医療経営士のブログ

医療経営士1級の勉強、事務長職の仕事、日々のできごと…を

難しいネーミング

2024-03-26 | スポーツ

こんにちは。

今日は、医療・福祉関連で全く知らなかったお話を。

こんなのことも知らないの? と言われる方も多いと思いますが、恥ずかしながら情報不足で…。

  

    

            ージャパンラグビー リーグワン 公式HPより ー

 

医療経営士1級の勉強でも大変お世話になった、「日経ヘルスケア」の3月号に、

社会福祉連携推進法人の制度創設から約2年…」とありました。

医療で「地域医療連携推進法人」は試験にも出題される話題なので、勉強しましたが…。

もし、この「社会福祉連携推進法人」が昨年の試験で出題されていたら、アウトでした!

 

どうやら、医療版の「○○連携推進法人」の福祉版のよう。

「地域共生社会の実現」のため、「経営を協働化・大規模化」することで、経営基盤を強化できるようにするというもの。

事業エリアが二次医療圏に限られていた医療版と違って、事業対象エリアに制限がないことが最大の特色で、

現在20法人が認定されていて、事業エリアが全国に及ぶケースも出てきているそうです。

 

医療と福祉は密接な関係があるので、医療版との連携はどうなっているのかな?と思っていると、

秋田県では、既に両者の連携推進法人を目指している、とありました。

利用者側からすると、航空会社のアライアンスに例えられるように、利便性が上がれば何よりですよね。

 

ところで、社会福祉法人○○会、医療法人○○会…、など、さまざまなところでこうした名称を見ても ???

できれば簡潔に~と思ってしまうのは、面倒くさがりの私だけでしょうか。

連携しても名称は変わらないのかもしれませんが…。

でも、この○○会には重要な意味が込められているのだと、先日ある記事を目にして納得しました。

 

話は変わって、冬季からラグビーのリーグ戦が行われています。

ワールドカップの感動から少し遠ざかった今、最近ニュースでの登場がめっきり少なくなったラグビー。

先日、久しぶりに、昨年の優勝チーム?が前半大きくリードされていたのを大逆転したと、TVで見ました。

ところが、そのチーム名が○○会などと同様に…。

 

対戦は「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」と「横浜キャノンイーグルス」でしたが、その名前が長い!

他チームでも、「コベルコ神戸スティーラーズ」「東芝ブレイブルーパス東京」「トヨタヴェルブリッツ」などなど…。

  (間違えてはいけないので、ネットでしっかり調べましたよ)

昔の、クボタ キャノン 神戸製鋼 東芝 トヨタ だとわかりますが、

ふと、報道以外のラグビー関係者の方達は、普通の会話の中でも、この正式名称でお話されているのかなあと?

企業の支えがあり、地域にも根差したスポーツであるためには、確かに必要な名称なのだと思いますが、

ちょっとカタカナ語が苦手な世代には、正直なかなか覚えられない、難しいネーミングです。

 

ラグビーと言えば、当院長はかつてラガーマンでした。

6?才の時、花園ラグビー場で成功した約50mの独走トライを最後の花道とし(?) 選手としては引退しましたが、

ラグビーで培われる「身体面・精神面でのすばらしい成長を子供たちに!」との思いから、

今から20数年前、自らラグビースクールを立ち上げ、指導も行っていました。

おかげさまで、たくさんの熱心な指導者、保護者、そして子供達の参加、賛同を得て、

現在もスクールは活動を継続しています。

院長は、今でこそ直接指導に携わることはなくなりましたが、

ありがたいことに、顧問として籍を置かせていただいております。

 

