台風に寒蝉も鳴き止む

台風７号が大阪の空を過ぎってゆきました。(°▽°)

和歌山は潮岬に上陸し、大阪南部から大阪湾を西北へ向かい、兵庫の明石に再上陸、、、近畿一円、暴風雨となって大変な影響でした。m(__)m

馬関は、盆休みと重なり出勤の必要はありませんでしたが、仮に通常通りに出勤しようとしても、地下鉄や交通機関が全面運休だったので無理でした。( ; _ ; )/~~~

今回の台風の進路と大阪への影響を振り返ってみると、古くから言い伝えられて来た事柄が想起されます。(^｡^)

「大阪は和歌山と奈良の山地に守られている」

本当にその通りだと思えるほどに、大阪の雨風の状況は街路樹が折れたり看板が飛んだり停電が起きたりはしましたが、人命を脅かすような被害はありませんでした。(^-^)

奈良や和歌山の山地の西側を進んだ台風７号、、、反時計回りの雨雲は、大阪の周辺山系から向こう側に停滞するような格好で、大雨を降らせました。m(__)m

この影響で、奈良・和歌山県に止まらず、三重県や東海地方、京都府や兵庫県の日本海側まで、いわゆる線状降水帯が発生しました！(◎_◎;)

関西から遠く離れた静岡県でも、漏斗雲から竜巻が発生し、建物の屋根が吹き飛ばされていましたね。(°▽°)

☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

今回とは逆に、四国沖から北東方向に大阪湾を進入して来るコースは、大阪にとって「最悪の台風進路」と言え、過去の大きな被害が物語っています。( ; _ ; )/~~~

記憶に新しいところでは、2018年9月の台風21号ですが、徳島県南部に上陸後に大阪湾を北上し、神戸市あたりに再上陸しました。(^_^)

このとき、大阪湾の関西空港では最大風速47m/sを記録し、操縦不能となった外国籍タンカーが連絡橋に衝突した事故がありました！(◎_◎;)

大阪の都心でも、軽自動車が飛ばされたりトラックが横転するほどの暴風被害があり、大阪湾において高潮が発生したのもこの台風の影響でした。m(__)m

☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

それにしても、お盆休みを直撃するとは、何とも意地の悪い台風でした。(^｡^)

この時期の台風がまだ７号、七つ目であるという少なさも、逆に不気味ですね。(^-^)

どうか、この先、大きな自然災害が起こりませんように、、、祈るばかりです。( ^_^)/~~~

さて、明日から仕事、台風にめげず、新たな気持ちでがんばりましょう！(^_^)

「寒蝉もじっと鳴き止む野分かな」　祖谷馬関

（注）寒蝉は法師蝉で初秋の季語。確かにツクツクホーシツクツクホーシと聞こえてくる。うまい名をつけたものである。鳴き声を聞いていると一段と秋が深まり行くようである。蜩よりもこちらが長生き。寒蝉ともいう。