忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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今週発売の主な新作

2007年04月15日 | 今週発売の新作
今週はDVD、ゲーム共に話題作が多い。
特にDVDは各ジャンルで良作が出揃い、
目移りしてしまうほどの充実のランナップ。
ということで今週はDVDから。

▼今週発売の主なDVD



■DVD:「硫黄島からの手紙 特製BOX付」
■DVD:「父親たちの星条旗 特別版」

まずはこちらから。
巨匠クリント・イーストウッドが日本とアメリカの
2つの異なる視点から「硫黄島の戦い」を描いた
「硫黄島からの手紙」が今週発売。
「父親たちの星条旗」は2週間後の5月3日発売予定。
物語の全体像を知りたいならば、是非「父親たち」とセットで。

【紹介記事】「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」DVD化決定



■DVD:「プラダを着た悪魔 特別編」


「めぐりあう時間たち」のメリル・ストリープと
「ブロークバック・マウンテン」のアン・ハサウェイの共演でおくる
ファッショナブル・コメディの傑作。
原作は「ヴォーグ」編集部での勤務経験を持つ
ローレン・ワイズバーガーの大ヒット小説。
高学歴を持ちながらファッションセンスはからきしの
アンディ(アン・ハサウェイ)の勤務先は、
ファッション界にその人ありと言われた
名物鬼編集長、ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントだった。
次々と無理難題をふっかけるミランダに
最初のうちは腹を立てていたアンディだったが、
次第にミランダの生き方を理解し、尊敬するようになっていく、というお話。

演じる人間によっては非情なだけの鬼女になってしまう
ミランダという女性に深い人間味を与えたメリル・ストリープの演技が絶品。
ヴァレンチノ、フェンディ、エルメス、プラダ、カルヴァン・クラインなどなど
次から次に登場する衣装や小物を眺めているだけでも楽しめる。
女性特有の縦社会を描いているようでいて、
実は男性にも共通するテーマを描いているので
男女問わず万人にお勧め。
観終わった後、爽快な気分になること請け合いだ。



■DVD:「スネーク・フライト」

■DVD:「アナコンダ2 廉価版」

B級好きなら間違いなくコレ。
高度1万メートルを飛行中のジャンボジェット機の中で
繰り広げられる、ここ数年でも最上級のB級パニックアクション大作。
偶然、殺害現場を目撃してしまった主人公を消す為に
ギャング団が送り込んだのは、コブラ、ニシキヘビ、
ガラガラヘビ、サンゴヘビなど、数千匹にも及ぶヘビの大群だった!
フェロモンを吸って攻撃性の増したヘビ達は
オペレーションシステムを破壊、機長まで襲って機内は大パニックに。
あまりのバカバカしさに惚れ込んで劇場で2回観た。
B級好きには今週のイチ押し。
同日発売で「アナコンダ2」の廉価版が出るのは偶然なのか。



■DVD:「百年恋歌 amazon限定特典付きDVD」


1966年の高雄、1911年の遊郭、現在の台北という
3つの時間軸で展開するラブストーリーを
同じキャストが演じるという毛色の変わった作品。
「珈琲時光」では少し私の好みから離れてしまった
ホウ・シャオシェンであったが、本作で再びど真ん中に復帰した。
ホウ・シャオシェンのこれまでの経歴を知りたい方はこちらで。



■DVD:「王の男 コレクターズ・エディション」


もう1本韓国映画を。
韓国史上最大の暴君と呼ばれた朝鮮王朝第10代の王、
ヨンサングン(燕山君)と、彼と関わったことにより
人生を一変させられた旅芸人を描いた作品。
詳しい内容については以下の過去ログにて。

【紹介記事】二枚落ちで作り上げた秀作「王の男」



■DVD:「しばわんこの和のこころ やわらぎBOX (冬は楽しく編+ふわり春風編)」


以前、当BLOGでも紹介した
「しばわんこの和のこころ」の新作。
今度は「冬」+「春」の2作パッケージ。
これで前作と合わせて四季が完成する。



■DVD:「ピタゴラ装置 DVDブック2」


当BLOGの昨年度DVD売り上げNo.1タイトルは
実は前作「ピタゴラ装置 DVDブック」であった。
ピンポイントなタイトルを紹介したつもりが大ヒットで
一番驚いたのは私だったりする。
待望の続編は価格も据え置きで一安心。
予約プライスならば2000円強なので今回も購入予定。



■DVD:「時をかける少女 限定版」


予約数では「逆転裁判4」と並ぶ、4月度の目玉タイトル。
今更説明不要だとは思うのだが、
念のため過去ログも紹介しておこう。

【紹介記事】アニメ化で人気再燃するも、失われたモノも大きい「時をかける少女」

▼今週発売の主なゲーム



■Wii:「スーパーペーパーマリオ」


今週発売のゲームで私のイチ押しはコレ。
紹介記事でも書いたのだが、
万人向けというよりは、2Dと3Dを切り替えて
新たな発見を楽しむアクションゲーマーにこそお勧め。
詳しい内容については以下の過去ログにて。

【紹介記事】王道から解き放たれた奔放さがウリ。Wii「スーパーペーパーマリオ」



■DS:「Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全」


ロングセラー商品として現在も売れ続けている
「だれでもアソビ大全」がWi-Fi対応となって発売。
Wi-Fi通信でのコミュニケーションを容易にするため
海外ユーザーとの対戦時には自動的に翻訳される機能も搭載している。
新たに収録されたミニゲームは
「ドミノ」「麻雀ソリティア」「ルドー」「ドット&ボックス」
「 テキサスホールデム」「グリッドアタック」「脱出パズル」の7種類。
価格も据え置きなので、前作を買い逃していたユーザーならお勧め。
前作所有者は、Wi-Fi対応に買い直すほどの価値を見出すかどうかで。



■DS:「のだめカンタービレ のだめの鍵盤ポーチ付き」


特典のポーチ人気で予約は非常に好調な
「のだめカンタービレ」も今週発売。
以前の紹介時期でも

ファン向けグッズの延長線であることは確かなので、
ゲームとしての期待はそこそこに止めておくのが吉。


と書いた通り、基本はあくまでもファンアイテム。
シチュエーションや会話にニヤリと出来るファンならば
評価は2割増、純粋なアドベンチャー+音ゲーとしては2割減。
私は2割増派。
詳しい内容については以下の過去ログにて。