「これまで、みなさんのご協力により当ラグビースクールが存続できていること、感謝の気持ちでいっぱいです。」

と、ここで院長の気持ちをお伝えしておきたいと思います。


「サッカー人 三浦カズ選手」の思い

2024-03-25 | スポーツ

こんにちは。

またまた新聞記事ネタですが…。

    今年新しくなった、話題の「広島サッカースタジアム」

日経新聞に、三浦知良選手(氏というより現役の選手ですからね、ほんとにリスペクト!)の、

「サッカー人として」という連載があります。

先週は、「『個』が強すぎても…」と題して、世界を経験してきた選手ならではの思いを吐露していました。

 

チームを強くするのは個々の力を伸ばすこと、と言われるけど、

欧州でプレーしていると、その「個」が強すぎると思う場面が、しょっちゅうあると。

欧州でプレー経験がある選手たちも、「欧州では基本的に選手は自分のことしか考えない」という意見。

ミーティングで、監督が有名選手をやり玉にあげ、お互いがけんか腰、挙句は八つ当たりでガラス割る…なども。

 

一方で、日本人はみんなで力を合わせる意識が強いので、

自分がゴールを狙うより、より良い位置に味方がいれば可能性が高いそちらを選ぶ。

トルシエさんも、「その特性は戦術ではなく、日本の文化から発信されたもので自然に身についている」と。

なるほど~、美しい~!

 

しかし、ある選手は、「過激な個人攻撃はしないが、選手に気を使いすぎて、言うべきことを言ってない…」

と感じることもあるらしい。

過保護が過ぎると選手がタフにならないとも。

日本らしさにも、良い面と悪い面があるのですね。

カズ選手はブラジルでプレーしていた時、疑問に感じることは誰にでも主張してきたそう。

個人の非を指摘するにしても、言い方や伝え方が大事で、フォローのやりようはある。

 

そうですね!

仕事でも、家族間でも、友人とでも、言わなきゃいけないことを伝えるのに、

相手に納得してもらえるような言い方、逆に、ささいな事なのに反発を招いてしまう言い方など、

感情のコントロールも関わってくる、コミュニケーションの力が問われますよね。

 

ほんとに、感情的になると、ろくなことはありません!

これは、我が実体験に基づく、”まさしく「真実」” なり!


ご高齢の男性とマイバッグ

2024-03-24 | 日記

こんにちは。

いつもお買い物に行く小さな商店で、当院に来られている「ご高齢の男性」をお見かけました。

  コロナ禍以来、外出時はマスクをしているので、お互い分かりにくいだろうと、

  余程の知り合いではない限り、だんだん挨拶をしなくなっています。

  (失礼をしていたことがありましたら、すみません…。)

その方は、昔教師をされていて、今はこの近くに一人住まい。

1ヵ月ぐらい前にも、お会いしていました。

 

その時は、会計が終わって私が荷物をマイバッグに詰めていると、横にやって来られて、

「それ便利だね、そういうのはどこに売ってるん?」と尋ねました。

その小さな商店にはないので、「○○や○○にあると思いますよ」って答えると、

「そうか、ありがとう」と、ご自分は、その時買ったビニール袋に商品を詰めていました。

       

        小さく持ち歩いているマイバッグ(いただきものばかり!)

 

そして、車で帰っていると、その方がちょうどお家に入っていくところでした。

私は急いで車を停め、買った商品を助手席にひっくり返して、マイバッグだけを持って、その方に走り寄りました。

「これ、デパートの付属品でいただいたもので買ったものではないので、よかったら使ってみて下さい」

「○○さんですよね、存じ上げています」って、不審者だと思われないように、そうお伝えしました。

すると、「はあ、そうですか、ありがとうね」って、嬉しそうに受け取って下さいました。

 

ちょっとしたマイバッグって、よく何かの「おまけ」でもらえるものなので、

その方が急いで買いに行かなくて済むかなあと、軽い気持ちでした。

 

そして、昨日またお会いしたのです。

ちょうど、会計が済んで袋に入れていらっしゃるところでした。

私は、今回は「こんにちは」ってごあいさつしました。

すると、その方も笑顔で「こんにちは」って、以前同様、私には全くお気付きにならないままで。

そして、以前同様、その時お店で買った白いビニール袋に商品を詰めていました。

 

