期待してたが開始5分、沢田研二の演技で嫌な予感
建物や台所備品、食器など小道具が新しく、セット感丸出し。小物が歴史を語る声が見えてこない。
料理や背景など全体的に「見せよう」が強く出ていて、しらける。
劇中で食事の際、一口目で「おいしい!」と声をあげるがあの手の味は体に染みてくる美味しさなので、グルメ番組のようなリアクションは避けてほしかった
映画としては面白い物ではないが、自然や食材を見るカルチャー物、グルメ物としてなら
★2
沢田研二が主演を務め、作家・水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」を原案に描いた人間ドラマ。「ナビィの恋」の中江裕司が監督・脚本を手がけ、原作の豊かな世界観に着想を得てオリジナルの物語を紡ぎ出す。
長野の人里離れた山荘で1人で暮らす作家のツトム。山で採れた実やキノコ、畑で育てた野菜などを料理して、四季の移り変わりを実感しながら執筆する日々を過ごしている。そんな彼のもとには時折、担当編集者である歳の離れた恋人・真知子が東京から訪ねてくる。2人にとって、旬の食材を料理して一緒に食べるのは格別な時間だ。悠々自適な暮らしを送るツトムだったが、13年前に他界した妻の遺骨を墓に納めることができずにいた。
ツトムの恋人・真知子役に松たか子。料理研究家の土井善晴が、劇中に登場する料理の数々を手がけた。
2022年製作/111分/G/日本
配給:日活
劇場公開日:2022年11月11日