忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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「Dead by daylight Mobile」配信開始、河瀬直美監督の一連の報道について、他

2022年04月28日 | 瓦版


▼予約の開始された人気商品


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07月22日発売■Switch:ゼノブレイド3 パッケージ版
09月09日発売■Switch:スプラトゥーン3 関連商品一覧
09月09日発売■Switch:スプラトゥーン3
09月09日発売■Switch:スプラトゥーン3 Amazon特典付き
09月22日発売■書籍:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 公式記録全集 ―BEYOND THE TIME―
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07月22日発売■Switch:ゼノブレイド3 パッケージ版
09月09日発売■Switch:スプラトゥーン3
09月09日発売■Switch:スプラトゥーン3 楽天ブックス特典付き



▼iOS/Android「Dead by daylight Mobile - NetEase」配信開始



事前登録が100万人を突破していた、4vs1の非対称アクションホラーゲーム
「Dead by daylight Mobile - NetEase」が本日よりいよいよサービス開始。
ファンが熱望していたモバイル版で、手のひらで簡単にあの緊張感を味わえる。
基本無料+アイテム課金制。
容量は私のiPhone11 Proのストレージ容量表示によると3GB。

クイックチャット機能を始めコミュニケーションにまつわる機能が強化され、
操作周りはコンシューマー版に比べてぐっと簡略化されるなど
スマホを意識したシステム変更が随所に見られる。
私的にはバーチャルパットの位置や大きさをもう指に馴染みやすくするよう
細かくカスタマイズさせて欲しかったのだが
これはまぁ今後のアップデートで対応してくるのではないかと思う。
慣れを要するとはいえ、キー+ボタン操作で遊んでいたあのDBDを
よくここまでスマホ使用に落とし込めたなと感心する。
しゃがむ、走る、修理するなどほとんどの動作をワンボタンで実行できるのは
物覚えが悪いくせに物忘れだけはどんどん加速中のジジィゲーマーには有難い。

初日だけありまだ皆手探りなのか。サバイバーで参戦した初戦は見事に脱出成功した。
ちょっとした隙間に1プレイできるのはスマホならではの利点。
事前登録特典もいただいたことだし、しばらく遊んでみるか。

05月12日発売■Switch:Dead by Daylight アルティメットエディション
05月12日発売■PS4:Dead by Daylight アルティメットエディション
05月12日発売■PS5:Dead by Daylight アルティメットエディション

最新チャプターまでを収録した「アルティメットエディション」も5月12日発売予定。
スマホで裾野を広げコンシューマーに繋げる形が出来上がればまた盛り上がりそう。



▼人気ハードが連休前に復活の可能性大


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発売中■PS5:PlayStation5 デジタルエディション


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発売中■Xbox:Xbox Series X|S 関連商品一覧
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発売中■Xbox:Xbox Series X
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発売中■NSw:Nintendo Switch(有機ELモデル)ホワイト
発売中■NSw:Nintendo Switch(有機ELモデル)ネオンブルー・ネオンレッド
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発売中■NSw:Nintendo Switch(有機ELモデル)ホワイト
発売中■NSw:Nintendo Switch(有機ELモデル)ネオンブルー・ネオンレッド

大型連休前はどのメーカーも多めに本体を出荷するのが常。
加えてもともと金曜午前は品薄のハードが復活する可能性が最も高いので
GWに突入する目前の本日から明日にかけてPS5やXbox Series X|Sが復活する可能性が非常に高い。
連休中の需要を見込んで台数も多めに出てくるはずなので、諦め掛けていた方もチェックして損なし。
人気の「Nintendo Switch 有機ELモデル」は28日14時現在、正規プライスで復活中。



▼Kindleセールまとめ|GWを見越したマンガキャンペーンが開催中


05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア トップページ
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|① 少年コミック
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|② 青年コミック
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|③ 女性コミック
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|④ ライトノベル
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|⑤ 新文芸
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|⑥ 実用・ビジネス・専門書
05月12日まで■Kindle:【10,000点以上対象】KADOKAWA GWフェア|⑦ 小説・文芸

本日(28日)からはカドカワ作品1万冊以上を対象としたGWフェアが開催。
下記のマンガキャンペーンと合わせてトータル2万冊と特大規模のセールになる。


05月05日まで■Kindle:【最大80%OFF】Kindleマンガキャンペーン

トータル1万冊を超える作品を対象とした最大80%OFFのマンガセールが開催中。
期間もちょうどGW終盤の5月5日まで。
いつか時間ができたら読もうと思っていた作品を一気読みするチャンス。



▼河瀬直美監督のことと、日本の制作現場の変化について

このところ河瀬直美監督の身辺が騒がしい。

●NHKの不適切字幕、河瀬直美監督「事実と異なる内容、本当に残念」
●河瀨直美監督の東大入学式での祝辞、国際政治学者から批判相次ぐ。
●東京五輪公式記録映画・河瀬直美監督 撮影中の暴行でカメラマンが降板