その男性には、近くに住んでいるご子息や家族がいらっしゃいます。

「買物時のマイバッグぐらい、持たせてあげたらいいのになあ…」と思っていましたが、

ふと…、

私が心配しなくたって、そんなのはいくらでもお持ちなのだ、

逆に、その方が無事にこうして一人暮らしできているのは、ご家族がしっかり見守っていらっしゃるからこそなのだと。

心の中で、ご家族に申し訳なかったなあ…と、一人反省しました。

 

「バイアスがかかる」とよく言いますが、

日々、「心をピュアに、平静に保って、正しい目で判断しないといけないな」と思った出来事でした。


変化する言葉

2024-03-23 | 日記

こんにちは、三寒四温の「春」ですね。

って思っていましたが、よく調べると三寒四温は「冬」の季語だとか。

言葉は生きているので、間違った使い方でも、みんなが使っていると言葉の意味合いが変わってくると。

そう言えば、時々「○○の意味で正しいと思うのは?」って質問を見かけることがありますね。

中には、「へ~、そうだったのか」と思う言葉も…。

 

言葉の意味で思い出したのが、昨年の「NHKクローズアップ現代」。

戦禍のウクライナで、「戦争語彙集」と名付けられた本が出版されたのを知った、

日本文学者のロバート・キャンベルさんが、当地を取材された特集がありました。

 

                                「戦争語彙集」

                                               

「風呂」は、「リラックスする場所」から「避難場所=生き抜く場所」へ、

「冷蔵庫」は、帰宅後スイーツを取り出して食べるような「安心するモノ」から、

2週間分の食料が入っていないと夜も寝られない、「生命維持装置」のようなものへと、

言葉が、今までとは異なる意味へと変わってしまったと。

“戦争によって言葉の意味が変わる”という「現実」でした。

           

ウクライナもガザも、とにかく「早く、早く、平和が訪れますように!」

と願わずにはいられません。

 

今日は、ほんとは、昨日近所のスーパーでお会いした「ご高齢の患者さん」のことを書こうと思っていたのですが…。


言語と音楽と脳

2024-03-22 | 音楽・絵画

こんにちは。

当院のスタッフ用トイレには、こんなものが貼ってあります。

                                         

          わかりますか~?                  その中の1枚です

 

どんなに年をとっても、諦めない?!

先日お話した「GRITスコア4.9」の院長ならでは…、でしょうか?

 

この前、「多言語の習得は『音』から」という見出しで、興味深い記事がありました。

東京大、酒井先生研究チームの発表によると、

 「複数の言語を習得する際に、共通して活発に働く脳の領域を特定した。

   新しい言語の音声を聞いていると、この領域が活発化し、文法理解が早い。

   つまり、言語を学ぶには、まず音から入るのが基本」

だそう。

            「言語を習得する際に活発に働く脳の領域」

                                                    ― 2月26日 日本経済新聞―

酒井先生は、言語と音楽の習得についても、共通点や関連を研究されていて、

「スズキ・メソッド」という音楽教育を、科学的に裏付けした研究成果も発表しています。

それは、世界74か国の国と地域で実践されている音楽教育法で、

 赤ちゃんが自然に母語を習得する能力に注目して、それを楽器演奏習得に応用したものらしいです。

  

とにかく、英語を習得するには、やはり「音読が大事」ということで宜しいでしょうか?!

「英語ね…」、スラスラ読んだり、バリバリ聞けたり、ペラペラ話せたら、どんなにいいでしょう。

この「言語の脳の領域」を活発化させるべく、私は毎日洋楽を聞いているのですけどね~。

なかなか進展しませんね~。

 

ちなみに、今日のウォーキングのお伴は、「ジャスティン・ティンバーレイク」でしたが。

                  ー Sony Music Entertainment (Japan) Inc. ー