一昨年と昨年は、新型コロナの影響で火を焚く「火床」の数を減らし、規模を縮小して行われましたが、今年は、3年ぶりに通常の規模で実施されます。(^-^)
「五山の送り火」は、左京区如意ヶ嶽の「大文字送り火」がもっともよく知られ、ほかに左京区松ケ崎にある西山・東山の「松ケ崎妙法送り火」、北区西賀茂にある妙見山の「船形万燈籠送り火」、北区大北山にある大文字山の「左大文字送り火」、そして右京区嵯峨鳥居本にある仙翁寺山(万灯籠山・曼荼羅山)の「鳥居形松明送り火」があります。(^_^)
江戸時代には左京区市原野の「い」、右京区鳴滝の「一」、西京区西山の「竹の先に鈴(雀という説も)」、右京区北嵯峨の「蛇」、右京区観音寺の「長刀」などもあったといわれています。m(__)m
いずれにしても、このように、各地の伝統行事が完全な形で復活できるのは、誠に喜ばしいことですね。( ; _ ; )/~~~
さて、「笈の小文」より、今日の一句。
「酒飲みに語らんかゝる滝の花」 芭蕉
待望の酒飲み俳句、、、ここは馬関に任せてください!!(◎_◎;)
句意は、あの酒好きにこの見事な滝に咲く花の美しいことを話してやろう、くらいでしょうか。(^。^)
(句意)
酒飲みの友に聞かせたいものだ。こんな見事な滝のかかった上に咲き誇る、素晴らしい花の眺めを。
(解説)
「龍門の花や上戸の土産にせん」と同時同所の作で句意も同じであり、別案と思われる。「笈の小文」には二句並べて記している。「かかる」は「このような」の意だが、滝が「懸かる」の意をきかしている。
(解説)
「龍門の花や上戸の土産にせん」と同時同所の作で句意も同じであり、別案と思われる。「笈の小文」には二句並べて記している。「かかる」は「このような」の意だが、滝が「懸かる」の意をきかしている。
へぇー、同時同所の作ですか、、、いわば双子の句なんですね、、、納得=納豆食う?=夏遠く!!(◎_◎;)
では、酒飲み馬関より、ほろ酔い返句献上申し上げます。( ; _ ; )/~~~
「送り火を酒に浮かべて献杯す」 祖谷馬関