わくわく日記

老人福祉サービスを提供するいつつ星会のブログ

・・・JSPEN2012・・・栄養治療ルネサンス~治療する側、受ける側~に参加して・・・

2012-03-05 13:52:29 | Weblog
本日は冬に逆戻りのような二戸でございます。モサモサと積もりそうな雪が降っております
2月23日~24日に第27回日本静脈経腸栄養学会へ参加して来ましたので少しお話させて頂きます
メインは24日の事例発表0-0774『病院・施設・在宅の切れ目のない栄養管理』を目指して
岩手県立二戸病院 栄養管理部門栄養サポートチーム・リハビリテーション科・医事課・外科 栄養サポートチーム
特別養護老人ホーム折爪荘 特別養護老人ホームわくわく荘(この部会の副部会長を務めさせて頂いております)
発表内容:二戸地域では2010年4月よりカシオペア地域医療福祉連携研究会が発足し、同12月に栄養管理部門が発足
この部門が発足したことにより、患者・利用者の情報がスムーズになってきた。お互いの顔が見える施設病院間での連携が強化されたことで、栄養管理はもちろん震災時や緊急時の連携もとれている。また、食事形態の名称統一を目指していたが難しいため連携名刺(岩手県栄養士会)を活用し各施設に冊子として配ったり、合同の勉強会、研修会も開催。
アンケートによれば、次年度は治療食や介護食、経腸栄養について学びたいとのことで計画に入れていきたい。

この部会が発足されて、今までは病院の栄養士さんによほどの用事がない限り質問や相談をすることができなかったけれど患者・利用者様の情報交換が行えるようになり本当に仕事がしやすくなりました。震災の時も『困ったことがあったら言ってね』『そっちは大丈夫?』など、他法人の栄養士さんからも心配して頂いたり、施設に一人の専門職としては心温まることが多かったです。そのような活動の事例発表を二戸病院の栄養管理部門部会長Hさんがするといった時はドキドキでしたが、他の事例発表を聞いてもカシオペアもなかなか頑張っている!!と自信がつきました。次年度以降も連携強化の為に頑張りたいと思います


この学会で会長の福田先生が『2012サルコペニア元年』と何度もおっしゃるくらいサルコペニアがキーワードでした。
サルコペニア(筋肉の量が減少していく現象)ADL低下予防の上でも重要なキーワードです。
介護力向上で竹内先生が教えて下さっている 水分・排泄・栄養・運動 がいかに重要かここでも思い知らされて来ました。どこにいっても、いつでも何のときでも竹内先生の教えが骨の髄まで浸透している自分に気がつきました。栄養は大事だけれど、ただ栄養を摂るのではなく食べる意味やその方にとっての食事を大切にしていきたいと思います。
水分・排泄・栄養・運動が出来るよう日々反省の繰り返しです。私の分野は単なる歯車の一部ですが、他職種と一緒に歯車がぐるぐる回りパワーアップし、効果もでます。 

私は私に出来ることを頑張りたいと思います

次はなにをしようかな紅梅で鍋の企画があるとか?ないとか?
またここでご紹介できればいいなと思います

いつつ星会セントラルキッチンリーダー・栄養士
コメント
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