医療経営士のブログ

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変化する言葉

2024-03-23 | 日記

こんにちは、三寒四温の「春」ですね。

って思っていましたが、よく調べると三寒四温は「冬」の季語だとか。

言葉は生きているので、間違った使い方でも、みんなが使っていると言葉の意味合いが変わってくると。

そう言えば、時々「○○の意味で正しいと思うのは?」って質問を見かけることがありますね。

中には、「へ~、そうだったのか」と思う言葉も…。

 

言葉の意味で思い出したのが、昨年の「NHKクローズアップ現代」。

戦禍のウクライナで、「戦争語彙集」と名付けられた本が出版されたのを知った、

日本文学者のロバート・キャンベルさんが、当地を取材された特集がありました。

 

                                「戦争語彙集」

                                               

「風呂」は、「リラックスする場所」から「避難場所=生き抜く場所」へ、

「冷蔵庫」は、帰宅後スイーツを取り出して食べるような「安心するモノ」から、

2週間分の食料が入っていないと夜も寝られない、「生命維持装置」のようなものへと、

言葉が、今までとは異なる意味へと変わってしまったと。

“戦争によって言葉の意味が変わる”という「現実」でした。

           

ウクライナもガザも、とにかく「早く、早く、平和が訪れますように!」

と願わずにはいられません。

 

今日は、ほんとは、昨日近所のスーパーでお会いした「ご高齢の患者さん」のことを書こうと思っていたのですが…。