JP3YIB(阪南430)運用状況

JP3YIB(阪南430)の運用状況、利用者の交流の場として活用

真空管電圧計(VTVM)の修理

2018-07-18 15:50:21 | 日記

7月14日(土)の関ハムで購入した真空管電圧計を もちろんジャンク扱いで、500円で購入 本体は KIKUSUI MODEL 107A プローブ2個(30Hz~2MHz、50k~200Mhz)つきで、プローブが欲しい事もあって、外見は汚れあり プローブの線に関しては粘々でした。

先ず清掃家庭用洗剤で、本体の清掃 線の粘々は100円ショップで買ったメラミンスポンジに水を付けて、粘々を落としました。次は中身の確認 抵抗値の測定用の単1電池は液漏れはなかったのですが、錆びていましたさすがメーカ電池は液漏れ対策としてビニールの袋に入っていました。

電池は端子に直接半田付けされているのを、電池BOXを付けました。他に不良箇所が無いか見ましたが、コンデンサーの液漏れ、抵抗の焼損はありませんでした。真空管は2本(12AU7,6AL5)恐る恐る電源を入れると動作するようですが、誤差があり先ず取説、回路図をインターンネットで調査、交流電圧を家庭用のAC100Vで校正しましたが98Vに対して90Vまでしか、後部のVRを回しても上昇しませんでした。後に交流電圧関係の6AL5及び直列のコンデンサーを取替ましたが、少し良くなりましたが大きく変化はなく次は直列の抵抗の取替をするつもりです。直流電圧は安定化電源で10Vを出し、写真の様に標準の電圧計を並列に接続校正できました。

  以上 測定器のマニア JA3TMJ(前田)でした。(このまま押し入れの隅に入るのかな!!)