梅雨の晴れ間のある日しばらく見なかったすいそふろんてぃあが入港してきました。
すいそふろんてぃあ
液化水素運搬船 総トン数 約8000トン 全長 116m 航海速力 13ノット
技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構
タグボートが2隻やって来て。
曳航開始です。
船首を西に向けて川崎重工神戸工場の南岸壁に向かうようです。
西に引かれていきます。
工場の陰に入って行きます。
川崎重工艤装岸壁です。すいそふろんてぃあもここげ艤装工事が行われました。随分長い間係留されていました。
係留ロープはすでに張られていますが何故か鳳山丸が押し続けています。タラップは宙吊のままです。
TUDのマークはタグボートが押す位置を示しています。この部分は強化されています。付近の白い船体が随分汚れています。
タグボートのタイヤ跡だと思います。
日本では薄い色の船体に対してはタグボートのタイヤにカバーを取り付けます。日本クオリティです。オーストラリアでも客船
には付けているのではないでしょうか。すいそふろんてぃあは貨物船ですからまさか船体が白とは思わなかったのかも知れませ
ん。
すいそふろんてぃあにはバウスラスター(船首の横向きのスクリュウー)もあります。通常8000トン程度の貨物船ではタグ
ボートは使用しません。随分大事に運用されているようです。積荷の関係でしょうか。
そして数日後
祥鳳丸がすいそふろんてぃあを押しています。
4000馬力のエンジンでマジで押し続けています。エンジン音も聞こえます。航跡(動いてないから航跡とは言わないかも)
もクッキリわかります。タグボートのスクリュウーのジェット水流です。まさか船体矯正でしょうか。
進水式
令和元年12月11日川崎重工神戸工場で進水式が行われ、続いて艤装工事が行われました。
小説キャナルタウン 52 川崎重工艤装岸壁 すいそふろんてぃあ(進水式)(2020.2.14)をご覧ください。
明石海峡試運転?
そして令和2年9月にには明石海峡でも姿が見えて。
連載小説AKB 82 第69話 明石海峡安全日記 すいそふろんてぃあ試運転(2020.10.16)をご覧ください。
当初の予定では平成2年秋ごろにはオーストラリアに水素を取りに行く予定でしたがなかなか出港しません。
写真右は神戸空港島の液化水素荷揚げ基地のすいそふろんてぃあです。
令和3年5月25日産経新聞朝刊(部分)
最初の実証実験として令和3年12月24日神戸港を出港、オーストラリアで水素を積んで令和4年2月25日神戸港に帰港し
ました。現在まで2航海を行いました。この日は空港島の荷揚げ基地から空港島川を大回りして崎重工神戸工場にやって来たそう
です。
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