多聞寺の除夜の鐘
吉祥山多聞寺については
小説多聞小唄 1 吉祥山多聞寺観華會(お花見)法要(2017.5.26)
小説多聞小唄 4 多門寺修正會 鬼追い會式 新多聞団地団地再生定期借家(2019.1.18)
があります。多聞寺の縁起・紹介はこちらをご覧ください。
除夜の鐘の鐘撞は午後11時30分から始まります。一年の煩悩を払って新年を迎えようと善男善女が集まります。
山門をくぐると新年を迎える厳かな雰囲気です。
除夜の鐘に長い行列が出来ました。
紅白歌合戦が終わった頃でしょうか長い長い行列が出来ました。手前の池は五月には一面、紫色のカキツバタに覆われ例年
第2日曜日頃に観華會(お花見)法要が行われます。
私も鐘つき券を頂きました。108番から配っているようです。後ろから30番目はどの様な煩悩でしょうか。世界の煩悩
が払えるように上手に鐘が撞けるか責任重大、緊張します。
多聞寺では鐘楼堂と言います。四本の柱で造られた鐘楼とは少し違って下半分には壁があります。
撞木が勢いよく引かれた大きな鐘の音です。近くで聞くと凄い迫力です。
先に丸いボールのようなものが付いた棒は梵鐘の余韻を調節しているようです。余韻が完全に終わるのを待っていたら108
の鐘を撞けないのかもしれません。
鐘を撞いて「御年賀」を頂きました。紅白のゼリーのお菓子と、妹背山が入っていました。妹背山は「夫婦や恋人の固い絆や
商売繁盛を願う縁起の良い二羽の紅白鶴」です。妹背山は川などを隔てある二つの山を夫婦や恋人にたとえた言葉です。
除夜の鐘を撞いた後はと本堂にお参りします。
多聞保存會の皆さんによる甘酒の接待があります。多聞寺保存會ではなくて多聞保存會であることに地域にに対する深い意味
があるように思います。
多聞六神社の初詣
多聞寺の創建が貞観2年(860)多聞六神社の創建が貞観5年と伝えられています。おそらく多聞寺を守るお宮として建て
られたと思われますので約200mほどしか離れていません。多聞六神社の縁起は
小説多聞小唄 2 多聞六神社(最強後利益セット多聞八神社?)秋祭り(2017.10.27)をご覧ください。
多聞寺で除夜の鐘をついて、多聞六神社に初詣。これが多聞の年越しの風物詩でしょうか。
山腹に続く提灯が幻想的でまた新年の楽しさを感じる風景です。
秋祭りではこの階段をお神輿が登ります。
手水舎で清めてからお参りします。除夜の鐘つきの行列が移動してきたような行列になりました。
一年の感謝と一年のお願いで長い祈りが続きます。
右端では御神酒がいただけます。
上の鳥居と上の鳥居から見た新多聞団地です。高層住宅が254号棟になります。集約的団地再生事業で取り壊される500
番台の住棟は丘の後ろになります。はたして住民の願いは。
小説多聞小唄 3 新多聞団地春爛漫 集約的団地再生事業へ(人口減少社会の到来)(2018.4.13)
長い石段に初詣の人が続きます。
小説多聞小唄他9話
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