らす」とは、政権打倒に向けて衆院への不信任案提出も視野に入れたということだ。ここまで言えば、もはや協調路線には戻れまい。

 谷垣氏がこれほど強気に転じたのは、落選議員を含め、政権との対決を求める声があまりに強かったからだ。

 ただ、自民党執行部も首相退陣後の青写真は描けていない。民主党と大連立を組み、震災復興で主導権を握るのか。解散に追い込むのか。

 特に中堅・若手に大連立への拒否反応が強い。理由は一つ。ほとんどの選挙区に対立する民主党候補がいるからだ。加えて民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力が台頭することへの警戒心も強い。

 ◆執行部に不満も

 執行部の党運営への不満もくすぶる。統一地方選の結果についても「民主党の敵失でしかない」との冷ややかな見方が多く、震災対応でも「自民党としての対策が見えない」との批判が出た。各種世論調査で谷垣氏が「首相にふさわしい」との声は数%止まり。「このままでは総選挙を戦えない」との声もある。

 どうやって党内を一枚岩にするか。どうやって自民党らしさを出すか。執行部の課題は山積している。

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これだけでたらめな政治を続ける菅氏を首相の座から引きずりおろすのさえもちゃんとできない自民党。がっかりします。「私に任せろ!」と政権奪回にすぐさま乗り出すくらいの気概と能力が谷垣氏や大島氏にはないのでしょうか。

菅氏を延命させることで、結局は自民党への信頼も失ってしまうことぐらい、分かっていると思っていたのですが……。残念。


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