団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説タウンハウス 39 岩岡神社 秋祭り 令和6年

2024-10-25 05:40:28 | 日記
   
 10月の三連休の中日の日曜日が岩岡神社の秋祭りになります。

   

 西から上村地区の布団太鼓がやってきます。 南から赤坂地区の布団太鼓がやってきます。            

   

 続いて西から南古地区、南から野上地区です。列車のダイヤのように正確に到着します。

 豊かな稲穂のなか布団太鼓がやってくる秋祭りの風景ですが、台地に位置する神戸市西区の岩岡は大正14年の山田川疎水の完成まで畑作地帯でした。

明治24年に完成した淡河川疎水と合わせて淡河川・山田川疎水と呼ばれています。淡山疎水は現地が稲作に水を利用しない期間に取水、二十数キロを流

して溜池に貯水して稲作をしました。水の節約のためか付近に比べて二週間程度早く稲作が行われます。他の田は稲刈りが終わっていますが秋祭りの修景

のために残されているのではないかと勝手に思っています。淡山疎水は現在では国営東播用水に組み込まれて主な水源が加古川水系の篠山川とし年間を通

じて給水されていますが昔からの農業のサイクルがあるのでしょう。

  

 最初の難関の鳥居をくぐります。布団太鼓が大きくなったのでしょうか、担いだままでは通れませんので苦労します。

   

 まず神様にお参りします。南古地区です。

   

 天狗さんが勢いよく鈴を鳴らします。神主様のお祓いを受けます。上新地地区です。

  

 夕方から神様が乗られる金ぴかの御神輿です。手前は神様のお道具です。お先太鼓・神主様・お道具・御神輿と大名行列のように神幸されます。

  

 お参りが終われば神殿を回ります。岩岡神社のお先太鼓を先頭に各地区から参集した7台の布団太鼓が回ります。

   

 神事が行われます。

  

 岩岡神社は現在は神主様がかけもちとなっていますので初宮参りは秋祭りに合わせて行われます。

  

 再び神殿を回ります。

  

 練りの写真はばっちり撮ります。

  

 勇壮な練りが続きます。

  

 お昼近くになると次々とお参りの方が来られます。

  

 コロナ禍により数は少なくなりましたが子供たちの愉しみは出店、長い行列ができます。

   

 昔懐かしいかたぬきも健在、あんまきが飛ぶように売れます。

   

 お昼は地区ごとに大宴会となります。おいしそうなおでんにトラックに山積のお酒です。

       昼休みを利用して奉納が行われます。              

   

 宮本講中・赤坂西場講中の皆様による御神灯の奉納です。伊勢音頭?を歌われるので歌の奉納だと思っていましたが放送により初めて知りました。小田

原提灯の前には読めませんが神社の軒に並ぶ提灯と同じ文字おそらく御神灯と書いてあります。

 明石市の小さな神社ですが今も常夜灯に蠟燭がとぼされ村に御神灯の係があります。代々岩岡神社の御神灯を守る地区だと思います。私は地の者ではあ

りませんので多々間違いがあると思いますのでその程度でお読みください。

       獅子舞の奉納           

  

 剣の舞 新々田地区

  

 早変わり 秋田地区

   

 獅子舞では天狗さんがお菓子や果物を撒いてくれるのがお約束です。シャインマスカットにメロンです。エスカレートします。

  

 花遊び 上新地地区

      今年は所用のため12時45分に岩岡神社を後にすることになりますた。申し訳ございません。

      もしよかったら小説タウンハウス 38 岩岡神社 秋祭り(令和5年)4年ぶりの再開・再会(2023.10.20)をご覧ください。

  
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