【紹介記事】DSでぎゃぼー!ポーチにむきゃー!DS「のだめカンタービレ」



■PSP:「ファイナルファンタジー」


スクウェア・エニックスが仕掛ける
「ファイナルファンタジー20周年記念企画」の第1弾となるのが
PSP版「ファイナルファンタジー」。
プレイステーション、ワンダースワン、ゲームボーイアドバンス、
携帯アプリと、様々なプラットフォームに移植・リメイクされた
シリーズ元祖のブランド力は依然健在のようで、受注は約10万本。
2作パックのアドバンス版より価格が割高なことと
(私が触った時点では)
読み込みが”若干”気になるのが難点ではあるが、出来は悪くない。


■PS2:「ペルソナ3フェス アペンドディスク版」
■PS2:「ペルソナ3フェス 単独起動版」
■CD:「バーン・マイ・ドレッド 「ペルソナ3」輪廻転生」

「世界樹の迷宮」「オーディンスフィア」など、
話題作の続くアトラスの今週は、ますますコア向けに進化していく
「ペルソナ」シリーズファン向けの追加ディスク。
「ペルソナ3」を所有している方は「アペンド」、
前作未所有で今回から始める方は「単独起動版」を。
サントラCDも同時発売。



■PS2:「Fate / Stay Night レアルタ・ヌア extra edition」


全国的な予約数では今週発売のゲーム中ダントツの1位。
「ひぐらしのなく頃に祭」を大きく上回る予約数で
早々に打ち切ったショップも出ており、「ひぐらしのなく頃に祭」が
叩き出した初週8万本を上回る可能性は高い。
15日0時現在、Amazonではまだ限定版の在庫あり。
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DS「逆転裁判4」発売初日で約16万本の好スタート、他

2007年04月13日 | 瓦版
▼DS「逆転裁判4」発売初日で約16万本


■DS:「逆転裁判4」


4月度の期待度No.1タイトルであった「逆転裁判4」。
初日の販売数は通常版・限定版を合わせて約16万本と
かなりハイペースでのスタートとなった。
限定版の完売が相次ぐ一方、通常版に関しては思ったほどの
爆発力はなく、予約していたシリーズファンが殺到したという印象。
週末で浮動票をどれだけ取り込めるかに期待。


■DS:「マリオvs.ドンキーコング 2 ミニミニ大行進!」


【紹介記事】見た目はまんま、中身に変化アリ。DS「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!」

CM効果もあってか、地味なタイトルの割に好調なのが
「マリオvs.ドンキーコング 2 ミニミニ大行進!」。
初日で約2.5万本は内容からすれば上出来であろう。
初動で終わるタイプの作品ではないので
口コミなどでロングセラー化を狙いたい。

お世話になっている「珈琲おいしい」では
体験版のインプレッションがアップされているので
気になっている方は参考に。

●マリオvsドンキーコング2 ミニミニ大行進!(珈琲おいしい)


■PS2:「グリムグリモア 初回生産版」


【紹介記事】RTSの入門編に最適な1本。PS2「グリムグリモア」

ヴァニラウェアファンとしては
今週最も楽しみにしていた「グリムグリモア」。
約1万本と新規タイトルとしてはまずまず。
コアユーザーに強く訴求するスタッフを揃えても
やはりリアルタイム系には手を出しにくいものなのか。

なお、「グリムグリモア」については古雑殿の「古雑語り」にて
インプレッションが掲載されている。
「簡易」と言いながらかなり分かり易い紹介記事になっているので
気になっている方は参考に。

●「グリムグリモア」簡易インプレ(古雑語り)

▼PS3の20GB版・北米で販売終了名前のない部屋

■PS3:「ハードディスク 160GB」(5月31日発売)

北米での販売比率は全体の9割が60GB版であったことから
終了に踏み切った模様。
Xbox360も、低価格版のコアシステムの販売を終了する
との話があり、現在は平行販売されている日本市場にも
いずれ影響が出るのではないか。

なお、日本国内のPS3向けで160GBのハードディスクが発売される。
交換で取り外したハードディスクも
アダプターを使えば外付けとして使用可能。
発売元はお馴染みのホリ。発売日は5月31日。

▼Xbox360「トラスティベル プレミアムパック」発売



■Xbox360:「トラスティベル ショパンの夢」(6月14日発売)

■Xbox360:「トラスティベル ショパンの夢 プレミアムパック」

ソフト単体と同じ6月14日発売。
特典のサントラDVDは同梱版ならもれなく付いて来る予定。
同梱パックの内容物は以下の通り。

・「トラスティベル ショパンの夢」ソフト
・Xbox360 コア システム本体
・Xbox360 コントローラー
・Xbox360 コンポジットAVケーブル
・Xbox360 ACアダプター
・取説

価格はオープンプライスとされているが、
仕切り価格は昨年末発売の「ブルドラパック」と同じ
29800円ベースでアナウンスされているようなので
実売価格もおそらく3万円前後になるものと思われる。

「トラスティベル」目的で本体購入を予定していた方には
朗報ではあろうが、北米で「コアシステム終了→上位機種発売」の話が
出た途端に日本で同梱版の発表となると、
コアなファンの多そうなタイトルを使った
在庫処分という印象は拭いきれない。
いっそのこと「Elite」の同梱版にしてくれればと感じている
ヘビーユーザーの方が多いのでは。一人は私だが。

▼Wii「ドラゴンクエストソード」7月12日発売



■Wii:「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」(7月12日発売)


今春とされていたが調整が難航し夏にズレ込んだ。

▼Wii「バイオハザード4 Wii エディション」動画公開

バイオハザード4 Wii エディション
■Wii:「バイオハザード4 Wiiエディション」(5月31日発売)


