今日は曇り時々晴れ。今朝は上空にちぎった綿雲をちりばめたような雲の多い空模様となったが、雲の合間から薄明るくなってきた空が垣間見えていた。今朝の気温は7℃で湿度が低く、弱い北よりの風が吹いている。外に出ると空気がヒンヤリとしていて、風が冷たく感じられるものの、頭の中の眠気が覚めるように思われた。上空を鳥が飛び交い、あちらこちらで巣作りが始まっているようである。鳥のさえずりが賑やかに聞こえていた。
まだ、朝の気温は低いものの、電車の中の通勤客を眺めると、コートを着ている人もおらず、自分も今日からコートを脱いで出勤することにした。電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて職場に向かう。職場に着くと、窓から外を見渡した。東京の上空には綿を敷き詰めたような雲が広がっているものの、雲の切れ間から朝日が射しこんでいる。西の空の雲の下には山々の稜線がうっすらと霞んで見えた。
日中は曇りで、上空には雲が広がっているものの、雲の合間から時折、日が射している。昼間の最高気温は21℃で湿度が低く、午後から南よりの風が吹いてきた。乾いた風が涼しく感じられるものの、日射しの温もりが感じられて、心地よい陽気である。午後になって、次第に雲の厚みが増してくると、湿度が少しずつ高くなり、空が薄暗くなってきた。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は仕事の帰りにヨドバシカメラ新宿西口店に寄って、ポメラ「DM100」を修理に出してきた。ポメラ本体と保証書、10年前に買ったときのレシート等を一式持って、修理・フィルム館の2階にある修理コーナーに行き、必要な手続きを行う。修理の見積を提示されてから実際に修理に着手するとのことで、見積の連絡が来るのはGW以降になりそうだ。それまでは先日購入したポメラ「DM250」を使うことになる。
手続きを終えると、新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。電車は空いていたが、電車が国分寺駅に着くまで、座ることができなかった。電車が通勤快速電車を待つためにしばらく停車するとの車内アナウンスに思わず電車を降りて、国分寺駅の改札を出た。
今日は精神的に疲れた上に、足も疲れたことがあって、帰宅する前に少しお休みをしていきたい気分である。そこで、駅南口にあるセレオ国分寺2階に昇るエスカレーターに乗ると、カフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入る。
カウンター席の1つを確保すると、レジに向かった。注文したのは「モンブラン」と「エスプレッソシェイク」のトールサイズである。「エスプレッソシェイク」には「ホイップクリーム追加」「エスプレッソショット追加」のカスタマイズをすることにした。
スマホでタリーズコーヒーアプリを起動させると、貯まったタリーズポイントを使用して、ドリンクが半額になるデジタルインビテーションチケットと交換する。このチケットを利用して「エスプレッソシェイク」のトールサイズを注文する。ちなみにデジタルインビテーションチケットの適用範囲はカスタマイズするベースとなるドリンクに適用され、カスタマイズも含めたドリンク全体には適用されない。
代金はタリーズカードで支払うと、店の奥のカウンターで「モンブラン」と「エスプレッソシェイク」の載ったトレーを受け取った。更に冷水を注いだ紙コップをもらい、カトラリー等が置かれているコーナーでスプーンとストローをトレーの上に載せ、確保したカウンター席に戻る。
さっそく紙おしぼりで手を拭くと、「エスプレッソシェイク」にストローを挿して飲むことにした。
「エスプレッソシェイク」には、追加でトッピングしたホイップクリームが浮かべられている。
「エスプレッソショット」を追加した「エスプレッソシェイク」は苦いエスプレッソの氷の粒にホイップクリームのミルキーな甘さが加わって、大人の味わいといった感じのフローズンドリンクで美味しい。疲れた体に冷たいフローズンドリンクが染み渡るように感じられた。
ストローから口を離すと、スプーンでホイップクリームを「エスプレッソシェイク」の表面の氷と一緒に掬って口に運ぶ。ホイップクリームを載せた「エスプレッソシェイク」はまるでアイスのウインナーコーヒーを固めて食べているような味わいである。苦みのある氷の粒にホイップクリームのミルキーな甘さが、氷の苦みを包み込むようにして喉の奥に消えていく。エスプレッソそのものの美味しさにホイップクリームのミルキーな甘さの組み合わせが美味しい。
少しスワークルを楽しんだところで、ケーキを食べることにした。
「モンブラン」はコーヒーの風味をつけスポンジ生地の上にホイップクリームを盛って、モンブランクリームをたっぷりとかけ、パウダーシュガーを振りかけて、栗のかけらをトッピングしたケーキである。
「モンブラン」を半分に割ってみると、たっぷりのホイップクリームがスポンジの上に載せられているのが分かる。
最初にトッピングされた栗片を口に運んだ。栗片は舌触りなめらかな歯触りで、舌の上で崩れていくような舌触りがおいしい。
続いて、ケーキを口に入れる。洋栗の甘みと香りとクリーミーで滑らかな舌触りが楽しめるケーキは、更に香りの良い洋酒をまとっている。ほんのり苦みの感じられるコーヒー味のスポンジ生地と洋栗の強い甘みのモンブランクリームの組み合わせが美味しい。ホイップクリームがスポンジ生地とモンブランクリームをうまくまとめ上げていて、洋酒の香りがアクセントになっている。
エスプレッソを濃くしたような「エスプレッソシェイク」との組み合わせにまったりとした大人のスイーツといった感じで、満足度が高かった。ケーキを食べてしまうと、再び「エスプレッソシェイク」を飲む。ようやく落ち着いたところで、ビジネスリュックサックの中から文庫本を取り出した。「エスプレッソシェイク」を楽しみながらしばらく本を読んでいると、グラスの中の「エスプレッソシェイク」が空になった。
紙コップに入った冷水をグラスに注ぎ、グラスの中を綺麗に冷水で溶かしながら、少しずつ冷水を飲んで本を読む。小説の一編を読み終わったところで、グラスの中の水も無くなった。帰り支度をして席を立つと、食器を返却して店を出る。
国分寺駅の改札に入り、中央線下りホームに降りる。ホームに滑り込んできた電車に乗り込むと、席に座って、目を瞑った。ぼんやりと考え事をしていると、電車が日野駅に到着した。電車を降りて改札を抜けると、駅の外に出て空を見上げる。
上空の暗い空に大きな雲がたゆたっているのが見えた。雲の合間には星が瞬いているのが見える。北よりの風が吹いていて、夜風が冷たく感じられた。