▼これはどう見てもLT。「ポータブルモニターLCD PCエンジン」10月22日発売
<Amazon>
10月22日発売■ETC:PCE用 ポータブルモニターLCD - PCエンジン
<楽天ブックス>
10月22日発売■ETC:PCE用 ポータブルモニターLCD - PCエンジン
*昨年12月に「2020年4月発売」としてアメブロでアップした記事ですが、
その後商品の発売が延期され、2020年9月に決定したため7月にgooに転載しました。
しかしまさかの再延期があり、ついに10月22日決定で落ち着きましたので
7月の記事にさらに加筆・改稿をして再掲いたします。
Amazonのゲームカテゴリーの「予約が開始された商品」のリストに
どこかで見た覚えのあるデザインがと思ってクリックしてみると
なんとPCエンジンの背面にある拡張バスに接続してしようするLCDモニターだった。
エンジン愛好家のジジィゲーマーの9割が、この写真を見てすぐに「LTじゃないか」と
突っ込みを入れたであろうことは想像に難くない。
今年9月の発売直前でAmazonから商品ページが消えてどうなることかと心配したが
10月22日に最終決定し、商品ページも無事復活した。
以前にも書いたことがあるが、PCエンジンは当時『コア構想』なる
一大プロジェクトを掲げて展開しており、Huカードで遊ぶ本体を中心に
CDロム、カラオケ、携帯ゲーム機など様々な周辺機器が発売されていた。
今更なんの自慢にもならないが、CDと切り離した哀しきシャトルも、
ゲームボーイを小指で弾き飛ばすほどの高画質だったGTも、
不恰好なスーパーCDロム2も、ROMROMカラオケまで我が家にはあった。
しかしLTだけは、LTだけは無かったのである。
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「PCエンジンLT」の「LT」とは「ラップトップ」の略であり、
その後「PSone COMBO」などにも受け継がれたモニター一体型のゲーム機である。
4インチTFT液晶を採用し、価格も99,800円と
ゲーマーの財布の中身を無視した価格設定に悔し泣きをしたゲーマーも多かろう。
LTとCDロムロムを合体させた時の勇姿は
メガドライブにメガCDと32Xを乗せた時に匹敵するインパクトを持っていた。
今回発売される「ポータブルモニターLCD - PCエンジン」は
1万円でLTを擬似再現できる夢のマシン。
時代に合わせて、通常のACアダプタだけでなく
ポータブルバッテリー給電にも対応しているため外出先でのプレイも楽しめる。
画面比率切り替えスイッチを装備し、
「スタンダード(4:3)」と「ワイド(16:9)」の切り替えが可能になっていたり、
「HDMIケーブル」経由でテレビへの出力にも対応するなど
痒い所に手が届く仕様になっている。
モニターを閉じた姿や表面のロゴまでそっくりでフフッと笑ってしまった。
「PCエンジンmini」が接続できれば文句なしだったが
残念ながら本商品が接続可能なのは初期型PCエンジン(いわゆるホワイトエンジン、白色本体)、
PCエンジンコアグラフィックス、PCエンジンコアグラフィックスⅡの3機種のみ。
コナミとは無関係のプロダクトとなので仕方ない。
CDロムは動かなくてもHuカードは動くというレトロゲーマーは多かろうし
miniに未収録のソフトをHDMI出力でテレビで遊ぶチャンスと考えると良い買い物かもしれない。
LTは今でも中古相場で十万円台を維持する超レア商品なので1万円ならば
とりあえず買って試したいというジジィゲーマーは相当数いると思われる。
採算分岐点がどこにあるのか不明だが、この企画を通して商品化までこぎつけてしまう
コロンバスサークルの勇気を讃えたい。
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