5月31日に発売の決定した「バイオハザード4 Wii エディション」の
プロモーションムービーが公開。
グラフィックはGC版をベースに、
追加要素等はPS2版をベースにした完全版仕様。
Wiiコンを使った操作感は思ったより手に馴染み易く、
より感覚的にプレイ出来た。照準合わせやリロードも快適。
「バイオ」ファンならお勧めだ。
準新作ではあるものの、GC版、PS2版合わせて
100万本の出荷を達成した作品ということで
カプコンの目標は10万~15万本。
5~6月のWiiは目立った新作も見当たらないので
充分達成可能ではないか。

▼PS3とWiiの販売比較(ジーパラ)

既発タイトルの実績が一覧で掲載されているので
詳しくはリンク先まで。



ハード:200万台

1位:「Wiiスポーツ」1,285,000本
2位:「はじめてのWii」1,097,000本
3位:「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」430,000本
4位:「おどるメイドインワリオ」374,000本
5位:「ポケモンバトルレボリューション」249,000本



ハード:80万台

1位:「ガンダム無双(同梱版含む)」238,000本
2位:「機動戦士ガンダム ターゲット イン サイト」128,000本
3位:「リッジレーサー7」125,000本
4位:「RESISTANCE 人類没落の日」117,000本
5位:「アーマード・コア4」77,000本

▼「SS」「DC」有償修理終了(セガ)

少し古いニュースなのだが、備忘録の意味も含めて紹介。
セガのコンシューマー用ゲーム機「セガサターン」「ドリームキャスト」の
メーカー修理対応が今年9月28日で終了となる。
調子の悪いハードを騙し騙し使っている方は
早めに修理に出しておくべし。
私的には「ドリームキャスト」より「セガサターン」が使えなくなるのは
相当困るので出しておく予定。
発送先等の詳しい内容は上記リンク先まで。
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任天堂関連新作情報、他

2007年04月11日 | 瓦版
▼PS2「NARUTO」初週7万本の好スタート

■PS2:「プロ野球スピリッツ4」
■PS3:「プロ野球スピリッツ4」

1日に発売された「プロ野球スピリッツ4」は
変則的な発売日設定のマイナス分を補うように
2週目に入って調子が上向き、2週合計で約9万本を販売した。
先週発売されたバンダイナムコの「熱スタ2007」は約2万本ということで
昨年縮めたリアル系プロ野球ゲームのシェアを
本作でまた引き離されそうな予感。
「ファミスタモード」の神通力も薄れたか。

先週トップでスタートを切った「キングダムハーツ2FM+」は
累計20万本を突破したものの
先週末の量販店では値下げ合戦が加熱、
新品で4000円を切るショップも出たようだ(通常版の話)。

「無双OROCHI」「キングダムハーツ2FM+」「NARUTO」と
ヒットの続くPS2ハードは今週も約1.5万台を販売し
PS3とほぼ横並びとなっている。


■PSP:「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」
■PSP:「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. Portable」

PSP市場に吹く追い風に乗って
「ガンダムバトルロワイヤル」の実績を上回る目標を立てていた
「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. Portable」だが
週末で早くも息切れしたか、初週販売数は約6万本に止まった。

PSP本体は約3万台を販売。
SCEは本年度の目標達成のために
「カラーバリエーションの追加や話題のソフトの同梱パックなどを
定期的に投下して昨年度を上回る」としているが、
5月発売の「FFT 獅子戦争」では目立った施策も見られなかったため
「CRISIS CORE FINAL FANTASY VII」あたりに合わせて
何か仕掛けてくるのではないか。(あくまでも予感)



DS Lite本体が約12万台、Wii本体が約4.5万台と
ハードの販売数は安定しているものの
ここ最近投入されている新作ソフトに今ひとつ元気のない任天堂陣営。
「ヨッシーアイランドDS」が累計50万本、
「もじぴったんDS」が累計20万本を突破し好調な反面、
「たまごっちのアッパレ!にじべんちゃー」は約2万本と
厳しいスタートとなった。
同じバンダイナムコから発売された「名探偵コナン 探偵力トレーナー」は
映画公開に合わせた発売日設定がうまく効いたのか
週末で大きく伸び約2万本を販売、出荷ベースでは5万本を突破している。

■Wii:「スーパーペーパーマリオ」
■Wii:「Wiiでやわらかあたま塾」

今のところ、4月19日発売の「スーパーペーパーマリオ」、
4月26日発売の「Wiiでやわらかあたま塾」を過ぎると、
任天堂から発売されるWii用ソフトは
6月28日の「ドンキーコング たるジェットレース」まで無い。
しかもこれも「スーパーペーパーマリオ」と同じ、GCからの移籍組である。
DS発売時には、ハード発売前から「nintendogs」の影をチラつかせ
タイミングを見計らって春に投入するなど
用意周到なリリーススケジュールを組んでいた任天堂だが、
Wiiに関してはやけに呑気なのが気になる。

【紹介記事】王道から解き放たれた奔放さがウリ。Wii「スーパーペーパーマリオ」

▼予約の開始された商品。



■CD+DVD:「The Best of Tales 初回限定盤 DVD付」(7月4日発売)

■CD:「The Best of Tales」(7月4日発売)

歴代「テイルズ」シリーズの主題歌を集めたベスト・アルバム。
初回盤のみ、全作品のOPクリップを収録したDVD付き。

▼任天堂関連新作情報

「問答無用で買い」は「応援団2」と「いたスト」の2本。
どちらも素晴らしい出来。特に「いたスト」は想像以上に良い。
「まぁ買い」は「数陣」「ドンキー」「ゼルダ」あたり。
「ややウケ」は「みずいろ」「くりきん」「眼力」。
この辺りは時間があれば紹介予定。

5月17日発売

燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2
■DS:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」

■Wii:「名探偵コナン 追憶の幻想」
■Wii:「マーベル アルティメット アライアンス」

5月24日発売



■DS:「真・らき☆すた 萌えドリル 旅立ち DXパック」

■DS:「真・らき☆すた 萌えドリル 旅立ち 通常版」
■DS:「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2」
■DS:「ホシガミ HOSHINavi付き」
■DS:「くりきん ナノアイランドストーリー」
■DS:「結界師 鳥森妖奇談」
■Wii:「実践パチスロ必勝法 北斗の拳 Wii」

5月31日発売

バイオハザード4 Wii エディション
■Wii:「バイオハザード4 Wiiエディション」

■Wii:「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」
■DS:「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」

6月7日発売

■DS:「株トレーダー瞬」
■DS:「数陣タイセン」
■DS:「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」
■Wii:「牧場物語 やすらぎの樹」

6月14日発売

■Wii:「ネギま!?ネオ・パクティオーファイト!!」
■DS:「Days of Memorioes」
■DS:「ゲームで出ましたっ!パワパフガールズZ」
■DS:「みずいろブラッド」

6月21日発売



■DS:「いただきストリートDS」

■DS:「BLACK CAT 黒猫の協奏曲」
■Wii:「はじめの一歩 レボリューション 単行本そっくりノート付き」

6月23日発売

■DS:「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」

6月28日発売

■Wii:「ドンキーコング たるジェットレース」

7月12日発売


■Wii:「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」
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PS3時代宣言は2008年以降に持ち越し?

