FT-736MXを友人からQSYしてもらい、清掃及び状態確認しました。
先ず誰でもできる清掃から、かなりタバコのヤニが付着しており洗剤での清掃から始まります。
写真は清掃後ですが、ウエスが茶色に変色するような状態です。
次に無線機の状態確認です。
受信状態は別の無線機のFM電波を受信、50,144,1200MhZはOKでしたが。430MhZはノイズ
交じりの状態です。
送信の電力測定結果、1.2G⇒9W 430M⇒6W 144M⇒40W 50M⇒15W 1.2G、50Mは 10W
仕様なのでこれで良いと思われますが、430MhZは 25W仕様なので少ないです。
次は交信できるか確認です、幸いにも1.2Gのレピーターがあるのでアクセスできるか確認したら
出来ません、マイナスシフト、及び88.5Hzのトーンは取説を何度みても設定完了しています。
周波数計があるので、送信周波数を確認します。
1295.00M⇒2590.959Mhz 433.00M⇒432.95Mhz 145.00M⇒144.97Mhz 50.50M⇒50.475Mhzと
受信周波数と送信周波数が違っていました、これではレピーターはアクセスできません。!!
(1.2Gの送信周波数が2.5G表示は高調波を測定しているか不明)
YAESUでは、クラリファイヤーの回路を調べるべく、回路図で調べますがCLARのボタンを押して、
メインダイヤルで調整する方法ですので、簡単に分かりません。クラリファイヤーでは±10kHzですので
これ以上の周波数のずれがあります。
ここでインターネットの活用です、FT-736の送信周波数が安定しないの記事で送信部のPLLの再調整
で直ったとの記事がありその通りで、恐る恐るPLL内のコアを回したところ直りました。
同じく430MhZの受信ノイズの件も、430MhZのユニットのPLLを清掃したら直ったとの記事があったので
テッシュに556を染み込ませ清掃すると直りました。
左が2枚がTXユニット、右2枚が430Mユニットです。(清掃後)
調整前では、FMのテストでは変調OKでしたが、SSBでは出力は出なかた事象も直りました。
430Mhzの電力不足については、調査はおそくなりそうです。
By JA3TMJ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます