最後まであきらめない。立派なものです。
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日本将棋連盟の史上最年長棋士として現役を続ける加藤一二三(ひふみ)九段(77)が2日、東京都渋谷区の将棋会館で対局に臨み、史上初の通算2500対局を達成した。
棋士の格を五つのクラスに分ける「順位戦」の対局で、村田智弘六段(35)と対戦。戦いは夜まで続いたが、敗れた。
77歳の加藤九段、29歳佐藤名人に敗北 新旧名人対決
朝日新聞 2017年2月8日19時24分
引退が決まっている史上最年長棋士の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が8日、東京都渋谷区の将棋会館で佐藤天彦(あまひこ)名人(29)と対戦し、敗れた。引退を控えた棋士が名人と対戦するのは極めて珍しい。
この日は棋聖戦の予選で、後手番の加藤九段が積極的に攻めたが、佐藤名人が反撃。最後は加藤九段の玉を詰ました。
佐藤名人は「プロ入りして間もない頃に1度対戦したが、引退される前に再び対戦できて感慨深い」、加藤九段は「現名人と対戦できてうれしい。当たり前だが、以前より手ごわかった。自分の将棋は指せた」。加藤九段は1982年に名人のタイトルを獲得しており、新旧の「名人対決」だった。また、福岡県出身という点でも重なる。
加藤九段は、棋士の格を五つのクラスに分ける「順位戦」での成績がふるわず、規定により引退が決まっている。順位戦1局の他、王将戦とNHK杯の予選、竜王戦の対局が残る。
タイトル戦の予選トーナメントなどでは、名人はシードされることが多く、他の棋士は勝ち上がらないと対戦できない。過去の実績がある加藤九段は、今回の棋聖戦で2次予選から登場。1月の対局で史上最年長勝利(77歳0カ月)となる白星を挙げたため、名人との対局が実現した。(村瀬信也)
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77歳でも、現役。見習いたいものです。
そのためには、日々の努力が必要です。がんばらないといけません。
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