こんにちは、三寒四温の「春」ですね。
って思っていましたが、よく調べると三寒四温は「冬」の季語だとか。
言葉は生きているので、間違った使い方でも、みんなが使っていると言葉の意味合いが変わってくると。
そう言えば、時々「○○の意味で正しいと思うのは?」って質問を見かけることがありますね。
中には、「へ~、そうだったのか」と思う言葉も…。
言葉の意味で思い出したのが、昨年の「NHKクローズアップ現代」。
戦禍のウクライナで、「戦争語彙集」と名付けられた本が出版されたのを知った、
日本文学者のロバート・キャンベルさんが、当地を取材された特集がありました。
「戦争語彙集」
「風呂」は、「リラックスする場所」から「避難場所=生き抜く場所」へ、
「冷蔵庫」は、帰宅後スイーツを取り出して食べるような「安心するモノ」から、
2週間分の食料が入っていないと夜も寝られない、「生命維持装置」のようなものへと、
言葉が、今までとは異なる意味へと変わってしまったと。
“戦争によって言葉の意味が変わる”という「現実」でした。
ウクライナもガザも、とにかく「早く、早く、平和が訪れますように!」
と願わずにはいられません。
今日は、ほんとは、昨日近所のスーパーでお会いした「ご高齢の患者さん」のことを書こうと思っていたのですが…。