「年暮 ぬ笠きて草鞋 はきながら」 芭蕉
旅寝の身である芭蕉にも年の暮れが訪れ、センチメンタルな気持ちになっておられるのでしょう。(^-^)
まさに我が身は菅笠に草鞋の質素極まりない姿、、、旅の中でも刻々と過ぎてゆく時刻の流れに対して、ある種の感慨を覚えておられるのかもしれません。(^_^)
さて、句意ですが、、、
(句意)
貞享1年12月の末、郷里の伊賀上野に帰郷して詠む。笠をかぶり草鞋をはいたままで、今年はとうとう暮れてしまった。
本句の前詞に「ここに草鞋をとき、かしこに杖を捨て、旅寝ながらに年の暮ければ」とある。「ここに草鞋を脱ぎ、あそこでは杖を置いて旅から旅の漂泊をしていたら、いつのまにか年が暮れてしまった」という意味。
にゃるへそ!🐈⬛
淡白に映る句ですが、その句意も、えらいアッサリしてますな!!(◎_◎;)
まぁ、ひとまず、旅も一休みということなんやろね!?
伊賀の実家で、正月の酒でも呑んで、ゆっくり休んでおくれやす。( ; _ ; )/~~~
くつろぎの芭蕉翁に失礼いたす返句。
「大晦日酒持て渡る去年今年(こぞことし)」 祖谷馬関