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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「浪の間や小貝にまじる萩の塵」 芭蕉

じわじわとコロナ感染が再び拡がりつつあります。(T . T)

和歌山県で、新型コロナウイルスのオミクロン株の一種、「BA.2.3.20」と呼ばれる新たな変異ウイルスが県内で初めて確認されました。

感染が確認されたのは、10代の大学生の女性と、一緒に暮らしている50代の母親の2人で、いずれも軽症。

大学生が10月の3連休に食事した大阪市の飲食店は外国人観光客が目立ち、密になる状態だったということ。

このウイルスは「BA.2」から変異したもので、最近、海外で確認され、重症化のリスクなどについてはまだわかっていない。

成田空港の検疫所や神奈川県、新潟県で確認され、国内では4例目だとのこと。

4回目の接種に使われているオミクロン株対応のワクチンは有効、と言われています。

そう言えば、昨年も、11月から第6波が始まりましたね、、、やはり来たか、、、しっかりと備えましょう。( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

さて、「奥の細道」より、今日の一句。

「浪の間や小貝にまじる萩の塵」 芭蕉

しみじみとした情景が目に浮かびます。
旅の終焉を予感させるような叙情的な一句です。(^。^)

(解説)
敦賀(福井県)の種の浜での句。
西行の歌に「汐染むるますほの子貝ひろふとて色の浜とはいふにやあるらむ」があり、芭蕉は大きな期待で浜に出たに違いない。しかし、ますほの小貝は思ったほどの感動はもたらさなかった。
思いのはずれた芭蕉であったが、そこであきらめなかった。目を小貝にまじる萩の花屑に移して、小貝も花屑も生きてくる一句に仕立てあげた。

(句意)
波の引いたあとに、ますほの小貝にまじって美しい萩の花屑が混じっていることだ。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ニャルへそ!🐈‍⬛&ワンだふる!🐕‍🦺

西行法師の歌にインスパイアされての一句でしたか!(◎_◎;)

萩の花屑とは、小さな、しかし、彩り豊かなアイテムですね!、こりゃまいった!m(__)m

ところで、一連の句の舞台でもある「種の浜」は「いろのはま」と読むそうで、色浜(いろがはま)とも呼ばれている、とのことです。( ^_^)/~~~

では、馬関より、返句献上申し上げます。

 「次の波神無月とは無体なり」 祖谷馬関

(注)旧暦10月は全国の八百万の神様が、一部の留守神様を残して出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられてきました。 その為、神様が出かけてしまう国では神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国(島根県)では神様がたくさんいらっしゃるので「神在月」というわけです。旧暦の10月をさす「神無月」は、現在の新暦にあてはめると、10月下旬から12月上旬となります。

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