こんなに短期間に河瀬監督の名前をメディアで見かけるとは思ってもみなかった。
日本ではまだまだ数の少ない女性監督の中でも、タナダユキ、西川美和らと共に
日本映画を牽引する存在だっただけに、ネガティブな取り上げられ方ばかりしている
最近の報道は、監督の作品を好んで観ていた私としては寂しい。
河瀬監督の名前を初めて認識したのは、2007年の「殯の森」だった。
ほぼ無名だった日本人監督、しかも女性がいきなりカンヌのグランプリを獲ったと
当時は随分と話題になり、私もテアトル梅田まで観に行った。
しかし「殯の森」は残念ながら私とは肌が合わず、
さらにカンヌの受賞記念で行われたインタビューの中で

「次(次回作)は長谷川京子で映画を撮らなくちゃなんないんです。
でも、今のままだと全然使いものにならないんで、半年くらい鍛えてから撮影に入ろうと思います」

と平然と言って退け、その微塵も悪びれない態度が強く印象に残った。
作品も人柄も「合わない」と感じてから、私は河瀬監督がずっと苦手だった。
しかし、2014年の「2つ目の窓」で少しだけ人間味のある作風に変化し
2015年の「あん」が私的な年間ベストワンだったことで、そこからは河瀬作品のファンになった。
「あん」に続く「光」も良作だった。

奈良県出身の河瀬監督は関西ローカルの情報番組によく出演していて
コメンテーターとしても活躍しているので
関西人にとってはむしろ文化人枠のタレントという印象の方が強いかも知れない。
東京オリンピックのドキュメンタリー監督に抜擢された時も
周りから祝福され「頑張ります」と笑顔で答えていた頃までは私も「よかった」と素直に喜んでいた。



しかし、ドキュメンタリー(NHKの番組)の編集にケチがついてからというもの
立て続けにネガティブな話題でマスコミに名前が踊り、河瀬監督のイメージはあっという間に
カンヌを受賞した直後の「全然使いものにならないんで」まで戻ってしまったように思う。
それも、カンヌのような一部の映画好き限定ではなく、世間に広く知られる形で。
先日、映画「東京2020オリンピック SIDE:A / SIDE:B」の主題歌に藤井風が起用されたとのニュースが出たが
熱烈なファンでありながら、私は素直に喜べず取り上げることもしなかった。
紅白でMISIAと共演した時から、喜びつつも懸念していたのだ。
このままお偉方御用達(この人を使っておけば若者は支持してくれるし問題もないだろう)のシンガーとして
国の施策の看板に駆り出されるようにはならないだろうか、と。
藤井風のスタッフは少し成果を急ぎ過ぎてはいないだろうか。
もっとゆっくりで良いので、じっくり仕事を選んで、本当に望む仕事だけに絞ってサポートして欲しい。

榊英雄監督から園子温監督、小林勇貴監督と数珠つなぎで出てくる映画監督のセクハラ・パワハラ問題だが
女性監督でもかつて「幼な子われらに生まれ」の三島有紀子監督がWOWOWのドラマを撮影していた際に
当時6歳だった子役を正午から翌日の午前5時まで17時間労働させたことが話題になった。
(WOWOWは労働時間の長さは事実として認め、過酷な撮影環境で子役が号泣したという部分は否定した)
三島監督に関しては記事に事実誤認の部分もあったためそれ以上延焼はしなかったが
出来上がった作品が傑作ならば制作過程における多少の犠牲はやむなし、というのはやはり私は同意しかねる。

是枝裕和監督や西川美和監督らが連盟で声明を出しているが
こうした声が多数派となって業界の清浄化が進むかは、正直まだわからない。
鬼才という言葉の裏に「常識外れな発想や振る舞い」を含ませている人はまだ多くいるし
河瀬監督も、少なくとも初期に関してはそういった意味での「鬼才」だった。

小栗旬が役者の労働環境の改善と正当な権利の取得を掲げて
制作側と五分に交渉できる組織を作りたいと声をあげたのは、かれこれ5,6年前だろうか。
「命知らずだ」「干されるぞ」と言われながらも、小栗は「日本沈没」で主演を務め
現在は三谷幸喜が脚本を手がける大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主演を張っている。
「鎌倉殿」の開始に際し、NHKは制作現場でハラスメント行為が起こらないように
演者やスタッフ向けに行う講習会「リスペクトトレーニング」を行なったという。
Netflixなど海外の制作現場では以前から取り入れられていた講習会が
ようやく日本の制作現場でも始まったことは大きな希望だろう。

河瀬監督は、まだまだこれから素晴らしい作品をたくさん生み出す方だと思っている。
今回の暴行報道について、既に当人同士で解決済みであるとコメントを出しておられるが
こういった場外乱闘で最もダメージを受けるのは監督自身ではなく
数々の映画賞を獲得した「朝が来る」であることをもっと自覚し、作品を守ってやって欲しい。

コメント
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