芭蕉翁に同伴して、旅路を歩き来たような気分です。(^-^)
それでは、今日の一句。( ; _ ; )/~~~
「命二つの中に生たる桜哉」 芭蕉
命二つ、とは???
単純に二つの命と考えると、親子か夫婦か、、、それとも、生まれ来る命と世を去り行く命という深い意味合いか?(^_^)
その二つの命の中に生きたる桜、、、ということは、やはり、咲く命と散る命か、、、調べてみましょう。( ^_^)/~~~
(句意)
あなたと私の命二つ、生き長らえてこうして再会することができた。その二人の間に、生き生きと咲きほこっている桜であることよ。
(解説)
「水口(みなくち)にて二十年を経て故人に逢(あ)ふ」と前書きにある。芭蕉が故郷伊賀の旧知である服部土芳に二十年ぶりに近江水口で再会した時のもの。
西行の「年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり佐夜(さや)の中山」という新古今和歌集の歌を踏まえている。
にゃるへそ!🐈⬛
もいっちょ!
わんだふる!🐕🦺
西行法師の歌まで踏まえているとは、、、奥深い句でした。西行ゆえに桜なのかな?🌸
命二つとは、芭蕉と土芳、二人の命、来し方だったのですね!(^。^)
スッキリしたところで、返句をば。(^_^)
時節柄、桜ではなく、百日紅(さるすべり)ですが、、、m(__)m
「炎天に日傘ゆるりと百日紅」 祖谷馬関