みなさま、こんにちは。
ラグビースクールの子供たち(院長画)
ある日、診察中の院長に、「ラグビーの山口先生からお電話です」と、事務スタッフから伝言が入りました。
ラグビースクールにも、知り合いのラグビー関係者にも、「山口さんって、いないけどな~」と院長。
首をかしげながら電話に出てみると、なんとそれは、あの伏見工業ラグビー部監督の「山口先生」でした。
山口先生と言えば、また最近NHKで「プロジェクトX」が再放送されていますが、
その番組にも出演された、ラグビー界で知らない人はいない、超有名な先生です。
それには、こんないきさつがあったのでした。
数日前、伏見工業のサッカー部が、クリニック近くの高校に練習試合に来ていたところ、部員の一人が負傷して救急で当院を訪れたのです。
MRI検査で診断すると、緊急手術など必要なかったので安堵し、京都の某医師に紹介状を書きました。
彼は遠征試合に来ていただけで、持ち合わせなどないだろうからと、
「ラグビーの伏見工業高校だね」と話をし、診察代はいただかなかったそう。
山口先生
山口先生は、そのサッカー部員のお礼のために、わざわざお電話をくださったのでした。
なんて律儀な方でしょう!
「泣き虫先生」とあだ名されている、山口先生は情が厚い先生。
こんな方だからこそ、子供たちが先生を慕い、あれだけのチームを作り、あれだけの偉業を成し遂げることができたのだと思いました。
やはり、一流の方は、それ以外での生き方も一流なのですね。
勉強になります!
もちろん、こんな展開など予想だにしていなかった院長、
ラガーマンとして尊敬する山口先生とお話しできて、思わぬプレゼントにとても嬉しそうでした。
そして…、もう一人、院長が尊敬するラガーマン、故平尾誠二さん。
ラグビーをあまり知らなかった私でも、「かっこいい~」と思う超スター選手です。
平尾選手へのオマージュとして、院長が描いたこの油絵は、先日ドイツのハンブルグへと旅立ちました。
平尾誠二さん
ところで、院長は平尾さんが現役選手だった頃、神戸製鋼VS早稲田大学の試合に、スポーツドクターとして帯同し、
平尾選手の足首に、テーピングを巻いたことがあるそうです。
なんと!