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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「父母のしきりに恋ひし雉の声」 芭蕉

昨日、Amazon primeで、邦画「とんび」を観ました。(^。^)

今春ロードショーされていた映画が、もはや無料で自宅のiPadで視聴できる、、、便利な時代です。(^-^)

お目当ては、女優の薬師丸ひろ子さん。
この映画では、主役の阿部寛さんの実姉で、商店街に立つ小料理屋「夕なぎ」を独りで切り盛りする、しっかり者のおばさん・たえ子役。(^_^)

映画のストーリーはさておき、驚いたのは、ロケ地の岡山県浅口市(金光町大谷地区)では、映画ロケ地巡りのキャンペーンを行われており、撮影セットをそのまま残して、観光資源化されている点でした。( ; _ ; )/~~~

小料理屋「夕なぎ」もそのまま残っていることに加えて、店主を募り営業しているとか、、、!(◎_◎;)

何かの間違いで、たえ子さん(薬師丸さん)が女将さんなら、新幹線代払ってでも、一杯飲みに行きたいですね。🍶

■岡山県浅口市ロケ地巡り

さて、「笈の小文」より、今日の一句。

「父母のしきりに恋ひし雉の声」 芭蕉

雉(キジ)の鳴き声が、父母を恋しがっているかのように聴こえるのでしょうか?、、、調べてみましょう。m(__)m

(解説)
「高野」との前詞があり、高野山にある真言宗の総本山、金剛峰寺で詠まれた。
行基菩薩の歌という「山鳥のほろほろと鳴く声聞けば父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ」(玉葉集)を心に置いた句である。

(句意)
諺に「焼野の雉子」というとおり、雉は子を思うことが切なる鳥といわれている。
霊場高野山でその声を聞くと、ひとしお深く、亡き父母が偲ばれる。

なかなか深いやんケンケン!🦤

キジは子供思いな鳥なんですね!、、、知らなんだ。( ; _ ; )/~~~

それでは、馬関より、返句献上申し上げます。

 「雉鳴けり流れ哀しき壇ノ浦」 祖谷馬関

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