前回は小説キャナルタウン 17 祝進水 潜水艦しょうりゅう 潜水艦救難艦(2017.12.8)でお伝えしましたが、この時は
進水式の情報がわからずニュースで知って、翌日駆け付けたため祝進水式ではなく、祝進水になってしまいました。それから
2年、少しは進歩して「海上自衛隊 プレスリリース」で主要艦の命名・進水式、艦旗授与・出港式の発表があることを知りま
した。
川崎重工業神戸工場には晴れの日を日の丸と社旗を掲げて祝っています。本日の執行者は呉地方総監の杉本海将です。たくさ
んのお偉方が来られますので出迎えもお偉そうな方でした。
船台には28年度計画潜水艦が満艦飾に飾られて待機しています。艦尾の艦名は紅白の幕で隠されています。
基準排水量 2950トン
全長 84m 全幅 9.1m 深さ 10.3m
主機関 ジーゼル電気推進 1軸
日本では現在、年1隻の割合で潜水艦が建造され、川崎重工・三菱重工に隔年では発注れています。三菱重工では乾ドック
の中で建造されますので、このような進水式が見られるのは2年に一度、川崎重工神戸工場のみとなります。
命名式は海上自衛隊の式典、進水式は川崎重工のセレモニーとなります。
タグボートの鳳山丸・祥鳳丸・三石丸・生田丸、漁船の警戒船5隻、川崎重工業の作業船2隻でU字型の完璧な警備線が敷か
れました。
ルミナス神戸Ⅱが警備線をよけて出港します。潜水艦の入れ替え作業を中断させて出港するコンチェルトも今日ばかりは大き
く迂回します。
ロイヤルプリンセス号のこの便は、お客さんでいっぱいでした。進水式が終わるまで東側に停泊して見物していました。
こちらは進水式見物のチャーター船でしょうか。立派なボートは某省の船です。造船量世界一、造船は日本そして神戸の基幹
産業でした。昔の神戸は毎年多くの進水式がありました。進水式の見学会は通産省時代からの恒例行事かもしれません。
命名・進水式は令和元年11月6日(水)12:50~13:05ですが、時計は見ていませんがおそらく13:00各船
が一斉に祝福の汽笛を鳴らして進水です。紅白の幕がはがされ艦名はとうりゅうです。
艦橋が見えました。艦番号は512です。
艦首付近に、風船が上がています。
艦尾が着水しました。
艦尾が海に突っ込んで、X型の舵によって海の水が大きく持ち上げられています。
X型の舵が海中から現れます。
艦体が水平近くになり船尾が海面に現れます。
まだスピードがありますのでX型の舵に沿って海水が吹きあがります。
X型の舵のマジックでしょうか。
美しい水の幕です。
減速しながらゆっくりと流れていきます。
艦首の飾りです。やっぱり旭日旗でないといけません。
少々アップにしました。
海洋汚染防止の為でしょうか、くす玉やモール・小旗はすべて取り外されました。艦名はとうりゅうです。
正面です。左右に大きな浮きが見えます。おそらく転覆防止用だと思います。ドラム缶のような真ん丸な断面で重たいバッテ
リーをまだ積んでいませんのでくるりと横倒しもあります。艦尾にも左右に少し小型の浮きを付けています。艦尾は細く尖がっ
ていますので浮力が付きにく海底に突っ込むのを防ぐためです。
左舷側です。
右舷側です。
タグボートが近づき曳航準備が行われています。そして曳航が始まります。
川崎重工神戸工場の南側の艤装岸壁に曳航されていきます。
すぐに兵庫埠頭に回りましたが、最後の祥鳳丸が帰っていくところでした。とうりゅうは所定の場所に係留されました。
小説キャナルタウン 50 潜水艦とうりゅう 潜水式の次の日(2019.11.29)があります。
小説キャナルタウン 51 潜水艦とうりゅう入渠(2020.1.31)があります。
小説キャナルタウン 71 潜水艦とうりゅう 引渡式・自衛艦旗授与式 出港見送り(2021.4.9)があります。
小説キャナルタウン他9話
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2年、少しは進歩して「海上自衛隊 プレスリリース」で主要艦の命名・進水式、艦旗授与・出港式の発表があることを知りま
した。
川崎重工業神戸工場には晴れの日を日の丸と社旗を掲げて祝っています。本日の執行者は呉地方総監の杉本海将です。たくさ
んのお偉方が来られますので出迎えもお偉そうな方でした。
船台には28年度計画潜水艦が満艦飾に飾られて待機しています。艦尾の艦名は紅白の幕で隠されています。
基準排水量 2950トン
全長 84m 全幅 9.1m 深さ 10.3m
主機関 ジーゼル電気推進 1軸
日本では現在、年1隻の割合で潜水艦が建造され、川崎重工・三菱重工に隔年では発注れています。三菱重工では乾ドック
の中で建造されますので、このような進水式が見られるのは2年に一度、川崎重工神戸工場のみとなります。
命名式は海上自衛隊の式典、進水式は川崎重工のセレモニーとなります。
タグボートの鳳山丸・祥鳳丸・三石丸・生田丸、漁船の警戒船5隻、川崎重工業の作業船2隻でU字型の完璧な警備線が敷か
れました。
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く迂回します。
ロイヤルプリンセス号のこの便は、お客さんでいっぱいでした。進水式が終わるまで東側に停泊して見物していました。
こちらは進水式見物のチャーター船でしょうか。立派なボートは某省の船です。造船量世界一、造船は日本そして神戸の基幹
産業でした。昔の神戸は毎年多くの進水式がありました。進水式の見学会は通産省時代からの恒例行事かもしれません。
命名・進水式は令和元年11月6日(水)12:50~13:05ですが、時計は見ていませんがおそらく13:00各船
が一斉に祝福の汽笛を鳴らして進水です。紅白の幕がはがされ艦名はとうりゅうです。
艦橋が見えました。艦番号は512です。
艦首付近に、風船が上がています。
艦尾が着水しました。
艦尾が海に突っ込んで、X型の舵によって海の水が大きく持ち上げられています。
X型の舵が海中から現れます。
艦体が水平近くになり船尾が海面に現れます。
まだスピードがありますのでX型の舵に沿って海水が吹きあがります。
X型の舵のマジックでしょうか。
美しい水の幕です。
減速しながらゆっくりと流れていきます。
艦首の飾りです。やっぱり旭日旗でないといけません。
少々アップにしました。
海洋汚染防止の為でしょうか、くす玉やモール・小旗はすべて取り外されました。艦名はとうりゅうです。
正面です。左右に大きな浮きが見えます。おそらく転覆防止用だと思います。ドラム缶のような真ん丸な断面で重たいバッテ
リーをまだ積んでいませんのでくるりと横倒しもあります。艦尾にも左右に少し小型の浮きを付けています。艦尾は細く尖がっ
ていますので浮力が付きにく海底に突っ込むのを防ぐためです。
左舷側です。
右舷側です。
タグボートが近づき曳航準備が行われています。そして曳航が始まります。
川崎重工神戸工場の南側の艤装岸壁に曳航されていきます。
すぐに兵庫埠頭に回りましたが、最後の祥鳳丸が帰っていくところでした。とうりゅうは所定の場所に係留されました。
小説キャナルタウン 50 潜水艦とうりゅう 潜水式の次の日(2019.11.29)があります。
小説キャナルタウン 51 潜水艦とうりゅう入渠(2020.1.31)があります。
小説キャナルタウン 71 潜水艦とうりゅう 引渡式・自衛艦旗授与式 出港見送り(2021.4.9)があります。
小説キャナルタウン他9話
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