団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説多聞小唄 20 多聞寺 修正會 追儺式(鬼追い)5年ぶりに開催 令和7年

2025-01-17 07:04:35 | 日記
   
  

 令和7年1月5日、神戸市垂水区の多聞寺の追儺式(鬼追い)がコロナか禍を経て5年ぶりに開催されました。修正會法要はお正月に行われる仏教の

法会で変わらず行われていました。今年は餅撒きは中止でお餅は手渡しされます。

  

 議員先生も来られてお正月らしい風景です。五色の吹き流しが法要があることを知らせています。

  

 5年ぶりの開催で最後まで練習に余念がありません。

   

 舞台の左右にかがり火が焚かれますので付近に念入りに予備注水が行われます。赤いドラム缶には水が入っています。空襲で活躍した火ばたきが水につ

けてあります。外には消防車が待機しています。

   

 お参りの方が集まります。庫裏の屋根の上に見えるのは新多聞団地の253号棟14階建てです。

   

 お坊様が本堂に入られ修正會が始まります。いつもCDのお経が流れていますが生の聲明になります。かがり火に火がつけられます。

  

 まだまだお参りの方が来られます。

   

 多聞寺ではお坊様は内陣でお経をあげられますので見ることはできませんが今年は外で太鼓と鐘が打たれます。

 保存会の方から5年ぶりに再開できたこと、餅撒きが無くて勇壮な舞が少ないとご挨拶がありますた。以前は延べ16匹の鬼と子供鬼も出ました。

  

 まず一匹の鬼婆が出てきて清めの塩をまきます。子供たちが「塩いらん」と叫びます。鬼はますます塩をまきます。そんな掛け合いも見られなくなり

改めて5年の歳月の長さを感じました。

  

 松明とまさかり、槌、剣をもって三匹の鬼が舞います。

  

 本来なら三方の上にお餅がのっていてお餅を撒きます。ポーズだけのエアー餅撒きです。

  

 本来なら、舞った後、小枝ごとに小さく切られて、お華がまかれます。餅撒きと華撒きで計6回行われます。

  

 あれ?鬼が下りてきました。

  

 まさか鬼さんがお餅とお華を配っています。駅の改札方式でゲートは鬼さんと同じ数の三つです。

  

 餅撒きが無くて残念が半分、ゆっく苦労せずに確実にお餅とお華がもらえる嬉しさ半分でしたがお参りの方の評判は良かったようです。

  

 最後に議員先生のご挨拶です。

  

 お餅とお華です。お華は家に飾ってれば幸運が訪れます。50円玉がついていれば大当たりです。

       餅撒きが行われた年の様子は

     小説多聞小唄 4 多聞寺修正會 鬼追い會式 新多聞団地が団地再生定期借家(2019.1.8)をご覧ください。

      6年前は紅白の餅が入った小袋を3つとりました。集約化される新多聞団地、500番台住宅の半分が解体されました。


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