2007年04月09日 | 業界四方山話
今年の正月にSCEが大量に投下していた
「PS3時代宣言」CMを覚えておいでだろうか。

PS3時代宣言
「PS3時代宣言」CM動画(YouTube)


動画を見られない方に説明すると、
薄暗がりの中にそびえる高層ビルの窓明かりが少しずつ点灯し
「ハイビジョン時代」「ブルーレイディスク時代」
「エンタテイメント専用ネット時代」
「世界でひとつ」のゲーム時代」などのコピーが次々に登場。
最後の〆が「PS3時代を宣言します」というものである。

元旦から1週間程度の期間限定で放送されたこのCMは、
当然SCEの2007年における決意表明と
受け取っていたのだが、少々事情が変わって来たのであろうか。
というのも、先日SCEが発表した2007年度の販売目標からは
今年度中に「PS3時代」が来るようには思えないのである。

SCEによると、2007年度の各ハードの販売目標は、

PS2:昨年度割れ
PSP:昨対比120%
PS3:昨対比200%

となっている。
PS2の落ち込みをPSPとPS3でカバーして、
SCEハードのトータルでは昨年度を上回るという計算だ。
PSPに関しては、現在の動きを見る限り
120%も充分達成可能な範囲だと思うのだが、
PS3の200%というのは少々低過ぎるような気がする。
昨年11月に発売されたPS3の2006年度(2007年3月末まで)における
総販売台数は約80万台。
集計期間は約4ヶ月なので、月平均の販売台数は約20万台。
仮に今年、昨対比で200%を達成出来たとしても、
2007年度の販売台数は約160万台。
月平均の販売台数は13万台に止まってしまう計算になる。
週販1.5万~2万ペースで推移している現状からすれば
これでも多いぐらいだが、SCEに限らず、年始に掲げる目標は
どこもかなり大きい数字を出してくるものである。
数値目標に関しては常に強気強気で攻めて来たSCEですら
これほど控え目な目標を設定したということは、
少なくとも今年度中にはPS3の起爆剤となるような
ビッグタイトルの登場は(今のところ)無い、ということなのではないか。
PS3で発売予定となっている「モンスターハンター3」「メタルギアソリッド4」
「ファイナルファンタジー13」などのキラータイトルの
どれかひとつでも今年度中の発売が見えていれば、
もっと高い数字を出していたように思う。
(昨年度のPSPがまさにそうであった)

近日中に紹介予定の「NINJA GAIZEN Σ」を始め、
良作もポツポツとは出始めているのだが
「バーチャファイター5」が約7万本、
鳴り物入りでリリースされた「ガンダム無双」ですら
約23万本で頭打ちとなっているためか、
サードパーティも腰が引けてしまっている。
「デビルメイクライ4」など、360とのマルチプラットフォーム化も進む中、
今後どうやってPS3を盛り上げていくのか、課題は山積みだ。

来年頭に「今年こそ」を足しただけの同じCMを
流すようなことにならないよう、SCEには頑張っていただきたい。

3月末までのPS3用ソフト売り上げベスト5



1位■PS3:「ガンダム無双」(約23万本)
2位■PS3:「リッジレーサー7」(約13万本)
3位■PS3:「ガンダム ターゲットインサイト」(約13万本)
4位■PS3:「RESISTANCE 人類没落の日」(約12万本)
5位■PS3:「アーマードコア4」(約8万本)

目を引くのが「RESISTANCE」の健闘ぶり。
人気シリーズやキャラクター物の犇めく中で
PS3オリジナルタイトルとして唯一のランクイン。
「リッジ7」「ガンダム」ほど投げ売りもされていないので
実質的には「RESISTANCE」が2位と考えて良さそうだ。
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今週発売の主な新作

2007年04月08日 | 今週発売の新作


■DS:「逆転裁判4 オドロキヘッドフォン付き」

■DS:「逆転裁判4 特典無し」

受注40万本という、およそアドベンチャーとは思えない
数量を集めて大注目の「逆転裁判4」がいよいよ発売。
予約は上々で、限定版、特典付きの通常版ともに
多数のショップで完売御礼となっている。
限定版と特典付きの通常版の合算で
10万本は余裕で超えるはずなので、
GBA版「逆転裁判3」の初動実績(約7万本)を上回るのはほぼ確実、
あとは特典無しの通常版がどれだけ伸びるかが鍵となりそうだ。

DSでリリースされた「逆転裁判」シリーズの初動は
2005年9月発売の「逆転裁判 蘇る逆転」が約5万本、
2006年10月発売の「逆転裁判2」が約2.5万本。
任天堂から発売された「ウィッシュルーム」は
初動で約6万本、累計販売本数は約20万本となっている。



■DS:「マリオvs.ドンキーコング 2 ミニミニ大行進!」


誘導型アクションパズルの良作。
既に紹介記事をアップしているので
詳しい内容については以下の過去ログにて。

【紹介記事】見た目はまんま、中身に変化アリ。DS「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!」



■PS2:「グリムグリモア 初回生産版」

■PS2:「グリムグリモア テレカ付き」(SEGA DIRECT限定icon

「ターン制のSLGしか遊んだことのないユーザー」に
リアルタイムの楽しさを分かってもらうための入門編的な作品。
「この絵柄なら試してみようか」と思った方なら。
8日午前0時現在、Amazonではまだ特典付きの在庫あり。

