敗戦後、日本国憲法を定めるにあたり日米間のやりとりを題材とした話。
史実を元にした話でドラマチックな演出家などはないが日本の法律の根幹となる日本国憲法がどのように作られたが分かる
★3.5
社会派の名匠・伊藤俊也監督、浅野忠信主演による重厚な人間ドラマ。第2次世界大戦終戦直後、GHQ占領下の日本。吉田茂と白洲次郎の絆を軸に、終戦から憲法制定、独立に至る歴史の裏側のドラマを、日本とアメリカの両方の視点からスリリングに描く。
第2次世界大戦直後のGHQ占領下の日本を舞台に、一刻も早い日本の独立を求めて尽力した吉田茂と白洲次郎を描いた人間ドラマ。親子ほども年の離れた2人の絆を軸に、終戦から憲法制定、独立までの歴史の舞台裏を、日米両国の視点からスリリングに描く。終戦直後に外務大臣に就任した吉田茂は、日本の再出発のため、旧知の仲である白洲次郎を呼び寄せる。抜群の英語力を備える白洲は、開戦前から既に日本の敗戦を予測し、実業の第一線を退いて郊外で農業に専念していた。吉田はそんな白洲に、GHQとの交渉役となる終戦連絡事務局の仕事を託す。こうして白洲は交渉の最前線に身を置くが、GHQは米国主導の憲法改正を強引に推し進めようとする。白洲次郎を浅野忠信、妻・正子を宮沢りえ、吉田茂を小林薫が演じる。監督は「プライド 運命の瞬間」「ロストクライム 閃光」の伊藤俊也。
2020年製作/127分/G/日本
配給:シネメディア
劇場公開日:2020年12月18日
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