あーとさろん宮崎の、ちょっと。

江戸末期の町家を利用したギャラリー、あーとさろん宮崎の展示会などの情報や周辺での季節のイベントなどのちょっとしたお知らせ

2009年もあとわずか!

2009-12-28 21:03:23 | お知らせ
2009年も残すところあとわずかとなってしまいました。
今年も、いろいろな展示会でいろいろな方といろいろなお話をさせていただく機会に恵まれました。
来年2010年は、あーとさろん宮崎のある奈良では平城京遷都1300年という記念すべき年なのだそうです!ナント(710年)大きな平城京から、指折り数えていたら大変なことになってしまうのですが、1300年!!!

このびっくりするような記念の年の始まりに、あーとさろん宮崎でもシルクロードのあちらとこちらが繋がるような展示会をさせていただくことになりました。
もう、ご存知の方も多いのではないかと思いますが中東のパイルになっていない織物…キリムの展示会です。以前からあーとさろん宮崎でも何度か展示会を開催していたのですが、今回少し久しぶりのキリム展になりました。
敷きものにしても、タペにしても、ソファの背掛けや、ラグマットのような使い方をしても…、思いつくままに使い方を楽しむことが出来るのもこのキリムのいいところです。
また、織り出された模様や、簡略化されたパターンの中にこめられた意味や祈りの言葉を読み解くのも楽しいものです。どうぞ、この機会に、実際にお手にとってその楽しさやすばらしさを実感していただければ…と思います。
おうちの中に素敵な空間がまた一つ…、お気に入りの場所がまた一つ…、増やしてみるのはいかがでしょうか???

キリム展は2010年1月6日~1月31日まで。
なお、年内営業は12/28までとなっております!



一つ賢くなりました。

2009-12-05 15:17:10 | その他


久岡冬彦先生の梅花皮のお皿


刀の柄の部分に、滑り止め(??)のためにエイの皮やサメの皮を貼り付けてあります。
その、粒粒の模様を梅の花に見立てたのだそうです。
更に、その見立てた梅の花に似ているお茶盌の表面についた粒粒をも「かいらぎ梅花皮」と呼んだのだそうです。

と言うことで、一つ賢くなりました。

まずは、写真を4枚。

2009-12-05 14:41:37 | 展示会

天坊昌彦先生の、水指です。
お店の奥のスペースの御園棚に飾らせていただいてます。辰砂の赤がとっても素敵です。

同じ、天坊先生の辰砂の華蝶紋水指。
ダイレクトメールとは別に作ったパンフレットにも使わせていただいたものです。


手前の葉っぱの形のお皿は天坊先生。
奥の、白瓷の徳利と引出黒の徳利、酒盃はそれぞれ久岡冬彦先生。
白瓷のせみマットな表面の風合いが写真では見ていただけないのがとっても残念なので、ぜひ実際に実にいらしてください(笑)

そして、こちらは白瓷の堆栓紋水注のドアップ!