知らない土地で、居酒屋を探す!(◎_◎;)
酒飲みの楽しみであり、また、店の質を見極める選球眼が正しいか、真価が問われる場面です。(^_^)
便利な世の中で、○○ログなどのグルメ検索サイトも多数ありますので、だいたいの検討はつきますが、やはり一見客としては、入店してみて実態が分かるというケースもしばしば。(^。^)
グルメサイトには、そんな指標はないのですが、「女性客が多い店」は、間違いなく美味しい、、、特に、女性同志、レディースオンリーのお客さんが居れば、絶対です。(^-^)
とりわけ、鄙びた老舗の立ち飲み屋は手強い、、、暖簾をくぐった途端に、中から常連客の好奇の目線が突き刺さって来ます。( ; _ ; )/~~~
流儀としては、入店時に店内に向かって一礼、そして、店主に案内されるまで勝手に位置(席)につかないこと、、、こちらの所作を常連客が見つめています。(^_^)
位置に落ちついたら、控えめに注文し、隣席の常連客が話しかけて来たら、穏便に応じること。新入りらしく、おすすめの品を聞いてみたりする。m(__)m
相手が胸襟を開けば、他愛もない話で応えつつ、店の雰囲気を褒めたり、酒の肴に舌鼓を打つ。(^。^)
名前や住処を聞かれたら、テキトーに答えておく。根掘り葉掘りの質問にも、徹底してこの世にない回答をしておく、、、実は、この芸当が瞬発力を要するため、結構難しかったりする。!(◎_◎;)
このように、見知らぬ土地や一見客としての店選びは奥が深いですが、そこがまた醍醐味があって面白いんですね。( ^_^)/~~~
さて、「笈の小文」より、今日の一句。
「扇にて酒汲む影や散る桜」 芭蕉
ここのところ、芭蕉翁も、酒好きの傾向が強い、、、好ましいことです。(^。^)
(句意)
「桜花爛漫の花の木陰で浪漫的な情緒に浸っていると、いつのまにか能楽の作中人物と化した気分になり、ふと、扇で酒を汲む所作を真似てみる。そんな自分の上に桜がはらはらと散りかかる。」
酒飲みだニャ〜!🐈⬛
酔い心地でも、気高さの漂う上品な句ですね。(^。^)
では、シラフの馬関より、返句献上申し上げます。m(__)m
「酷暑とも別れ近付く法師蝉」 祖谷馬関