こちらも既に紹介記事をアップしているので
詳しい内容については以下の過去ログにて。

【紹介記事】RTSの入門編に最適な1本。PS2「グリムグリモア」

▼予約の開始された商品



■Xbox360:「セインツ ロウ」(6月14日発売)

*Z指定につき18歳未満は購入不可

既に「何でもアリ」や「撃ちまくりの爽快感」という表現が
当たり前になってきつつあるXbox360の新作。
海外ではXbox360、Wii、PS3の3機種で発売され
大ヒットとなっている「マーベル・アルティメット アライアンス」は
Wii版が5月、PS3版も6月に決まったようだが、
(あくまでも現時点では)Xbox360版だけ日本版の発売が
されないようなので、その辺のウサ晴らしを本作で。

■Wii:「マーベル アルティメット アライアンス」(5月17日発売)
■PS3:「マーベル アルティメット アライアンス」(6月28日発売)
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PS2「NARUTO 疾風伝」、PSP「連合vs. Z.A.F.T. Portable」好調、他

2007年04月06日 | 瓦版
▼PS2「NARUTO 疾風伝」、PSP「連ザP」好調


■PSP:「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. Portable」
■PSP:「実況パワフルプロ野球ポータブル2」

今年に入ってから常に昨対を上回るペースで
推移しているPSPの新作2本だが、
「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. Portable」は約5万本、
「実況パワフルプロ野球ポータブル2」は約2万本とまずまずの出足。
「連ザP」は、目標には程遠いスタートとはいえ、
受注も10万本強と思ったほど集まらなかったので消化率は悪くない。


■PS2:「プロ野球 熱スタ2007」
■PS2:「NARUTO 疾風伝 ナルティメットアクセル」

新章突入の「NARUTO」は約6万本とこちらもまずまずのスタート。
Wii版が苦戦していたため「NARUTO」自体のパワーダウンを
心配する声も出ていたが、「ナルティメット」シリーズの
ネームバリューとPS2の普及台数でうまくカバーしたようだ。
受注を絞ったショップでは品切れが相次いでおり、
ストラップ付きは入手困難になっている。

「熱スタ2007」は1万本と
昨年リリースの「2006」から約1/3という大幅な落ち込み。
ライトユーザーの集まる週末での挽回を期待したい。



■DS:「真・三國無双DS ファイターズバトル」


●「無双DSは、やっぱり地雷ゲーでした」(Re:戯言)
●「真・三国無双DS」を遊んでみた。(逆転裁判合同ブログ1号店)
●コーエー、任天堂やバンダイと積極コラボのワケ(夕刊フジ)

「Re:戯言」の裕殿他、あちこちで厳しい評価を受けている
「真・三國無双DS」は5000本程度と
「雀・三國無双」クラスの寂しい数字。
「無双」の魅力を活かせるハードでないのなら
「無双」以外のタイトルを用意するべきだと思うのだが、
どうもコーエーは「無双」頼みの体質から抜けきれないようだ。

▼「バイオハザード4 Wii エディション」5月31日発売

バイオハザード4 Wii エディション
バイオハザード4 Wiiエディション(5月31日発売)


既にリーク情報が乱れ飛んでいたので
今更なのだが、ようやく正式発表。
グラフィックはGC版、追加要素等はPS2版をベースに、
Wiiリモコンを使用したWiiならではの操作方法を取り入れている。
特典として、Wiiで発売予定となっている
「アンブレラクロニクルズ」の最新映像も収録予定。価格は5040円。
Amazonでも本日より予約開始。

▼PSP「ファイナルファンタジー」受注10万本突破



■PSP:「ファイナルファンタジー」(4月19日発売)

■PSP:「ファイナルファンタジーII」(6月7日発売)

PSPを使ってリメイクされた「ファイナルファンタジー」。
メーカー自ら「15万本程度も売れれば上出来」と言っていたのだが
受注で既に10万本を突破したようだ。
プレイした印象を一言で説明するなら
「ものすごく綺麗なファミコン版」といったところ。
下手をするとGBA版よりもファミコンテイストを再現しているかも知れない。
(断っておくが、これは褒め言葉である)

▼予約の開始された商品

風雲 SUPER COMBO
■PS2:「風雲SUPER COMBO」(6月21日発売)

■PS2:「月華の剣士1・2(廉価版)」
■PS2:「餓狼 マーク・オブ・ザ・ウルブズ(廉価版)」
■PS2:「龍虎の拳 天・地・人(廉価版)」
■PS2:「KOF オロチ編(廉価版)」

システム的には「餓狼伝説」と「サムライスピリッツ」の美味しいトコ取りで
作られたはずなのが、残念ながらポテンヒッツに終わってしまった
あの「風雲」シリーズが、いよいよネオジオ以外のハードに移植される。
今回はシリーズ元祖の「風雲黙示録」と、ネオジオCDにすら移植されなかった
不遇の名作「風雲SUPER TAG BATTLE」の2本パックでリリース。
価格も3990円と、ネオジオ版の市場価格からすれば破格だ。
同発として、これまでにリリースされた
NEOGEOオンラインコレクションシリーズ4作が
廉価版として再リリースされる。価格は一律2079円。
なお、次回の復刻シリーズには
いよいよあの「ワールドヒーローズ」が登場する予定。

テイルズオブファンダム vol.2 ティア テイルズオブファンダム vol.2 ルーク
■PS2:「テイルズ オブ ファンダム Vol.2 ティアバージョン」
■PS2:「テイルズ オブ ファンダム Vol.2 ルークバージョン」

6月28日発売。
パッケージデザインは2バージョンだが中身は全く同じもの。
初回同梱特典は今夏バンダイより発売予定の
カードゲーム「テイルズオブマイシャッフル」の
スターターセットとしても使用可能なコレクションカード。
市販のバージョンでは手に入らないレアカードも入っているらしい。

現時点では通常版の品番等はまだ用意されておらず、
初回版のみで受注開始。
コレクションカードは初回出荷分全数に同梱される。

テイルズオブファンダム vol.2 特典DVD
■PS2:「テイルズ オブ ファンダム Vol.2 ティアバージョン」
■PS2:「テイルズ オブ ファンダム Vol.2 ルークバージョン」

