私にとって『命』と言ってもいいほど大きく、大切な、そして掛け替えのない存在の一徹クン。
こんなに元気なのに。
こんなに笑顔が可愛くて元気なのに。
大好きな埠頭の公園を走り周ってるのに。
レオくんのお父さんにも懐いてて大喜びなのに。
今、体の中は大変なことになっているのです。
実は昨日の朝、いつものように埠頭の公園へ5:30スタートでお散歩に行っていたのです。
連休最終日にしてはゴミ等もなくいい状態、「やっぱりここは最高だぃ
」と言わんばかりのゴキゲンな一徹クン
心配な所はリードを付けて、私は拾い喰いしそうな物が落ちてないか、地面に注意集中して歩いていました
一徹クンが何か咥えそうになったらリードをパッと引き、回避する...。
もう、手馴れたものだったのです。が...
全く見えなかったのです。
早朝の灯台下で天気も
で、本当に何も見えなかったのです。
なのに一徹クンは何かをパクッ
「これっ、何をお口に入れたのっ
」
慌ててマズルを手で持って見ると、一徹のお口からは透明の釣り糸がタラリ...
とっさの私の判断が間違っていたのです。
「取らなきゃ
」と思い、その口から出てる糸を思いっきり引っ張ってしまったのです。
ブチッ。
その瞬間私の手には糸が、一徹は何やらモグモグいつもより噛みにくそうにした後
ゴクン。
どう考えても、糸の先に付いてる物は釣り針。
無理やり他の物に置き換えて考えようとしても、やっぱり釣り針以外は不自然。
物を咥えたら最後、絶対に口を開けないし、無理に手を入れようもんなら本気噛みされる始末
途方に暮れる私にお散歩仲間の人たちが「釣り針の疑いが有る時は引っ張ったらあかんよ
」と。
時、既に遅し...
祝日で
は休み、私は仕事で1日不在。
「帰るまで生きていて
」そればかりが頭の中をグルグル巡る1日でした
たまたま今日、振替休日にしていたので早々に行って来ました愛犬
へ。
3連休明けで午前中はすごい混雑です。
外でまで患者さんが待っています。
「今日は
どうしました
」
「昨日、針を飲み込んだかも知れないのでお腹診てください。」
3~40分も待った頃、外で待っていた私に「○○サン、どうぞー。」
先生:「針飲んだって
」
私:「昨日、お散歩中に口から釣り糸が垂れてて...。」
先生:「あぁ、釣り針
普通の、裁縫等の針は引っ張って、釣り針は
かえしが有るから引っ張ったらいけませんよ。」
私:「すみません、知らなかったもので...
」
一徹クンはレントゲン台へ。
私の祈る気持ちも虚しく
ハッキリと釣り針の影が映っています
それまで‘今までラッキーな子やったし、今回も大事に至らんかも’と自分に言い聞かせてたので目の当たりにした時には愕然としました。
しかも、釣り針が引っ掛かっている場所は胃と食道の間、すごく狭い部分。
「最悪やー
」と先生が...。
手術するにしても難易度が高く、ちょっと考えさせて欲しいと。
切開の仕方を2種類説明して下さいましたが、私もショックでよく覚えていません。
ただ、「この子は死にませんか。」「助かりますか。」と、何度も聞いていた思います...。
「大学病院だと今日、すぐに手術していたと思います。
でも僕は、最善の方法で、傷口も最小でしかも安全にやりたいので少し考えさせて下さい。」と、先生。
明日から土曜日まで休みがない私は困り、「来週...」と言うと
「そんな先はダメ、木曜日くらいに何んとか時間作って下さい。
それまでに元気がなくなったり嘔吐したり、容態が変わったらすぐに連絡して下さい。」
そうですね。
我が子の命に係わる事態に「仕事が...」ナンテ言ってられない、後悔したくない。
幸い、月初で比較的ゆっくりしている時期なので帰ってすぐに会社に電話。
昨日一緒に当番勤務、一徹のこと話してた友人に何んとか木曜日半休にしたいと相談
すぐに上司に相談してくれて午前半休を取れることに(アリガトウ
)。
でちょっと疲れてしまったようです。
食欲も有り、お散歩も元気で何1ついつもと変わらないのに体の中は大変な状態
神様、もしいらっしゃるのなら一徹の食道に引っ掛かってる釣り針を外してウ○コに出して下さい。
もう金輪際、赤灯台には行きません。約束しますから...
今日から
で出されたごはんです。
おいしいらしく、すっごい食べっぷりでした
明日も元気でいてくれますように...。