▼Xbox事業はさらなる拡大へ、新ハードや一部タイトルのマルチ化を発表
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日本時間の本日早朝、Official Xbox Podcastの特別版が配信され
Xbox事業の今後を見据えた数々の施策が発表された。
一部ではXboxはブランド名として残りハード事業からは撤退するのではと囁かれたりもしていたが
今年のホリデーシーズンにハードウェア新製品を投入するなど
蓋を開けてみれば真逆とも言える攻めの姿勢を強めた内容で
現Xboxユーザーの私としてもほっと胸を撫で下ろしている。
色々と噂されていますが、私のようにゲームは専用機で遊びたいっていうユーザーにとっても歓迎できる話であると良いなと思っています。 https://t.co/0Zkd7QEAgv
— 忍之閻魔帳 (@sinobintage) February 13, 2024
まずは、専用タイトルのマルチプラットフォーム化について。
これまでXbox専用タイトルとしてリリースされていた
「Hi-Fi RUSH」「Pentiment」「Sea of Thieves」「Grounded」の4本を
競合してるPlayStationとNintendo Switchに提供すると発表した。
これらの4本はMSが正式に発表したものではなく
「1年以上前に発売されたタイトル」
「当初から大型の独占タイトルではなない」などのヒントから推測されたもので
ほぼ確定として各メディアが報じている。
今回の発表を機に今後Xbox専用タイトルが続々とマルチ化すると考えるのは早計で
MSは「サードパーティー化に向けた大きな転換ではない」としている。
MSが巨大なソフトメーカーとなってPlayStationやNintendo Switchにも
Xboxゲームパスを提供するのではなく、独占から一定期間経過したタイトルを
競合にも提供する、時限式独占の拡大版と見るのが正しそう。
2001年にセガがハード事業から撤退し、家庭用ゲーム機におけるシェア争いが
ソニー・MS・任天堂の3社に絞られてから20年以上が経過し
いずれの陣営も譲らないままここまでやってきたが
タイトルの囲い込みに力を入れすぎて疲弊するのは
Netflixやディズニープラスなどの映像系配信サービスも同様で、
ディズニーは一部の作品を他社に提供することを検討し始めたとのニュースもあった。
Activision Blizzardでサードの囲い込みにもひと段落したMSが
一定の期間が過ぎた独占タイトルを切り崩して他社に提供するのは
誰も損のない良い選択なのではないかと私は思う。
Xboxユーザーのひとりとして、「Hi-Fi RUSH」のようなライト層でも楽しめるタイトルは
Switchでより多くのユーザーに遊んでいただきたい。
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ゲームパスのタイトルは身銭を切って購入しているわけではないので
他社にいったところでダメージは少ない。
どちらかといえば、フルプライスで購入した「ディアブロIV」が
3月28日からゲームパス入りすることの方がショックだったりする。
(細く長く遊ぶタイトルなので待てば良かった、という意味)
Xboxゲームパスは今後も大型タイトルのDAY1を続けていくそうなので
中堅どころのタイトルを時限式で他社に開放しつつ
キラーは温存という形で進んでいくのかもしれない。
任天堂はさておき、タイトルや戦略で被っているソニーが今後どうするのか気になるところ。
ふたつめのトピックは、今年のホリデーシーズンにハードウェア新製品を発売するとの発表。
正確には「いくつかのハードウェア新製品」とあり、具体的な内容はまだ不明ながら
ゲームパスに対応した携帯機ではないかとの噂は少し前から出回っている。
これらの新製品は下位互換、クロスセーブ、クロスプレイ、クラウド機能も搭載するとされており
噂通りの携帯機なら絶対に買うぞ。
携帯機ならストレージの拡張も格安でできるはずなのでSeries Sの使用頻度が落ちる可能性すらある。
今年6月には今回の発表内容の詳細を含めたXbox Showcaseが開催とのこと。
再デビューからあっという間に月日が経ち
向こう3年分購入していた私のゲームパスも2025年11月までと残り2年を切った。
ハードウェアが携帯機ならば月額を支払っても継続するつもりだが、さてどうだろう。
「#龍が如く8」ストーリークリア後で実績65%でした。椎名林檎さんの曲では「落日」と並ぶツートップぐらいに好きな曲だったので、「ありあまる富」が流れた時にすぐMVのオマージュだと気づきました。これでXboxの実績リスト上位は全て「龍が如く」です(笑) pic.twitter.com/vzgMkNmcNU
— 忍之閻魔帳 (@sinobintage) February 16, 2024
余談。
先日「龍が如く8」をクリアした。
山下達郎はサブスク嫌いで有名なので権利的に難しかったのか
「蒼茫」はゲームパス版では流れなかったのだが「ありあまる富」はちゃんと流れた。
主人公お二人もさることながら、大御所を押しのけて成田凌が素晴らしかった。
最後を全てかっさらって行った。
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無理に「いくつかのハードウェア新製品」を発売するよりも現行機と拡張ストレージカードの値下げを
行うだけでかなりのシェアアップが見込めると
思うのですがどうでしょうね。
私もそう思います(笑)
特にストレージはなんとかならないですかねぇ。
今はクリアしたゲームをその都度消去して
しのいでますが、やはり1TBは最低でも欲しいなと思います。
でも、Series Sの1TBの価格とか見ると
「ならいっそSeries Xに...」って思ってしまいますし(笑)
流通の顔色を完全には無視できないPSに比べて
Xboxはパッケージの廃止までは比較的早く動けそうな気もするので
ストレージの価格設定は今後ますますネックになってくるんじゃないかと思いますね。