予約特典は、「テイルズ」キャラの人気投票結果を
子安武人、小野坂昌也、緑川光の3名の声優が
解説付きで発表する「カウントダウンDVD」。
装着率は初回出荷分の50%を予定している。
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PS2「キングダムハーツ2 ファイナルミックス+」初動は好調も・・・

2007年04月04日 | 瓦版

■PS3:「プレイステーション3本体(60GB)」
■PS2:「キングダム ハーツ II ファイナル ミックス+」
■PS3:「プロ野球スピリッツ4」
■PS2:「プロ野球スピリッツ4」

120万本を販売した大ヒット作「キングダムハーツ2」の
完全版とも言える「ファイナルミックス+」が発売された。
初週販売本数は約18万本、全国的な消化率は6割程度と
何とも判断の難しいスタートとなった。
発売前にも書いたと思うのだが、初動の大きいソフトだけに
特別パッケージ版は既に多くのショップで品切れしているのだが、
通常版の消化が思ったほど進んでおらず、
このまま動きが鈍化すれば特別版であげた利益を
通常版の値下げ分で相殺してしまうショップも多くなりそうな気も・・・

PS2とPS3の2機種で同時発売された
「プロ野球スピリッツ4」と「ウイニングポスト7 マキシマム2007」は
どちらもPS2版がPS3版を上回るスタートを切った。
(「プロ野球スピリッツ4」は、PS2版が約4万本、PS3版が約2万本)
PS2とXbox360の2機種で発売された前作「3」は、
PS2版が約7.5万本、Xbox360版が約0.3万本の
計7.8万本だったので、前作の実績を2割程度下回ったことになる。
これは、私の知人が言っていた

「PS3版のデモを見るとPS2版には手を出しにくい。
 しかしだからと言ってPS3本体にはもっと手を出しにくい」

というのも原因のひとつとしてあるのではないか。
PS2版のみのリリースに絞った
バンダイナムコの「熱スタ2007」がどう動くのか注目だ。

その他では、先週40万本というロケットスタートを見せた
「無双OROCHI」が発売2週で早くもハーフミリオンに到達、
早ければ次週にも「戦国無双2」の累計販売本数を上回りそうな勢い。
「北斗の拳」は約3万本と、AC版の出荷枚数からすれば大健闘。
PS2用ソフトにヒットが続出していることもあってか、
PS2本体の販売数がついにPS3本体の販売数と並んでしまった。

SCEの次なるPS3販促施策は、
「みんなのGOLF5」「プロ野球スピリッツ4」「パワースマッシュ3」の
3本を軸とした「これが、PS3のスポーツだ」と、
「LocoRoco」に引き続き篠原涼子を起用した
「ドラマチック・シネマチック写真上映会」の2本立て。
「ドラマチック~」は弾不足から来る苦肉の策かと思いきや、
「サイバーショット」でも「音フォト」という同様の機能を
ウリにしている
ことからして、どうも本気で広めたいらしい。
しかし、私は敢えて問いたい。
見るものなのか、写真を、テレビで、音楽付けて。

ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争
■PSP:「PSP本体 シャンパンゴールド」
■PSP:「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」(5月10日発売)

いつの間にかPS陣営の大黒柱になっているPSPは
今週も約4万台を販売し好調。
「モンスターハンターポータブル2nd」も依然好調に推移している。
5月発売の「FFT 獅子戦争」までうなく繋げたいところ。


■Wii:「Wii本体」
■Wii:「めざせ!! 釣りマスター」

Wii本体はやや失速し、約5万台を販売。
しかし、ソフト面では苦戦すると思われた
「めざせ!!釣りマスター」が約2万本を販売する大健闘を見せた。
一部では品切れも出たというからさらに分からない。
一体何があったのか。


■DS:「ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト」
■DS:「英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け」

3月末のメインとも言われていた「もっとえいご漬け」は
週末で数字を伸ばしたものの、初週販売本数は約5万本に止まった。
出荷本数からすれば絶不調と言って良いと思う。
Ristretto殿も書いておられたのだが、
「脳トレ」→「もっと脳トレ」のように、
「これぐらい軽い軽い、次!」と思えるほどの
間口の広さが「えいご漬け」には無かったことが
「えいご漬け」→「もっと漬け」に繋がらなかった原因ではないか。
同発の「TOEIC TEST DSトレーニング」が約1.5万本を販売しており
「もっとえいご漬け」と客層が被ってしまったことも痛かった。

しかし、消化状況の悪さを見てか、
現時点で分納の次回分の出荷は「未定」に変更されている。
分納を悪しき慣習の権化のように書く関係者はいても、
分納されたことにより、消化状況如何では
今回のように在庫を背負うリスクが軽減されることを
感謝する関係者は少ない。
人間は、冷遇されたことにだけ敏感で、
優遇されたことには鈍感なものなのだ。
しかし、それはいささかバランスを欠いているのではないかと私は思う。

その他では、2バージョンで発売された
「デジモン」が約8万本、
好調の続く「もじぴったん」はそろそろ約20万本、
「レイトン教授と不思議な町」も約40万本に到達した。
DS Lite本体は、やや落ち着いて約8万台。

▼「犬神家の一族」「ゲド戦記」DVD発売決定。

「犬神家」「ゲド戦記」ともに7月上旬で決定。
「犬神家」の30年前後パックは
長年親しまれた傑作シリーズでなければ実現出来ない企画だ。



■DVD:「犬神家の一族 完全版 2006&1976」(7月6日発売)

■DVD:「犬神家の一族 通常版」(7月6日発売)

●名作は色褪せず、巨匠の腕も衰えず「犬神家の一族」2006年度版



■DVD:「ゲド戦記 特別収録版」(7月4日発売)

■DVD:「ゲド戦記」(7月4日発売)

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ハンカチ不要の良作。「東京タワーオカンとボクと、時々、オトン」

2007年04月03日 | 作品紹介(映画・ドラマ)


■DVD:「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」


既にスペシャルドラマ1本、連続ドラマ1シリーズの
2度にわたり映像化されている「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。
トリを飾る劇場版は、抑えの利いた演出が光る良作に仕上がっている。

