2014/0824~0907 大平和正展始まりました。
昨日から始まりました展示会の作品の写真をほんの少しですが紹介いたします。
こちらの花器は、会談のようなフチが特徴。蓮の種(お花が終わった後の、花がら)を持ってきて生けこんでくださいました。なんだか、静物画の様な雰囲気です。全体写真もあるのですが、それはまた後程。
こちらは、お庭の石の上に屋外展示していただいた作品。お水を入れてあるのと昨日からの雨で塗れて湿った肌合いが何とも素敵です。下の石とも妙になじんで、ずーっとそこにいたかのような感じがします。丸い、風化した石のような肌合いがまるで何百年も前に削りだされた石ののようにも見えるのが不思議です。
花器が2点。李朝の米びつの上に展示してあります。面取りの花器の側面をざっくりとそぎ落とした勢いや、下の半球体の断面の様子が面白くてじーーっと見入ってしまいます。
こちらは、手前の展示スペースにある花器。確かに焼物なのですが、まるで石を削って作ったもののようです。
これは、庭に展示した作品の中に水が入っていない時の写真。水を入れて濡れた様子もきれいなのですが、この乾いてほろほろした(実際は全くほろほろなんて風情ではありません)
感じも好きだったりします。
人の手によってこつこつと切り出され、削がれ、磨かれて形を与えられた石がやがて、時の流れとともにありとあらゆる角も凸も凹も全部水に風にさらされ、風化し、何時しかその形を変えそれが、据えられたそこの場になじんで還元していく。その時の流れが作品のそこここに、まるでコマ送りの写真のように切り取られて残されているようでもあります。きっと、作家の手によって形作られた土塊は、炎になぶられ焼き締って、再び石塊にもどったのではないでしょうか?今再び石に戻った作品は、再び時の流れとともに、それぞれの環境になじんで、何度でも還元の輪の中で螺旋を描くのでしょう
ぜひぜひ、作品が実際にある様子を見にいらしてくださいませ。
昨日から始まりました展示会の作品の写真をほんの少しですが紹介いたします。
こちらの花器は、会談のようなフチが特徴。蓮の種(お花が終わった後の、花がら)を持ってきて生けこんでくださいました。なんだか、静物画の様な雰囲気です。全体写真もあるのですが、それはまた後程。
こちらは、お庭の石の上に屋外展示していただいた作品。お水を入れてあるのと昨日からの雨で塗れて湿った肌合いが何とも素敵です。下の石とも妙になじんで、ずーっとそこにいたかのような感じがします。丸い、風化した石のような肌合いがまるで何百年も前に削りだされた石ののようにも見えるのが不思議です。
花器が2点。李朝の米びつの上に展示してあります。面取りの花器の側面をざっくりとそぎ落とした勢いや、下の半球体の断面の様子が面白くてじーーっと見入ってしまいます。
こちらは、手前の展示スペースにある花器。確かに焼物なのですが、まるで石を削って作ったもののようです。
これは、庭に展示した作品の中に水が入っていない時の写真。水を入れて濡れた様子もきれいなのですが、この乾いてほろほろした(実際は全くほろほろなんて風情ではありません)
感じも好きだったりします。
人の手によってこつこつと切り出され、削がれ、磨かれて形を与えられた石がやがて、時の流れとともにありとあらゆる角も凸も凹も全部水に風にさらされ、風化し、何時しかその形を変えそれが、据えられたそこの場になじんで還元していく。その時の流れが作品のそこここに、まるでコマ送りの写真のように切り取られて残されているようでもあります。きっと、作家の手によって形作られた土塊は、炎になぶられ焼き締って、再び石塊にもどったのではないでしょうか?今再び石に戻った作品は、再び時の流れとともに、それぞれの環境になじんで、何度でも還元の輪の中で螺旋を描くのでしょう
ぜひぜひ、作品が実際にある様子を見にいらしてくださいませ。