春が来ると四国では「歩き遍路」さんの姿が各地で多く見られるようになります。
四国一周を約40日前後をかけて旅するわけですが、これは誰もが簡単に出来ることではないと思います。
それを
成し遂げるには強い身体と精神力、そして、優しい四国の人々の「接待」なくして遍路の旅はなしえないと
思ったりします。
画像は、普段、私がお世話になっている「病院」です。お世話になって20年が経過します。
当時、お世話になった「先生」も「婦長」さんも今はいませんが、今後も私の命が続くが限り、お世話になる
病院ですね。思ったより早く診察が終わったので「総本山善通寺」へ久ぶりにお参りして来ました。
善通寺は「弘法大師」の誕生の地ですね。
ここ善通寺市は「四国八十八ケ寺」の総本山がある町です。
四国遍路の旅は、「弘法大師と二人」で共に四国一周を歩いて旅するのです。
実は私も、今から20年前に定年を待たず早期退職をして四国一周を歩いて遍路の旅に出ました。
1.400キロに及ぶ長い旅の途中、足が痛くなり歩けなくなったり、一日中雨に濡れて高熱に苦しむことも。
「食べ物はいただく」「寝る場所もいただく」 いただけるモノは断らず何でも遠慮なくいただく。
親切に、「車に乗りませんかー?」と声をかけてくれることも度々あります。
車に乗せてもらうことだけは、丁重にお断りしますが、四国の多くの人々の優しい「接待」を受けながら旅を
終えることができたと思っています
弘法大師が子供の頃にはすでにあった大きなクスの巨木です。2本あります。
樹齢、1250年以上のクスの巨木で、今も生き続けています。
総本山善通寺をお参りしてから次に橋を向こうに見える香色山の麓にある
ミニ「四国八十八寺」遍路道を歩いて来ました。
四国一周 約1400キロを歩いて旅が出来ない人たちのために作られた「ミニ四国遍路」が四国の各地に
作られています。今回は、香色山を一周する「ミニ遍路」道を歩きました。
この日も香色山の麓を一周する「ミニ遍路」を歩いて、お参りする数人とすれ違いました。
約、30分~1時間もあれば「四国八十八寺」をお参りすることが出来ます。
「春夏秋冬」、いつ歩いても とても歩きやすい遍路道です。散歩がてら歩くには最適かと思います。