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▼中島みゆき、最後の全国ツアー「結果オーライ」がライブCD化
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02月02日発売■CD:結果オーライ / 中島みゆき
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02月02日発売■CD:結果オーライ / 中島みゆき
一昨年の1月12日に東京新宿文化センター大ホールからスタートした
中島みゆきのツアー「結果オーライ」がライブCDとなって2022年2月2日発売。
楽天ブックスから昨日出荷通知があり、無事に1日早く(2月1日)届いた。
初回盤にはリハーサル風景や各地の公演の舞台裏を始め
「悪女」「糸」「誕生」などの歌唱シーンを含むライヴドキュメント映像を収録した
Blu-ray(DVD)が付属する。
映像の収録時間は52分と、これまでの中島の映像特典からすれば破格の長時間。
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02月02日発売■CD:結果オーライ / 中島みゆき
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02月02日発売■CD:結果オーライ / 中島みゆき
「結果オーライ」は、タイトルから想像がつく方もいらっしゃるかも知れないが
中島みゆきにとっては最後の全国ツアーになるはずだった。
来月2月23日で古希(70歳)を迎える中島にとって全国を廻るツアーは
体力的にもこの辺が限界と踏んだのだと思う。
1976年の初のツアーから45年間に渡り日本全国に生の歌を届け続けた
歌姫の最後のツアーということで、チケットはいつも以上の争奪戦となったが
新型コロナウィルスの蔓延を考慮してツアーの中止が発表。
10都市11会場24公演の予定が、わずか8公演のみで終了となった。
コロナ終息後の再開を望む声も多かったが、未だ変異を続ける状況を鑑み再開は無いと正式に発表。
松任谷由実と双璧を成す偉大な女性シンガーソングライターの最後のツアーは
文字通り「幻のラストツアー」となってしまった。
これまでの中島のライブCDは、公演で披露された全曲を収録することはせず
必ず何曲か省かれて発売されてきたのだが、今回はチケットを手にしながら
来場の叶わなかったファンの無念を汲んでか、全21曲を収録している。
セットリストは以下の通り。
中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」
<Disc-1>
1. 一期一会
2. アザミ嬢のララバイ
3. 悪 女
4. 浅い眠り
5. 糸
6. ローリング
7. 流 星
8. 最後の女神
9 齢(よわい)寿(ことぶき)天(そら)任(まか)せ
<Disc-2>
1. 離郷の歌
2. この世に二人だけ
3. ナイトキャップ・スペシャル
4. 宙 船 (そらふね)
5. あたいの夏休み
6. 麦の唄
7. 永遠の嘘をついてくれ
8. 慕 情
9. 誕 生
10. 人生の素人(しろうと)
11. 土用波
12. はじめまして
近年発売されたオリジナルアルバム「相聞」「CONTRALTO」の楽曲が
やや多めにはなっているものの、「アザミ嬢のララバイ」「悪女」「浅い眠り」「糸」
「麦の唄」「一期一会」「あたいの夏休み」「誕生」といったシングルヒットを多数組み込み、
さらにTOKIOへ提供した「宙船」や、ファンにとっては思い出深い「永遠の嘘をついてくれ」
「土用波」「ローリング」といった名曲も披露されていて満足度の高いセトリ。
もちろん、最後のツアーならば「わかれうた」「時代」「空と君のあいだに」「旅人のうた」
「銀の龍の背に乗って」なども演って欲しかったとも思うのだが
古希手前の歌姫にそこまでの体力を期待するのは酷というもの。
21曲やってくれただけでも大感謝のセットリストだ。
今回はライブ会場の臨場感を出来る限り原音に近い音質で再現できるようBlu-spec cd2仕様を採用。
「歌暦」ではドルビーサラウンドを導入し、オリジナルアルバムでも一時期通常盤と
APO盤(高音質CD)を併売するなど、常に音質にこだわってきた彼女らしい。
ライブ映像は収録していなかったのかと思っていたら、先日放送されたNHK「SONGS」の中で
中島の肉声コメントが流れ、「予定していた映像収録も出来ないまま中止になったが、
幸い今回はツアー開始から密着したドキュメンタリー映像があったので、
それをお見せ出来ることになった」と言っていた。
やはり映像収録はツアーの後半の予定にしていたようだ。
映像収録を前提とするのであれば「夜会」のようにゲネプロ(本番と同内容の客なし公演)を
演ってそれを収録すればと今となっては思ってしまうが、当時コロナを予測できた関係者はいなかったろう。
つまり、このアルバムの特典Blu-ray(DVD)に収録された
密着映像+数曲分のパフォーマンスだけが、ラストツアーで残された映像の全てということになる。
私的には、新型コロナにまつわるショックな出来事の
トップ3に入るうちのひとつが、このツアーの中止だった。
例えば藤井風のような20代のアーティストがコロナで丸々1年を無駄にしたとしても
来年があるさ、それがダメでも再来年があるさと思える。
しかしここが引き際と判断したアーティストの最後の全国ツアーに「また来年」は来ない。
特典Blu-rayには、コロナの足音が段々と大きくなる中で
粛々とツアーの準備をし、一期一会のステージに命を燃やす人々の姿が刻まれている。
いつも通りのみゆき節と、いつも通りの他愛ない話に花を咲かせる
ミュージシャンやスタッフ達をコロナという雨雲が徐々に覆い始め
大阪の初日を終えた時点でツアー中止の決定が下る。
「断腸の思い」では足りないほどの悔しさがあったろう。
しかし、「誕生」の歌唱前に中島はこう言った。
怖い病気が流行ったりすると
人は人を押し退けあってパニックになったりすることが、とても心配です。
でも、その一方、私が心配なのは、心優しい人たちが人に譲りすぎて倒れてしまうことです。
皆様はどうぞ、自分のことも少し大切にしてください。
またお元気で、お会いできる日を願っています。
2020年ラストツアー「結果オーライ」。
本日は、おっかなびっくりおいでくださいまして、本当にありがとうございました。
「誕生」は、中島みゆきの全シングルの中でもトップ3に入るほど好きな曲で
主題歌に起用されていた映画「奇跡の山 さよなら、名犬平治」も劇場に観にいった。
この曲の映像がフルで収録されていただけでも奇跡的なことだし、買ってよかったと心から思える。
ここ数年、レジェンド級のアーティストのライブは生で見れるうちに見ておきたいと
何度も書いてきたが、演者の年齢的なこととは別に
コロナで2年以上ものロスが発生するとは思ってもいなかった。
取り返しのつかないことも多い。
例え感染を免れても、コロナを遠因としたダメージは私の身の回りにたくさんあるのだと実感。
ライブ本編の音源はもちろん文句なし。
曲単位で楽しむのがスタンダードになりつつある時代ではあるが
せめて最初の1回だけでも、途中で止めずに一気に聴いていただきたい。
中島みゆき「結果オーライ」は本日発売。
2022年01月21日公開■邦画:中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー 2007-2016 歌旅~縁会~一会
既発のライブBlu-ray(DVD)3本から選りすぐりの楽曲で再編成された
「中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー 2007-2016 歌旅~縁会~一会」が劇場公開中。
83分にヒット曲をぎゅっと詰め込んだ「見るベスト」ともいうべき内容。
全部円盤で持っていても、改めて大画面で見たくなる。