【あらすじ】

1960年代、ボク(オダギリジョー)とオカン(樹木希林)は
娯楽のない筑豊で、そこそこ幸せに暮らしていた。
1980年代、高校を卒業したボクは上京し、晴れて美大生になった。
しかし、大都会に呑み込まれたボクは
オカンの仕送りを麻雀や酒に変えるだけの
自堕落な生活に浸り切ってしまう。
大学卒業後、イラストレーターとして少しずつ
仕事が軌道に乗り始めた矢先、
オカンが癌に冒されていることを知ったボクは
東京で一緒に暮らそうと話を持ち掛けるのだが・・・

監督は「アカシアの道」「さよなら、クロ」の松岡錠司。
脚本は「恋の門」「ユメ十夜」の松尾スズキ。
共演は、ボクの彼女に松たか子、オトンに小林薫。
若い頃のオカンを樹木希林の実の娘である内田也哉子が演じている。


監督の松岡錠司は、邦画界の中でもかなり好きな監督なので
贔屓目もあるとは思うのだが、目に見える形で
「さぁ泣け」と言わんばかりのドラマ版とは別物と言って良い。
ありふれた風景と飾らない言葉を使って
観客の心を惹き付ける手法は
「さよなら、クロ」や「アカシアの道」と全く同じだ。

物語は、日本男児のDNAには少なからず含まれているであろう
母親への思慕の念がベースになっている。
オダギリジョー演じるボクが辿る「親の心、子知らず」な青春時代が
私のそれとかなりダブることもあり、
チクチクと胸が痛みつつの鑑賞となった。

リリー・フランキーと少なからず縁のある
松尾スズキも福山雅治も、素晴らしい仕事ぶり。
松尾スズキは、現在と過去を上手く行き来しながら
ともすれば「泣かせ」一辺倒になりがちな物語に
「笑い」を滑り込ませて、よりリアルな親子関係を描くことに成功し、
福山雅治も、夢を抱いて上京した者ならば
共感せずにいられない「男泣き」の名曲を用意した。

樹木希林の上手さは本作でも健在。
いつも前向きで、時折少女のような愛らしさを見せる
オカンを好演している。
内田也哉子との母娘連携プレーもお見事と言うしかない。
オダギリジョーや小林薫、
友人役の勝地涼や伊藤歩、祖母役の渡辺美佐子もいい。
松たか子の存在が、ボクとの関係も含め
若干説明不足な点が気になった以外はキャストもほぼ文句無し。

関係者全てが作品をこよなく愛しているのだろう、と感じる映画には、
海外の作品も含め、年にそう何本もは出会えない。
原作、脚本、音楽、演出、
「東京タワー」には、隅々まで愛が詰まっている。
30代以上で、親元を離れ都会で頑張っている男性諸氏は必見。
カップルで観に行くと、男の方が泣いてしまう可能性もあるので
出来れば一人で、こっそり観に行くことをお勧めしておこう。

ただし、オカンとボクの関係を
「甘過ぎて付いて行けない」と感じる方が
(男女共に)一定数いるであろうことは否定しない。



■Book:「アカシアの道/近藤ようこ」

■Book:「ホライズンブルー/近藤ようこ」

DVD化されていないようなので原作を紹介。
日本でも5本の指に入る漫画家だと思っている
近藤ようこの原作を、松岡錠司が2000年に映画化した。
厳格な母親がアルツハイマーを発症し、
介護をせざるを得なくなった女性の物語。
娘役は夏川結衣、母親役は渡辺美佐子。
救いのない話ではあるが、この原作も含め素晴らしい作品。
なお、映画化されていないが「アカシアの道」には
「ホライズン・ブルー」という関連作も存在する。



■DVD:「さよなら、クロ 世界一幸せな犬の物語」


2003年度公開の松岡錠司作品。
長野県の高校に住み着いた野良犬、クロの生涯を
当時世話をしていた人物の青春も交えて描いた作品。
「東京タワー」と同じく、いくらでも泣かせられる話でありながら
あえて一歩引いた演出に心が洗われる。
主演は妻夫木聡、友人役には伊藤歩、新井浩文、金井勇太。
渡辺美佐子がここでも校長役で出演している。
「クイール」の100倍は良いので未見ならば是非。



■CD:「東京にもあったんだ DVD付/福山雅治」


コブクロのファンには申し訳ないが、
ドラマ版の主題歌になっていた「蕾」より
「東京タワー」という作品の世界や
東京で暮らす地方出身者の心情をうまく表現している。
4月11日発売。
初回10万枚のみ、ビデオクリップを収録したDVD付き。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:東京タワーオカンとボクと、時々、オトン
    配給:松竹
   公開日:2007年4月14日
    監督:松岡錠司
    出演:オダギリジョー、樹木希林、小林薫、他
 公式サイト:http://www.tokyotower-movie.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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今週発売の主な新作

2007年04月01日 | 今週発売の新作
▼今週発売の主なDVD



■DVD:「セブン プラチナム・エディション【初回限定生産】」


今週はこちらから。
デヴィット・フィンチャー監督×ブラッド・ピット主演の
大ヒット作品がトールサイズになって再リリース。
「羊たちの沈黙」と本作が、現在も続々と登場している
サイコ・サスペンスに与えた影響力は計り知れない。
今回発売される「プラチナム・エディション」は
未公開シーンや別バージョンのエンディング等も収録した2枚組仕様。



■DVD:「スパイダーマン+スパイダーマン2 ツインパック」


先週も紹介した劇場版「スパイダーマン」2作パック。
価格は2222円。



■DVD:「ロッキー DTSコレクターズBOX」


引退試合である「ロッキー・ザ・ファイナル」の公開を前に
シリーズ5作をDTS音声と高画質で復刻した記念ボックス。
正直、「3」あたりまでしか記憶にないのは
私だけではなかろう。



■DVD:「エコール」


単館ファンを中心に密かに話題となっていた作品なのだが、
あらぬ方向から妙な熱視線を浴びて
人気沸騰中の「エコール」も今週発売。
外の世界から隔絶された寄宿学校で
男子禁制の生活を送る少女達の物語。
「少女」が「女」として羽化するターニングポイントである
「12歳」がキーワードになっている。
映像も音楽もこれが監督デビューとは思えないまとまりで、
ルシール・アザリロビックの今後に期待大。



