『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

『ワン・デイ23年のラブストーリー』

2012-07-17 | 立ち直っていく、という時に。
先週末『ワン・デイ23年のラブストーリー』を観ました

この映画は、観るひとの経験の深さによって、
感じ方が違うのだろうと思いました。



1988年7月15日、
エマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)が、
大学の卒業式で出会った日。

それから23年間の『7月15日』を追憶する、
二人と、二人をとりまくお話。



監督は『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ。
第82回アカデミー賞に3部門でノミネートされ話題になりました。



原作/脚本は、デヴィッド・ニコルズ。
ヨーロッパを中心にベストセラーになっている同名小説。
今回、原作者自らが脚本を担当しました。

 

音楽はレイチェル・ポートマン。



「エマ~Emma~」「恋におぼれて」「ショコラ~Chocolat~」
「シャレード~The Truth About Charlie~」「白いカラス~The Human Stain~」
「イルマーレ~The Lake House~」「わたしを離さないで~Never Let Me Go~」ほか。

 

主題歌はエルヴィス・コステロ。





出演は、
アン・ハサウェイ/ジム・スタージェス

パトリシア・クラークソン/ケン・ストット
ロモーラ・ガライ/レイフ・スポール ほか。

アン・ハサウェイというと、
 

 『プラダを着た悪魔』『ラブ & ドラッグ』『レイチェルの結婚』など。



二人の出会いは1988年7月15日、大学の卒業式でした。



真面目なエマ(アン・ハサウェイ)と自由奔放なデクスター(ジム・スタージェス)
互いにひかれながら、恋愛に発展させることなく友人関係を続けていくふたり。



20代から40代までの23年間、
その『1日』を切り取って、ふたりの関係を追っていきます。

すれ違いながらそれぞれの人生を歩んできたふたりは、
転機となる7月15日を迎えます。



映画の中で、
悲しいことが起きてしまうけど、

思い返せば、

多くの先輩の、或いは、経験の浅い私自身も、

人生というのは、
本当に、何が起こるのかわからない、

事故の連続の様なものだということを、知っている。

だからこそ、ひとつひとつの出会いは貴いのだし、大切だ。

長い時間の向こう側で出会い、

長い時間のこちら側で、別々に歩いているひとがいる。

その時その時の交差点で、進む道を選択したのは、それぞれの足。

運命は、生きてさえいれば、また、その道を重ねることもある。

そして、その時、エマのように走ることができるのか、

デクスターのように抱きしめることができるのかは、

それぞれの運命の鍵が、手の中に残っているのかどうか・・・だ。



人生の豊かさは、大切だと思える友人を持てるかどうかだと、

祖母が話していたのを、思い出しました。



『無事を祈る』

2012-07-17 | 今日の日記


(写真/ウィキペディアより)

今朝、渋谷の駅で電車が停まり、席を立ちあがろうとしたら、
目の前に立っていたおじさんの、スーツの間から、

何か、光るものが、キラッとしました。



ソイツ、ちょろちょろと動いていたのに、
私の視線に気づいたのか、とまってこっちを見ている様子

カナブン←カナブンがいないのでてんとう虫ちゃんで

カナブンくん、あわてて、
スーツの裏側に隠れるようにちょちょっと入って行きました。

おじさんは気づかず、そのまま、行ってしまいました。

おじさんが、会社に着いて、椅子に座る時に、
あやまって、カナブンくんをお尻でドンと踏んでしまいませんように。

おじさんの会社の女の子が、スーツに隠れているカナブンくんをみつけて、
キャーとか言って、処分されたりしませんように。

無事、どこかの木か空かに、飛んでいけますように

今日は、そんな朝でした。







昨日、仕事終りに、自宅からちょっと離れた場所にある、
お気に入りのカフェに寄りました。

そこは、空気が、深呼吸用にできています。

ゆるゆる、やさやさ、気持ちいいかんじに、
お店のひとも、お客さんも、
自然に仲良しなかんじで、

おなかの底まで、深呼吸できるかんじがします。

ふぅ・・・