面白い!記録しておきましょう。
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「行きたくない街」は名古屋 市自ら調査、つらい結果に
朝日新聞 2016年8月30日20時05分
国内主要8都市で、名古屋は「行きたくない」街ナンバーワン。名古屋市が「ライバル」7都市と比べた魅力度を各都市で調査したところ、そんな結果が出た。「名古屋が日本を支えている」。河村たかし市長はイメージアップへ号令をかけるが、前途は険しそうだ。
「うちが調べた数字で、行きたくない街ナンバーワン。よほど危機感を持って面白い街をつくらにゃあ」。河村氏は30日、愛知県との意見交換の場で繰り返し嘆いた。
市は6月、東京23区と札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7市に住む20~64歳を対象にインターネット調査を実施、各都市から418人ずつ回答を得た。どの程度行きたいか尋ねて指数化すると、名古屋は「1・4」。首位京都(37・6)の27分の1という結果となった。
「最も魅力的に感じる都市」に名古屋を選んだのは全体の3%で最下位。首位の東京23区(22・4%)の7分の1だった。「最も魅力に欠ける都市」は大阪市(17・2%)を引き離し、30・1%に上った。
名古屋市民自身も「名古屋愛」が不足しているようだ。「最も魅力的に感じる都市」で名古屋を挙げたのは15・8%。京都(23・7%)、東京23区(23・0%)より少なかった。他の7都市では、自分の都市を「最も魅力的」と回答する人が最多だったのと対照的だった。
名古屋の観光地や食べ物の魅力を挙げてもらうと、8都市全体では「特にない・思いつかない」が2割。「名古屋城」「なごやめし」に続いて多かった。
名古屋城が有名なことから、河村氏は「都市の一番重要な誇りになる」と持論の天守閣木造復元を力説した。大村秀章愛知県知事は「愛知県民は黙々と仕事をして『観光はええわ。来たけりゃ来い』という雰囲気があったのは事実だ。それがいかん」と分析。2027年に予定されるリニア中央新幹線の東京―名古屋間開通に期待感を示した。
名古屋学院大の江口忍教授(都市戦略)は「天守閣の木造化だけで集客は難しい。集客を重視しないと、リニア開通時に経済効果を東京に根こそぎ持っていかれる」と指摘している。(斉藤太郎、安仁周)
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確かに、名古屋は影が薄いです。上の8都市の中で、もっとも縁がないような気がします。「仕事でないと、行かない街」という感じでしょうか。
金の鯱や味噌煮込みうどんや味噌カツなどのなごやめしにも興味がないし、喫茶店の過剰なモーニングサービスも食べたいとは思わないので、いわれてみれば、個人的に名古屋に魅かれるものがほとんどないのです。
名古屋の人でも名古屋を魅力的だと思わない人が多いのですから、外部の人間はもっと思いません。
名古屋が魅力的になるかどうか、今後に注目しましょう。
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