■DVD:「王と鳥 エディシオン・コレクトール」


「ベルヴィル・ランデブー」「キリクと魔女」など、
独特の世界観と毒気を持つフランス産アニメの代表作であり、
宮崎駿、高畑勲の両名がアニメ製作における手本と絶賛する作品。
以前紹介した「メトロポリス」がSFの原点ならば、
本作は長編アニメの原点である。
上映館が極端に少なかったために
名作の復活を劇場で楽しむ機会を逃した方も多いかと思うが、
未見ならば観ておいて損は無い。
DVD2枚組仕様のスタンダート版と、3枚組仕様の限定版が同時発売。
予告編映像集はこちら。

▼今週発売の主なゲーム



■PSP:「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. Portable」
リファレンスブックPORTABLE同梱


今週のゲームはPSPから。
「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. Portable」は
PS2版の2作が共に約50万本を販売している
「連合vs.Z.A.F.T. 」シリーズのPSP版。
SEEDミッションモードは総数300以上、
PS2版の隠し機体が最初から使用可能、
最大4人までの同時対戦など、PS2版をパワーアップさせている。
あくまでも素人判断だが、見た目は思ったほど劣化していない。

PSPでリリースされている「ガンダム」タイトルの実績は、
「Gジェネレーション・ポータブル」が28.8万本、
「ガンダム・バトルロワイヤル」が13.6万本。
PSPハードの出荷台数が500万台を突破している点や、
10万本を突破したPSPタイトルが
2005年の8タイトルから2006年には16タイトルと倍増している点、
「モンスターハンターポータブル2nd」の影響で
PSP市場が拡大している点などから
バンダイナムコの掲げた目標は初回30万本、累計50万本以上。


■PSP:「実況パワフルプロ野球ポータブル2」


前作も約15万本を販売したコナミの定番シリーズ第2弾。
「パワプロ」シリーズ全体の販売数が
緩やかな下落傾向にあることを意識してか、
今回はかなり欲張りな作りになっている。
「連合vs.Z.A.F.T. Portable」同様、PSP市場の盛り上がりから
前作を上回る販売を期待しているようだが・・・

■PS2:「プロ野球 熱スタ2007」

バンダイナムコのリアル系野球ゲームは、
コナミのようなPS3版との同時リリースを避けPS2版のみで勝負。
コナミとの棲み分けを狙って導入した「ファミスタモード」が好評で、
前作は12.9万本を販売。
リアル系野球ゲームでのシェア拡大に成功した。
実際、アンケートハガキの大半に「ファミスタモード」を
絶賛する声が書かれていたらしく、今作でももちろん導入。
最新の選手データ、球場データを収録している。

■PS2:「NARUTO 疾風伝 ナルティメットアクセル」
覚醒ストラップ(6種類の中からランダムで1種類)付き


新章突入の「NARTO 疾風伝」がWiiに続きPS2で登場。
3作合計で125万本を販売している
「ナルティメット」シリーズの最新作。
「疾風伝」からのストーリーのみでなく、「ヒーローモード」では
前シリーズを体験することも可能。
さらに、自来也との修行の日々を描いたオリジナルシナリオも追加。
登場キャラクターは一部から35キャラ、
二部から15キャラの合計50キャラ+α。

特典のストラップは、鬼鮫、デイダラ、イタチ、サソリ、
我愛羅、ナルトの6種類がランダムでもらえる仕掛けで
初回発注分の30%に付属予定。

今回は新章突入で巻き返しを期待し、
初回20万本、累計35万本以上を目標としている。

■PS2:「楽勝!パチスロ宣言5 リオパラダイス」
Amazon限定 Rioポストカードセット(5枚組み)付き


Rioカレンダーは累計発行部数は20万部以上、
バンダイから発売されたBOXフィギュアも
3シリーズ全てが20万個を販売するなど、
看板娘Rioの大活躍により
ソフト販売数が常に実機の出荷台数を上回る
「楽勝パチスロ宣言」シリーズ最新作。

「パチスロ業界のNo.1アイドル」としての地位を
さらに強固なものとするべく、キャラの増加や
ボイス付き長編マンガ、多彩なコスプレなど
「もうパチスロじゃなくていいじゃないか」路線を
ますます強めた進化を遂げている。
Amazonでは、限定のRioポストカードセットを用意。

■DS:「DS陰山メソッド 電脳反復 正しい漢字かきとりくん」

累計販売本数20万本を突破した教材ソフト第2弾。
低年齢向けでありながら大人でも楽しめる内容、
丁寧な作りは前作から引き継がれている。
詳しい内容については以下の過去ログにて。

【紹介記事】陰山メソッド第2弾「DS陰山メソッド 電脳反復 正しい漢字かきとりくん」


■DS:「名探偵コナン 探偵力トレーナー」
■DS:「私のハッピーマナーブック」
■DS:「真・三國無双DS ファイターズバトル」

DSのその他はこのあたり。

「名探偵コナン 探偵力トレーナー」は、
定番のアドベンチャーかと思いきや何と「脳トレ」系。
コナンのキャラと世界観を使ってそれっぽく仕上げてはあるが、
いかんせんトレーニング(ミニゲーム)のクオリティが今ひとつ。
「平成教育委員会DS」や「ひらめきマイエンジェル」など
この手のジャンルに佳作をいくつも送り出している
バンダイナムコにしては・・・。

「私のハッピーマナーブック」は
女性向けの「常識力トレーニングDS」のような位置付け。
「常識力」ほど総合的な知識は求められず
マナーに限定している点がミソ。
公式HPに体験版が用意されているので紹介しておこう。
●Web体験版はこちら。

「真・三國無双DS」は、今や春の恒例行事となった
無双乱舞のトリを飾る作品。
テイストはGBA版からあまり変わらず。
チョコマカしたアクションに楽しさを見出すジジィなら
意外と楽しめるかも知れないが、本家の楽しさを期待するのは危険。
別物と割り切ることが出来るなら。

▼今週発売のその他



■Book:「御緩漫玉日記 3巻/桜玉吉」
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