令和６年１０月４日、三菱重工神戸造船所で、令和３年度計画潜水艦の命名式・進水式が行われました。
受付は顔パスで入っていかれます。新しい潜水艦の艤装員の皆様でしょうか。
三菱の門幕と旭日旗、三菱社旗で飾られた本館玄関です。今日は防衛大臣は来られませんので心なしかゆっくりしています。
ここ数年引きずってきた潜水艦はどこで造られている疑惑です。９月中旬ＮＯ1ドックには空っぽです。工場の扉が開いています。もしやこの中で造ら
れているのでしょうか。入口の高さが足らない気がします。アメリカ、韓国、台湾等陸上の工場で製作シップリフトで海に降ろすのが世界の主流です。日
本では震災復興で作られた気仙沼のみらい造船がこの方式です。
三日後潜水艦が入っています。５１７艦番号が書かれています。
一週間後、５１７の艦番号が鮮やかです。艦名は秘密です。
１０月２日進水式に向けて飾りつけが進んでいます。
進水式当日です。天気は曇り、雨の予報でしたが雨は降っていません。
満艦飾で飾られた艦橋です。満艦飾は運動会のような国旗ではなくて信号旗です。
命名式で紅白幕が剥がされて艦名が披露されます。進水式では支綱が切断されシャンパンが割れるとくす玉が割れ風船が上がります。
式が近づくと無情にも雨が。潜水艦がかすみます。なんとここで船が通ります。
艦名はちょうげい(長鯨)です。たいげい(大鯨)じんげい(迅鯨)に続いて潜水艦母艦の名前を引き継ぎました。たいげい型潜水艦の５番艦になります。
ちょうげい
基準排水量 約３０００トン 全長 約８４ｍ 乗員 約７０名 ５３３ｍｍ魚雷発射管✖６
ハプニングでくす玉が割れる写真を取り損ねました。割れた後です。２年後頑張ります。
遊覧船の御座船安宅丸は今年は良心的に外からの写真撮影です。前を横切った入江の奥にある竹鶴石油のゆり丸です。進水式や自衛艦旗授与・出港見送
りではいつも通る気がしますがまさかピッタリ重なるとは。
小説キャナルタウン 128 巡視艇あわぎり給油 神戸港の船舶用給油スタンド（2024.2.23）をご覧ください。
兵庫埠頭の先からの写真になります。ドックが少し沈んで艦底が少し着水した状態になっています。進水式では下から水が吹き上がります。
艦名はちょうげいです。御座船安宅丸が入ってきました。
潜水艦に肉薄します。見学特別ツワーは２５００円です。
お祭りは一瞬です。ドックが浮き上がり後片づけが始まっています。前回の５１５じんげいは当日ドックから引き出されましたが今回は無いようです。
ちょうげいげいはこの後引き続き艤装工事が行われ、令和８年３月就役予定です。
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