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大切な思い出

2024-06-17 | 日記

みなさま、こんにちは。

先月の新聞に掲載されていた、かわいらしいピンクのワンピース、どこの製品なの?と思いましたが…。

 

              「セカンドライフ」

 

30歳の男性が、奥様へのプレゼントに選ばれたワンピースだそう。

実は、このワンピース、いわゆる古着です。

もともとは今から約50年前、1976年頃に原宿の人気店で売られていた洋服だとか。

 

  「家族では箱根の別荘に行くのが恒例行事で、すすき野原を眺める時間が密かな楽しみだった。

   当時人気だったワンピースをなびかせて…」。

 

このように、洋服にまつわる思い出や所有者の人となりを、ストーリー仕立てで紹介し販売することで、

若者世代の共感を呼んでいる。

この男性が購入しようと思った決め手になったのも、この商品紹介のスートーリーだったそうです。

すてきなお話ですね!

以前お話しした、我が家の古い家具のリメイクも、思い出の継承と言えるでしょうか。

 

               タグに物語を載せて…

 

ついつい、「もったいない」と、物を捨てられないのが昭和世代です。

そのシニア世代のクローゼットには、大量の洋服が着られないまま眠っている、と言われています。

  「プロポーズされた時に着ていた」

  「プレゼンの時の勝負服」

など、「その服だけが持つ物語」も、洋服と一緒に販売する。

断捨離、終活と盛んに叫ばれている今、

捨ててなくなるではなく、思い出とともに次世代の誰かが引き継いでくれるって、どんなに嬉しいことでしょう。

考えてみると、日本の着物は、その典型と言えるかもしれませんね。

 

捨てられない…と言えば、私も〇十年前の服を一着だけ、処分せずに持っています。

 

           ラコステのポロシャツ

 

これは、亡き父との思い出の服。

学生時代、外で初めて父と待ち合わせをし、当時流行していたポロシャツを買ってもらって、

その後映画を見に行ったのです。

二人だけの初デート?!

着物みたいに、高価なものでもなんでもないのですが、ずっとクローゼットの中に…。

 

ちなみに、その時見た映画は、「未知との遭遇」でした。

なつかしいな~。  

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